てぃ先生・奥津エミさんと考える、キッズスマホっていつから?【イベントレポート】
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2022年2月18日、HameeとKIDSNAはYouTubeライブ「キッズスマホっていつからいる?」を配信しました。てぃ先生とYouTubeチャンネル「okutsu family」の奥津エミさん、Hameeの河合さんと一緒に子どものスマホについてのトークをした模様をお届けします。
登壇者紹介
実感としてはもっと小さいうちからスマホを見せているのではないでしょうか。
ありますよね。
そこで気になるのが、子どもにいつから自分専用のスマートフォンを持たせるかですよね。スマートフォンが生活必需品になった時代に、いつまでも持たせない訳にはいきません。
子ども(小学生)にスマホっている?
子どもが小学生になったらスマホを持たせた方がいいと思いますか?〇か✕でお答えください。
「小学生だから必要」ではなく、必要な子には必要だと思います。
スマホは身近なものなので、持たせた方がいいのか?と感じます。
下の子は年長からHamic POKCETを使っています。てぃ先生のお話に近いけど、タイミングは年齢だけではないのかもしれません。
周りが持っているからという理由ではなく、本人が本当に欲しがっているのか、家庭で本当に必要なのかをちゃんと考えるべきですね。
必要な理由は、ご家庭によってもさまざま。まずは、家族で一緒に考えてみることが重要そうです。
また、購入を検討するにあたり、不安なことがスマートフォンの使い方です。
子どもはスマホに依存する?しない?
親としては子どもがネットに依存しないか、家族間のコミュニケーションが減ってしまわないか心配です。
そうですよね。でも、子どもの年齢が上がると交友関係や行動範囲も広がるので、早めに慣れさせておきたいという意見もあるようです。
連絡手段や防犯などその子にとって必要な機能があるなら、スマホを持つこともメリットになりますよね。それに、学校でタブレットによる学習も進んでいるので、「導入」にはいいと思います。
河合さんは、実際にお子さんにHamic POCKETを持たせていてどうですか?
依存するのではないかと心配で見守ることがコミュニケーションにつながっています。親が「依存させないように」と一生懸命考えること、話し合う時間はすごく大事だと感じます。
そして、うちの娘もそうですが、子どもはずっと家で引きこもるということはなくて、やっぱり公園に行きますね。全部の興味がネットの世界やスマートフォンに移行してしまうことはないように思います。
「見守り」って子どもは嫌がらない?
Hamic POCKETは子どものチャットのやりとりを親が見守れるそうですが、子どもはやりとりを見られることをどう感じているのでしょうか?
Hamic POCKETのサービスの設計を考えているときもいろいろな議論がありました。うちの娘はチャットを見られていることを前提に会話をしてきます。「ママとチャットでこういう話したから今日はハンバーグ作ってよね」みたいな。
会話のネタになるということですね!
「見た」という前提で話が進むので、逆にチャットを見ていないとあとで必死に見返したり(笑)見られているというネガティブさはまだこの年齢だと感じていないですね。
子どもがある程度大きくなってからだと難しそうですが、年齢が低いうちなら抵抗ないかもしれません。
どのタイミングで子どもが「親がチャットを見るのをもうやめて」ってなるかですよね。奥津さんはもし子どもがスマホを持ったら子どものチャットの内容を見ますか?
見てもいい?って聞いてから見るかもしれません。うーん、でもどうだろう.…。
自分が知らない子どもの一面を見られるのはちょっとうれしいですね。
我々は「スマホにも補助輪を」というコンセプトで、デジタルの世界も親が支えてあげるという仕組みを作っています。
適切な見守りができるのは嬉しいポイントですよね。
次は、スマートフォンがあるからこそ、できることについてディスカッションしましょう。
スマホを使って親子でできること
奥津さん、スマホを使って親子でどんなことがしたいですか?
写真や映像の仕事をしているので、子どもとも写真や動画のやりとりがしたいです!
Hamic POCKETは声や音を送ることができるので、文字を打つのが苦手な小さい子とのコミュニケーションもできます。
6歳の娘は、私のスマホで写真を撮ったり、Tik Tokみたいな動画を作ろうとしたりしています。
奥津さんご夫妻のDNAですね。今のうちにサインをもらっておこう(笑)
子どものうちから写真を送ったりしていると、デジタルリテラシーも身に付きますし、データ容量の概念などが自然と身につくのかなと思いました。
それこそ補助輪みたいな感じで、リテラシーを学べますよね。
河合さんのお子さんは実際にHamic POCKETをどういう風に使っていますか?
