3歳の子どもがトイレトレーニング中に便座に座るのを嫌がるときの工夫

3歳の子どもがトイレトレーニング中に便座に座るのを嫌がるときの工夫

ママたちが使ったアイテムや意識したこと

2019.10.21

3歳の子どもがトイレトレーニング中に便座に座るのを嫌がるとき、なぜ座らないのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、トイレに踏み台を用意したり冷たい補助便座に便座カバーをつけたりするなど、ママたちが行ったトイレトレーニングの工夫について、失敗談や成功談も交えてご紹介します。

3歳の子どもがトイレトレーニング中に便座に座るのを嫌がるとき

トイレトレーニングをしていると、子どもが自分からトイレに行きたがらない、便座に座らないなど、うまくいかないこともあるのではないでしょうか。ママたちは子どもが3歳の頃のトイレトレーニングについて、どのような悩みをもっているのか、聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

うちの子どもはトイレの練習中ですが、便座に座るのを嫌がることがあります。トイレまで行っても座らないでトイレットペーパーで遊んでいることが多いので、どのようにしたら座ってくれるのか悩んでいます。

20代ママ
20代ママ

トレーニングパンツをはかせていますが、自分からは行きたがらないのでトイレに行こうよと誘っています。でも、トイレの中に入ると便座に座りたがらないことがあります。便座に座らないのがなぜなのかわからず困っています。

トイレトレーニング中に便座に座るのを嫌がることがあるようです。トイレを好きなキャラクターで飾っても、トイレに入りたがらないというママの声もありました。

便座に座るのを嫌がる理由がわかれば、対処することができるかもしれませんね。


ママたちが考える3歳の子どもが便座に座らない理由

トイレトレーニング中の子どもが便座に座らない理由を知り、対処したいと考えるママもいるのではないでしょうか。子どもが便座に座るのを嫌がる、ママたちが考えた理由について聞いてみました。

便座が高くて怖い

便座が高い
Africa Studio/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

トイレトレーニングは普通の便座に補助便座をつけて行っています。便座に座ると怖いというので、高さがあっておしりがズレ落ちてしまいそうなのが怖いと感じているのかもしれないと思います。

子どもはトイレトレーニング中、便座が高くて怖いと感じていると考えたママがいました。大人サイズにできているトイレは、小さな子どもにとっては大きかったり高かったりして怖いと感じてしまうかもしれないですね。

足に力が入りにくい

30代ママ
30代ママ

オムツのときには足に力をいれた状態でうんちしていました。トイレでは足が浮いてしまって落ち着かないので、便座に座るのを嫌がるのかもしれないと感じました。

普通のトイレに補助便座を置いてトイレトレーニングをすると、子どもの足が浮いてしまい安定しないため、便座に座るのを嫌がることもあるかもしれないですね。足が浮かないようにすると子どもも安心してトイレトレーニングできる可能性がありますね。

便座が冷たい

20代ママ
20代ママ

トイレトレーニングの最初から補助便座を使っているのですが、寒くなってきたせいか、おしりが冷たいと言って便座に座るのを嫌がるようになりました。

便座が冷たいので座らないと考えたママもいるようです。便座が冷たいことも、トイレトレーニングで座らない要因の一つかもしれないですね。

子どもがトイレトレーニングで便座に座るのを嫌がるときは、子どもの様子をよく見たり子どもに聞くなどして、座らない原因を考えることも大切なようです。



便座に座らない3歳の子どもに対して工夫したこと

トイレトレーニングで便座に座らない子どもへの対応として、ママたちがしたことを聞いてみました。


おまるにしてみる

おまる
iStock.com/tatyana_tomsickova
30代ママ
30代ママ

便座が高くて怖いようだったので、補助便座をやめておまるにしてみました。コンパクトなおまるにしてトイレの中で座れるようにしたら、少しずつですが座ってくれるようになりました

トイレの高さが怖いと感じる子どもに対して、おまるに変えたというママがいました。おまるのなかには、便座とトレーが分けられ、補助便座のみで使うことができるタイプもあるようです。状況にあわせて使い分けて練習できるとよいかもしれません。

踏み台を置く

30代ママ
30代ママ

子どもが自分でトイレに座るときのために踏み台を用意しました。2段式の踏み台にしたら、登るときも安定するのか、あまり怖がらなくなりました。

30代ママ
30代ママ

便座に座ったときに足を乗せておくことができる踏み台を置きました。座ったときに足が踏み台につくのが安心するのか、嫌がらずに座ってくれるようになりました。

トイレトレーニング中に、便座が高い位置にあることや便座に座ったときに足が安定しないことを解消するために踏み台を用意したママがいました。狭い個室内で邪魔にならないように折りたたみ式の踏み台を用意したというママの声もありました。

