
イヤイヤ期とはどのようなものかや2歳児のイヤイヤ期の対応について知りたいママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、イヤイヤ期はいつからあるのかや、イヤイヤ期がないと感じた子どもの様子、暴れる場合や甘えん坊なときの対応についてママたちの体験談を交えてご紹介します。
イヤイヤ期とは、一般的に「こうしたい」「それは嫌だ」と子どもが感じたことを表現する時期と言われているようです。いつからいつまでをイヤイヤ期というのかは、子どもの様子や親の感じ方によってもさまざまなようで、1歳半頃から始まったり3歳くらいまで続いたりしたというママの声もありました。
2歳の頃は「こうしたい」という思いが膨らむ一方、自分の言葉で説明するのが難しいこともあるようで、イヤイヤが現れやすい時期だと感じることもあるかもしれません。
2歳頃の子どもをもつママに、イヤイヤ期があったと感じたかどうかやそのときの子どもの様子について聞いてみました。
「1歳半頃からイヤイヤ期が始まったように感じました。子どもは何でも自分でやりたがり、私が手伝おうとすると怒って暴れるので、時間がないときなどは焦ってしまいました」(30代ママ)
「うちの子は1歳半頃からイヤイヤ言うことが増え、2歳半頃がピークでした。『着替えようね』と声をかけると『着替えない』、『お風呂に入ろう』と誘っても『入らない』などと言って、泣いて暴れることもあって困りました」(30代ママ)
「うちの息子はいつからか、なんでもイヤイヤと言ったかと思えば、急に甘えん坊になって抱っこをせがんでくるようになり、これがイヤイヤ期なのかなと思いました。2歳半の今も続いていますが子どもの感情についていくのに精一杯です」(30代ママ)
イヤイヤ期があったと感じたときの子どもの様子は、暴れることや甘えん坊になるなどさまざまなようで、何に対してイヤイヤするのかも子どもによって違いがあるようです。ご飯の時間に子どものやりたいことがあると、まったく食べてくれなかったというママの声もありました。
「2歳頃から、ご飯を食べるときに自分で食べたいと言って、こぼしながらも自分で食べていました。特にイヤイヤ期だとは感じず、成長したなと思い自由にさせていました」(30代ママ)
「スーパーで買い物をする際、子どもにお菓子が欲しいとねだられますが、今日は買わない理由を伝えると少し駄々をこねるくらいでおさまっていました。もっと泣いて欲しがるかと想像していたのでイヤイヤ期がないなと思っていました」(30代ママ)
2歳頃の子どもにイヤイヤ期がないと感じたママもいました。イヤイヤ期があるかないかは、子どもによってもさまざまなようです。
2歳児のイヤイヤ期にはどのような対応を心がけるとよいのか気になるママもいるかもしれません。ママたちに、子どもと接するときにどのような対応をしていたのか聞いてみました。
「車に乗るときに、チャイルドシートに座るまで自分でやらないと気が済まないようで、私が手伝うと怒ってしまいます。時間はかかりますが、見守るようにすると子どもの機嫌もよく、結果的に時間も短縮できている気がします」(30代ママ)
「ご飯を食べるのも、靴を履くのもすべて自分でやらないと泣いて怒るので、時間のあるときは子どもにつきあってみました。自分でがんばると、できないとわかったら『手伝って』と言ってくるので、手伝うのはそれからにしました」(30代ママ)
子どもを見守ることを心がけたママがいるようです。普段から子ども自身任せる場面を作ると、本当に時間のないときはきちんと話せば納得して、手伝っても怒らなかったというママの声もありました。
「お友だちにおもちゃを貸すのを嫌がって暴れることがありました。落ち着いてから『そのおもちゃお友だちに貸せる?』と聞いたら貸すことができたので、そのときはたくさん褒めるようにしました」(20代ママ)
子どもがイヤイヤをしているときでも、がんばったこと、できたところに目を向け、褒めるようにしているというママもいるようです。散歩中に急に甘えん坊になって抱っこをせがんできたので、さっきまでしっかり歩いていたことを褒めたら、また歩き始めたというママの声もありました。
「支援センターなどで遊びたいおもちゃが他の子に使われていると、泣いて暴れることがあります。なだめても落ち着かないときは、外遊びに変えるなどして子どもの興味が違うところへ向くようにしています」(30代ママ)
イヤイヤしている子どもの気持ちが切り替えられるように対応しているママもいるようです。その場から離れて落ち着かせたり、違うものを見せたりするなどして気持ちの切り替えをサポートするように心がけているというママの声もありました。
イヤイヤ期の対応をしているなかで、ママやパパが大変に感じることもあるかもしれません。子どものイヤイヤ期にママやパパが意識していたことについて聞いてみました。
