のびのびした子育てをするには、子どもの興味や関心を知ることが大切

のびのびした子育てをするには、子どもの興味や関心を知ることが大切

2017.05.24

子どもにのびのび育ってほしいと願うママは多くいるのではないでしょうか?その中で、子どもの可能性を広げたい、自立心のある子に育ってほしい…などさまざまな願いがあると思います。今回は子どもをのびのび育てるため、親が意識しておくべきことを考えてみました。

「のびのび育つ」とは?

筆者は、以前に幼稚園で働いていました。そこでお母さんたちから「のびのび育てたい」という声をよく聞きました。


筆者自身、男の子のやんちゃさや考えていることが理解出来ずに「なんでそんなことするの?」と声を荒げてしまった経験も実は何度かあります。

しかし、子どもの気持ちをじっくり聞くことで子どもなりに考えていることがあると分かり、それをその子の個性として尊重し、


その子らしさを伸ばすことを大切にすることが出来ました。


「のびのび育てる」とは、実際にはどのようなことに気を付けたら良いのでしょうか?筆者の実体験も踏まえて考えたいと思います。

子どもの興味や関心を知る

「のびのび」というと、子どもの思いになるべく応えていかなくてはならなく、わがまま好き放題になってしまうのでは…?と心配する声もよく聞きます。

しかし、子どもの言うことをすべて受け入れて「好き勝手やっていいよ」というのではなく、子どものやってみたいという興味、関心を大切にしていくことだと思います。

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のびのび育つために大切なこと

では実際、そのために何が大切なのかを考えていきましょう。


その時の言葉を受け止める

子どもの「こうしたい!」と思う気持ちや自分で考えたことは、まず受け止めることを大切にしましょう。

子どもの考えたことに年齢や能力、内容的に難しいと思い、それは出来ないだろうな…と感じたことや時間が取れないから「あとでね!」と返事をしたことはありませんか?

しかし、子どもにとってその時がとても大切なのです。


子どもの「~したい」思いを受け止めてまずやらせてあげてはどうでしょうか。


その「受け止めてもらえた」「認めてもらえた」という経験は、


子どもの大きな自信に繋がります。


その経験をより多く積み上げることで、子どもは自ら考え、挑戦することを楽しんでいきます。


ルールを伝える

「のびのび」というのは、何でも子どもの自由にさせるということではありません。

子どもの好奇心は大切にしながら、ルールのもと危険が伴わない範囲内でやってみたいことを自由にできる環境を作っていくことだと思います。


しかし、何でもやって良いのではなく危険が伴うことや人に迷惑をかけることは、どうしていけないか理由を添えて説明してあげることが必要です。


大人都合ではなく明確な理由があることが、ここではとても重要です。


ただ「ダメ」と言われても子どもは納得できません。理由を添えることで子どもも納得して行動が出来るのです。


トラブルは最大のチャンス

子どもは、遊びの中で育っていきます。子どもが育っていくにはのびのび遊ぶこともとても大事です。

筆者が幼稚園で働いていた時、友達とのトラブルで相手にケガをさせてしまうことを心配する親御さんも多くいました。

「お友達とケンカしないで仲良く遊んでね!」と声をかけている親の姿もよく見ました。

しかし、トラブルは学びの最大のチャンスではないでしょうか。


遊んでいるとトラブルも起こります。トラブルが起こった時にこのことが嫌だったや悲しかった、悔しかったなど様々な感情を経験します。そして、


相手との気持ちの違いに気づくきっかけにもなります。


また、相手の気持ちも考えつつ自分の気持ちを言葉にして伝えられたり、お友達との関わり方を学んだりすることが出来るかもしれません。トラブルはマイナスなことと考えがちですが、


子どもの学びに繋がる大きなチャンスだと思います。


「ケンカはしないでね。ダメだよ」と初めから制限してしまうのではなく、大いに遊ばせましょう。遊びから子どもが学ぶことはたくさんあるのです。

子どもの気持ちに寄り添ってみる

子どものやっていることで「どうしてこんなことをするの?」と困ったことはありませんか?

筆者が幼稚園で働いていた時にティッシュを箱から全部出す、水たまりにわざと入っていくなどの子どもの姿に困ったことがありました。

しかし、同じことをしてみたらおもしろいと思ったことがありました。すぐに「ダメ!」と言うのではなく、


同じことを一緒にやってみると意外と大人でも楽しく感じたりします。


あ~おもしろいよね。これはやりたくなるね、と子どもの気持ちに寄り添えるきっかけにもなるかもしれませんよ。

子どもを理解し自立心を育むことが大事

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「自分で考えて行動できるように育ってほしい」「1人ひとりの個性を認めて可能性を広げたい」などの一言で


「のびのび育てたい」と言ってもそこにはそれぞれの親の想いがあると思います。


子どもの気持ちに寄り添い、自立心も育んでいくことが子どもが気持ちよくのびのびと成長していくことに繋がっていくのではないでしょうか。

2017.05.24

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