離乳食を始めるためには、どのような準備が必要なのでしょうか。今回の記事では、実際にママたちが使っていたグッズについて、離乳食の準備や保存、赤ちゃんの食事の体験談をご紹介します。
初めての離乳食づくり、慣れるまでは大変かもしれません。でも、調理や保存、食事中などに役立つグッズを準備しておくと、離乳食作りが少し楽になるかもしれません。
大人の食事とは別に準備する必要がある離乳食作りでは、道具を使うと楽に作れます。まずは離乳食を作るときのグッズについて考えてみます。
ざるのような金網に食材を押し付けて裏ごしするために使う道具です。離乳食の初期に10倍粥を作るときに粥をこしたり、ニンジンなどの野菜を茹でたあと裏ごししたりするのに使います。子ども用品のメーカーなどでは、裏ごし器を含め、離乳食を作るための道具がセットになったものもあります。
離乳食を作るときには分量を量るために使ったり、赤ちゃんにご飯を食べさせるときに量を量ったりするために使います。離乳食を始める最初の頃は小さじ1杯から食べさせ始めるので、軽量スプーンが家にない場合は、離乳食の開始を機に準備しておくとよいかもしれません。
裏ごし器へ食材を押し付けるときに使ったり、ご飯を混ぜたり、鍋の中の食材を集めるときに使うものです。シリコンでできたものもあり、少量だけ作った離乳食を無駄なく集めるときなどにも便利です。
すり棒を使ってすり鉢に食材を押しつぶして離乳食を準備するのに使えます。じゃがいもやかぼちゃ、さつまいもなどの根菜類をゆがいてすりつぶすときなどにも使えます。離乳食を作るときは少量を作る場合が多いので、小さ目のすり鉢でも充分でしょう。
赤ちゃんが離乳食をもぐもぐと食べてくれる様子はかわいらしいものです。離乳食を食べさせるために準備しておきたい道具には、以下のようなものがあります。
離乳食を食べさせるときにつけるエプロンには、紙でできたものや、防水性のもの、布素材などの種類があり、洗って使いまわしたり使い捨てできたりするものなど、種類もさまざまです。
スモッグのようにおなかや腕の方まで覆うタイプのものもあります。汚れ防止だけでなく、食べこぼしをキャッチするためのポケットがついたものなど種類もたくさんあるので、お気に入りのものを何枚か準備しておきたいですね。
陶器やメラミンなどの素材があります。ワンプレートでご飯とおかずが乗せられるものや、お茶碗と汁椀、小皿などに分かれているものなどの種類があり、描かれている模様もさまざまです。スプーンやフォーク、箸も子どもが練習しやすいタイプがあります。いくつか購入して、メニューによって食器を変えても、気分が変わって楽しいかもしれません。
食材を細かく切るための道具として、キッチンばさみを使うこともできるようです。実際に使用していたママに話をきいてみると
「子どもが2歳のとき、麺類などはキッチンばさみを使って小さく切っていました。包丁で切るよりもずっと楽でしたよ」(3歳女の子のママ)
ということでした。歯がとがっていない幼児専用の麺をカットするはさみなどもあるので、準備してみてはいかがでしょうか。
食器の下に吸盤がついているお皿も、まだ上手に離乳食を食べられない時期に便利なようです。
使っていたママの体験談としては
「吸盤がついた食器を使うと、子どもが当たって食器の中身がこぼれてしまうということがなくなり、片づけも楽でした」(0歳10カ月男の子のママ)
という声がありました。
家にあるものでも、食後の片づけを楽にしてくれるもののひとつが新聞紙です。
「離乳食を手づかみで食べていたとき、床にばらばらとこぼすことが多かったので、新聞紙を敷いていました。食後は、新聞紙を丸めて捨てるだけなので片づけが楽になりました」(1歳女の子のママ)
ということです。専用グッズを買わなくても、家にあるものを有効に使って片づけを効率よく終わらせているようでした
離乳食は、作るときにある程度の量を作っておいて保存し、食べるときに少しずつ使うと食事の準備が楽になります。離乳食の保存に役立つ道具を見てみましょう。
50mlや100mlなど、赤ちゃんが一食分で食べる少量だけ冷凍保存できるトレーです。お粥やおかずなどをトレーに分けて冷凍しておくと、食べるときに電子レンジで解凍するだけで食事の準備ができます。
赤ちゃんといっしょにお出かけして、出先でご飯を食べさせるときには、スープジャーが便利です。お粥などの水分が多いものでもこぼれずに済み、外でも温かいご飯を食べさせてあげることができます。間口が広いので、直接スプーンを入れることができるのも大きな利点です。
離乳食を作ったときには、瓶などの保存容器も使うことができます。たとえば、お粥と塩抜きしすりつぶしたシラスを別々に保存しておいて、食べるときにシラスとお粥を混ぜて食べさせることもできます。
赤ちゃん用の食器を選ぶときには、次のようなポイントを参考にしてみてください。
赤ちゃん用の食器を使う期間はそんなに長くないかもしれませんが、一日の中での使用頻度は高いものです。耐久性があるかどうかも大切なポイントになります。
衛生的に使用したい赤ちゃん用の食器。手入れがしやすいかどうかも注意してみてはいかがでしょうか。
外でお菓子を食べるときに中身が出ずに使える容器など、持ち運びのしやすいものもあります。
離乳食の調理や保存に役立つグッズがあると、ご飯の準備も楽になるかもしれません。いろいろな種類があるので、自分の気に入ったものを探して、離乳食作りを楽しんでくださいね。
2018年02月05日
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