「パパは帰りが遅く、子どものイヤイヤ期と接する機会が少ないので、その日にあったイヤイヤのでき事をパパに話すようにしています。パパにも今の子どもの様子を知ってもらうことで、私の気持ちも楽になりました」(30代ママ)
子どもの様子を夫婦で共有するようにしているというママがいるようです。パパにその日のでき事を話すことで、子どもが何にイヤイヤしたのか客観的に考えることができたというママの声がありました。
「甘えん坊の息子がイヤイヤするとき、普段は私が注意などをしていますが、本当に危ないことをしたときなどはパパから注意してもらうよう夫婦で役割を持つようにしました。夫婦での役割を話しあうことで、パパも積極的にイヤイヤ期の子どもの様子を気にかけるようになったと思います」(30代ママ)
イヤイヤ期に対応するときに、子どもの状況に応じて夫婦で役割をもつようにしたというママもいるようです。ママが子どもに注意したときはパパがフォロー、パパが注意したときはママがフォローをすることで協力しあっているというママの声もありました。
2歳のイヤイヤ期とは、子どもがこうしたいという意思の表れからくる場合があるようです。暴れる子もいれば甘えん坊になる子もいるなど、イヤイヤ期の子どもの様子やいつから始まるかは子どもによってさまざまなようで、イヤイヤ期がないと感じたというママの声もありました。
パパと協力しながら子どものイヤイヤにあった対応を見つけて、2歳のイヤイヤ期を乗り越えられるとよいですね。
2018年12月11日
新生児のときに寝すぎていると心配になるママもいるかもしれません。昼間に寝すぎて寝ないと悩むママもいるようです。今回の記事では、新生児が寝すぎるときに確認したいことや寝すぎる新生児への母乳やミルクをあげるタイミング、新生児を起こすときに工夫したこと、寝すぎる場合に考えられる病気を体験談を交えてご紹介します。
河井恵美(エミリオット助産院)
やみくもに褒めるのでも叱るでもなく、子どもが本来持つ力を引き出す子育てがあります。ドイツの心理学者・アドラーが考案した「アドラー心理学」をベースにしたもので、家庭でも取り入れてみると子育てがよりスムーズになることもあるかもしれません。今回は、アドラー心理学を子育てに取り入れるメリット、アドラー式「勇気づけ」の具体的なポイントや実践方法などについてご紹介します。
ちまたで聞かれる「母性」という言葉。妊娠、出産を経てもなお、「私には母性がないのでは」と気に病む女性もいるのではないでしょうか。たとえば、疲れてしまって子どもの面倒が億劫、子どもをかわいいと思えない。そんなとき、自分の「母性」の欠如を責める気持ちになってしまうかもしれません。今回は、令和の時代の母性観、父性との違い、母性に影響するとされる要素、母性が無いと感じたときに母性を育む方法、ママたちの体験談についてご紹介します。
河井恵美(エミリオット助産院)
書籍「不機嫌な妻無関心な夫」より。近しい人の行動を耳にして心がざわつくことはありませんか。そしてそのざわつきが夫婦でズレていて、ケンカになることも。そんな時に覚えておきたいポイントとは…。
書籍「不機嫌な妻無関心な夫」より。何を聞いても「なんでもいいよ」「どこでもいいよ」と、どこか他人事。妻がイライラしているけどなぜかわからない。そんな時に覚えておきたいポイントとは…。
書籍「不機嫌な妻無関心な夫」より。夫婦でお金の使い方が違って不満が生まれたりしませんか?とはいえ生々しいお金の話はしづらい…。そんな時に覚えておきたいポイントとは?
書籍「不機嫌な妻無関心な夫」より。家事や育児に仕事と忙しい夫婦。2人して行き詰まってしまった時、家庭内がギスギスしてしまうことはありませんか?そんな時に覚えておきたいポイントとは…。
赤ちゃんの睡眠が不規則になる「睡眠退行」を知っていますか?せっかくまとまって眠るようになったのに、再び赤ちゃんの寝つきがわるくなると困りますよね。今回は、睡眠退行とはなにか、月齢別の原因や対処法、ママの体調・ストレスケアについて、体験談を交えて解説します。
保科しほ(医療法人社団 敦保会 恵比寿こどもクリニック)
今回の記事では、赤ちゃん、ママやパパ両方の立場から「怒る」ことについて考えてみます。赤ちゃんが怒る理由や対処法について、また、ママやパパが赤ちゃんを怒るときに気をつけるべきことや正しい叱り方について、実際の体験談も合わせてお伝えします。
河井恵美(エミリオット助産院)
Twitterフォロワー数25万人の大人気精神科医Tomy先生に、読者のお悩みを相談させていただきました。夫へ不満を上手く伝えるポイントをアドバイスいただいております!
読者からお悩みを募集し、子育て、教育、健康など各分野の専門家にご回答いただく人生相談コーナー。今回はこれまでのお悩みの中から夫婦のすれ違いに関するお悩みをセレクト!お悩みはオンラインで随時受付中。