洗濯ネットの使い方。意味や入れ方、種類など

ママたちにきく、ネットを使う理由

洗濯ネットの使い方。意味や入れ方、種類など

家族の服を洗うとき、洗濯ネットはどのような使い方をしていますか?小さな子どもがいるご家庭では子ども服を全部入れたり、汚れ具合によって使い分けている場合もあるかもしれません。 洗濯ネットを使う理由がわかればより快適に洗濯ができそうですよね。今回は子育て中のママだから知りたい、洗濯ネットの意味についてご紹介します。

洗濯ネットの使い方は?

洗濯機を回すときに気になる洗濯ネット、使う場面や入れ方に悩んでいるママやパパのいるのではないでしょうか。網目によって何が違うのか、入れないとどうなるのかなど、ちょっとした疑問もありますよね。

赤ちゃんや小さな子どもを育てているママたちはどのように洗濯ネットを使っているのでしょう。使う意味や使い方などを調査しました。

洗濯ネットの意味

洗濯グッズの一つとして定着している洗濯ネットですが、使う理由はなんなのでしょう。一般的に言われている洗濯ネットの意味をご紹介します。


型崩れ対策

ニットやワイシャツなど、洗濯物の中には型崩れしてほしくない服もありますよね。洗濯ネットに入れると服がネットの中に包まれるため、袖口や襟元などがよれにくくなると言われています。通常より優しい水流で洗う「おしゃれ着コース」などが洗濯機にある場合、洗濯ネットと合わせて使用すればより型崩れを防いでくれるかもしれませんね。


色落ちや色うつり対策

色のついた服
iStock.com/NYS444

洗濯したことで服の色が落ちてしまったり、白い服に他の服の色がついてしまうと残念な気持ちになってしまいますよね。一般的に洗濯ネットは、他の衣類と擦れ合うことで色落ちしたり、色うつりするのを防ぐために使われます。白い服や色の濃い服を洗うときに利用してみてはいかがでしょうか。


絡まり対策

服同士が絡まりなかなか洗濯物が取り出せないときもありますよね。丈夫な素材の服などであれば特に気にはならないかもしれませんが、やわらかい素材でできている赤ちゃん用の肌着や子ども服などは、生地が伸びてしまわないか心配になる場合もあるでしょう。

洗濯ネットは絡まり防止の役目もあるようです。小さな服も取り出しやすいようなので、子ども服などを洗うときに活用してみてはいかがでしょうか。

【体験談】洗濯ネットの使い方

洗濯ネットはどのような使い方をしているのでしょう。周りのママたちに入れ方などを聞きました。


ニット類やおしゃれ着洗いのとき

「ニットを洗うときは毛玉になりにくいよう洗濯ネットを使います」(40代ママ)

「頂き物の子ども服は洗濯ネットに入れおしゃれ着モードで洗濯します。きれいな状態で長く着てほしいので洗濯ネットは欠かせません」(30代ママ)

毛玉を防いだり服自体がいたみにくいよう洗濯ネットを利用しているという声は多くありました。縮んでほしくない服や子どもが気に入っている服などがあれば、洗濯ネットに入れておくと安心かもしれませんね。


子どもの肌着類は全部入れる

「子どもの肌着は小さく他の洗濯物に交じって見つけにくいので、干すときの効率も考え全部洗濯ネットに入れてます」(30代ママ)

「子どもが乳児期の頃から肌着は全部洗濯ネットに入れてました。薄くて小さいのでネットに入れないと生地が伸びてしまいそうだなと気にしていました」(30代ママ)

サイズが小さい子ども服は洗濯機の中で見つけにくい場合もありますよね。子ども服は洗濯ネットに入れるようルール化し、干す手間が省いたママもいるようです。


子ども服の仕様によって使い分け

子供の服を入れる洗濯ネット
iStock.com/Darren Platts

「娘は小さなリボンやビジューがついた服が大好きです。装飾がとれないよう毎回洗濯ネットを使います」(30代ママ)

「マジックテープでとめるタイプの布おむつカバーは洗濯ネットに入れて洗います。前にネットを使わず洗ったら他の服とくっついてしまい大変でした」(20代ママ)

装飾やマジックテープがついた衣類は洗濯ネットを使った方が安心というママの声がありました。装飾が取れたり衣類がいたまないよう事前に防げるとよいですね。


汚れが気になるときは、つまみ洗いやつけおき洗い

「食べこぼしがひどいときは、つまみ洗いをしてから洗濯ネットにいれます」(20代ママ)

「洗濯機でちゃんと洗えているか気になる場合は事前につけ置きしています」(30代ママ)

洗濯機で汚れが洗えているか不安な場合、予洗いしているママもいるようです。その後洗濯ネットに入れれば、汚れうつりもせずにすみそうですね。

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ママたちが使っている洗濯ネットの種類

洗濯ネットには網目や形などいろいろな種類がありますよね。ママたちに使っている種類と理由を聞きました。


網目の細かい洗濯ネット

「服に汚れがついてほしくないので網目の細かいタイプに子どものトップスとボトムスを分けて使っています」(20代ママ)

「大人の服は洗濯ネットの網目までは気にしませんが、子どもの服はしっかりと服を守ってほしいので、網目が細かく比較的新しい洗濯ネットを選び使っています」(30代ママ)

子ども服に使う洗濯ネットは網目の細かいタイプを使っているママが多いようです。洗濯ネットを選ぶポイントにしてもよさそうですね。


四角や丸い洗濯ネット

「子どものワンピースを洗うときは、あまり折りたたんで入れたくないので四角く大きめの洗濯ネットを使います」(30代ママ)

「子どもの靴下や布おむつなど汚れが気になるものは丸い形の洗濯ネットにしています。ネットの形を気にする必要もないのでざっくり入れやすく便利です」(20代ママ)

洗う衣類にあわせ洗濯ネットの形を選んでいるという声もありました。洗濯ネットの形はさまざまな種類が販売されているようなので、使いやすい形を探してみてもよいかもしれませんね。

洗濯ネットに入れないときの【失敗談】

「基本的に子ども服は洗濯ネットに入れるのですが、それをさぼったときがありました。服に着いたご飯粒も見落としていて、タオルや他の服、洗濯機の中までご飯粒だらけで大惨事に。汚れの広がりを抑えるためにも、洗濯ネットの大切さを改めて実感しました」(30代ママ)

「私のジーンズを洗濯ネットに入れないで洗ったことがあります。そのときいっしょに洗っていた子どもの白いブラウスに色がうつり、失敗したなと思いました」(20代ママ)

周りのママたちに話を聞くと、洗濯ネットに入れないことで大変な経験をしたという声もありました。全ての洗濯物を洗濯ネットに入れる必要はないかもしれませんが、洗濯ネットに入れるかどうか迷ったら参考にしてみてはいかがでしょうか。

洗濯ネットを上手に活用

洗濯物をたたむママと子供
iStock.com/Yagi-Studio

普段何気なく使っている場合も多い洗濯ネットですが、その使い方や入れ方は家庭によってさまざまなようです。使う理由や意味がわかれば、大切な衣類もより安心して洗濯機を使えるかもしれません。衣類や汚れごとに使い分け、上手に活用してみてはいかがでしょうか。

2019.03.12

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