座り心地を考える

30代ママ
30代ママ

トイレトレーニングのときに便座が冷たくておしりをつけるのがイヤだというので、補助便座に取りつけられる便座カバーを用意しました。子どもの好きなキャラクターの便座カバーにするとうれしそうに自分から便座に座ってくれるようになりました。

補助便座の座り心地を考えて、便座カバーを用意したママもいるようです。冬などの寒い時期には個室内が寒くなる場合もあるので、子どもがゆっくりとトイレの練習ができるような環境を用意することも大切かもしれないですね。

3歳の子どものトイレトレーニングの失敗談

3歳の子どもがトイレトレーニングをしているときに、どのようなことでうまくいかなかったのか、先輩ママの失敗談を教えてもらいました。


30代ママ
30代ママ

3歳になっても全然オムツがはずれる気配がなく、ママ友はみんな「自然にできるようになった」と言っていたので、トイレトレーニングを焦る気持ちが出てきてしまいました。うちの子は華奢だったので、補助便座からおしりがズレ落ちそうになってしまい、それがトラウマとなって余計に練習が進みませんでした。

30代ママ
30代ママ

おしっこは自分でトイレでできるようになっても、ウンチはオムツじゃないとできなくて、3歳を過ぎてもしばらくはオムツを買い続けていました。早くトイレでしてほしいと思って、子どもに対して強めの言い方をしてしまうこともあり、今思うともっと優しくしてあげたらよかったと思っています

20代ママ
20代ママ

トイレトレーニングを早く進めたくて、2歳のうちからトレーニングパンツを履かせていました。でも、思うように進まずに洗濯が大変になるだけでした……。ママ友などからトイレトレーニングがうまくいっている話を聞くと焦る気持ちが強くなるので、他の人の声には左右されないようにしたほうがいいと思います

トイレトレーニングの失敗談として、練習してもできるようにならないために焦る気持ちが強く、子どもにきつく言ってしまった、というママの声がありました。いつかはできるようになると大きな心で待つとよいかもしれないですね。


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20代ママ
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30代ママ
30代ママ

子どもが3歳になる少し前に、幼稚園入園が迫っていたので、「なんでまだトイレでしないの?」と少し責めるような言い方をしてしまいました。娘が悲しそうにしていたので、言ってしまったことを後悔しました

3歳の子どもがトイレに座りたがらないからといって、そのことを責めるような言葉は言わなければよかったと反省するママもいました。


3歳でトイレトレーニングをするときに意識したこと

トイレトレーニングをしているとき、上手にできることもあれば、なかなか練習が進まないと感じることもあるのではないでしょうか。トイレトレーニングをするときにママたちが意識したことについて聞いてみました。

子どものペースにあわせる

30代ママ
30代ママ

日によって、自分から便座に座ってくれたりとトイレトレーニングがうまくいく日もあれば、オムツでしたがったりとうまくいかない日があるので、焦らずにやっていこうと思っています。子どもの様子を見ながら優しく声がけするようにしています。

子どものペースにあわせたトイレトレーニングをしているママがいました。トイレトレーニングの進み方は同じ3歳でも子どもによってさまざまなようなので、子どもの様子や体調にあわせて進めていけるとよいですね。


楽しそうに誘う

30代ママ
30代ママ

トイレに行くことを嫌いになってほしくないので、楽しそうにして誘うよう心がけています。私がトイレに行きたいときなどにも、ついてきてとお願いすると来てくれるようになりました。

トイレトレーニング中にトイレを嫌いにならないよう、楽しい雰囲気をつくって誘っているママもいるようです。また、トイレットペーパーに色や香りがついているものや、イラストがついているものを選び、少しでも子どものテンションを上げて練習してもらえるようにしたというママもいました。

トイレが楽しいところ、気持ちのよいところだと思ってもらえたら、子どもも気分よくトイレトレーニングできるかもしれませんね。


3歳の子どもにあわせたトイレトレーニングをしよう

トイレトレーニングをしている女の子
© shirohige - Fotolia

3歳の子どもがトイレトレーニングで便座に座るのを嫌がるときは、便座が高いことが怖い場合や冷たいから座らない場合など、さまざまな理由があるとママたちは考えているようです。

踏み台や補助便座用の便座カバーなどを利用して、子どもが気持ちよくトイレに行けるよう工夫しているママたちがいました。

トイレトレーニング中の子どもの様子を見ながら、子どものペースにあわせてトイレトレーニングを進めていけるとよいですね。


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