山や公園で生き物や植物の名前がわかるアプリを楽しんでいますよ。写真を撮ったらAIが生き物や植物の名前を教えてくれるんです。いつも走り回りながらそれをやってます。
いい使い方ですね!
「これ、役に立ちます」「学べます」と渡しても子どもはほぼやらないですよね。自然と楽しく遊べて、その結果学びにつながるのがいいですね。
また、親として気になるのが防犯機能ですよね。Hamic POCKETでは、どのようなことが可能なのでしょうか。
防犯ブザーと位置情報で、親も子どもも安心
Hamic POCKETを見守りや防犯の意味で持たせる方は多いですか?
子どもの小学校入学のタイミングでスマホを持たせる理由としては、やっぱり防犯、見守りが一番多いと思います。子どもの居場所や位置は知っておきたいですし、何かあったときに連絡を取れるようにしておきたいですよね。
小学生になると親子の別行動が多くなるので、すごく心配です。
Hamic POCKETではどんなことができるんですか?
こんな風に今どこにいるかをGoogleマップで見ることができます。
住所まで出るんですね!リアルタイムで見られるのは安心です。
以前、娘が暗い時間にひとりで帰ってくるのが最初すごく心配で、位置情報で確認していました。
これ以外にもHamic POCKETには安心の機能があるということですが、てぃ先生ブザーを引っ張ってみてください。
これですね。ひっぱると「送信完了」という文字が画面に出ています。
Hamicアプリでは、チャットのやりとりができる以外に、防犯ブザーを鳴らすと親のスマホにメッセージが届く機能がついています。
いざという時にやるべきこと(位置情報を確認する)が表示されるのもいいですね。テンパっちゃいますよね。
親としてすごく安心できますね。
右上に通話ボタンが出ているので、そこから「どうしたの?」と電話することもできます。
位置情報があるからそこに行くことができますし、子どもも安心してくれそうです。
パパママが寄り添ってくれていると子どもが感じられそうですね。
コミュニケーションやコンテンツを上手に見守る
あとはやっぱり、インターネットの情報被害や使いすぎは心配です。
Hamic POCKETではこんな風に「コミュニケーションの見守り」ができます。これは子どもとおばあちゃんとのやりとりです。
これはおばあちゃんうれしいですよね。パパママには言いづらいことでも、第三者には言いやすいとか、いろいろな使い方ができそうです。
見守りという意味では、Hamic POCKET はチャットだけでなく子どものスマホの使い方も見られるんですよね。
「利用コンテンツの見守り」では、Googleファミリーリンクで子どもがアプリをどういう風にどれくらい使っているのかを確認することができます。
YouTube○分、カメラ○分とそれぞれの使用時間が見られ、その使用時間に制限もかけられます。
使用時間も親が勝手に設定するのではなく、子どもと一緒に考えて子どもに設定するといいかもしれません。
そうやってなんでも話し合って決めていけたら、子どもがルールを守りやすくなるし、ルールを作るという学びにもつながりますよね。
子どもはいつも「ルールを守る側」になりがちですが、「ルールを作る側」になることでより主体的にルールを守るようになるのではないでしょうか。
監視ではなく子どもを「見守る」プレスマホ
子どもの成長とともに、そのうち自発的に友達とアプリでコミュニケーションをとりたい、SNSで発信したいという気持ちが出てくると思いますが、それまでにこのプレスマホでスマホの正しい使い方や付き合い方を学んでほしいと思います。
すごく参考になりました。子どももいずれはスマホを持つので、うちでもHamic POCKETを検討したいです。
スマホケースの「iFace」を販売しているHameeの製品だから、頑丈だし、親子おそろいで持てるのがいいですね。
キッズスマホってわりと子どもっぽい見た目が多いけど、Hamic POCKETは大人が使っているスマホと似ているので、子どもはきっとうれしいですよね。
スマホも自転車と一緒で練習が必要。その補助輪になってくれるHamic POCKETは、もし自分に子どもができたら持たせたいなと思いました。
監視ではなく見守るって子育てでは大きなテーマなので、ママ・パパにとってもいい影響がありそうです。
子どもの好奇心やコミュニケーションもどんどん広がりそうですね。
ネットの正しい使い方を知るためにも、Hamic POCKETはいいきっかけになるのではないでしょうか。
まずはこちらのデータを見ていただきます。小学生1,100人への調査から小学生の90.5%がインターネットを利用しているという結果が出たそうです。