子育てを学ぶ。子育てから学ぶ。ママ・パパのための情報メディア「KIDSNA(キズナ)」

育児休暇中に「お金がない」とならないように気をつけるポイント

育児休暇中に「お金がない」とならないように気をつけるポイント

現在働いているママのなかには、出産後にお金がなくならないか不安な人も多いでしょう。育児休暇中は給付金がもらえますが、いざ育児休暇に入ったあとでお金のストレスに悩まされないよう、収入と支出がどれくらいかを知っておきましょう。やりくりのポイントもご紹介します。

育児休業給付金の概要

育児休業給付金は、厚生労働省から支払われる、育児休暇中の人のためにある経済的な支援です。制度の概要を見ていきましょう。

育児休業給付金を受け取られる日数

基本的に、子どもが1歳になる前日と定められています。民法上、誕生日の前日に満年齢に達するとみなされるため、具体的には1歳の誕生日の2日前までとなります。

子どもが1歳を迎える前に職場復帰した場合は、復職の前日まで給付金を受け取れます。保育所が見つからなかったり、配偶者が養育できなくなったりしたときは、最大で1歳6カ月、場合によっては2歳となる日の前日まで、給付金の受け取り延長が可能なようです。

出典:Q&A~育児休業給付~(Q10、Q12)/厚生労働省

もらえる給付金の計算方法

育児休業中
Photo By ToRz/Shutterstock.com

給付金の額は、原則として次の式にあてはめて計算します。1日あたりの賃金×支給日数×67%(育児休業の開始から180日経つと50%)

たとえば、育児休業に入る前6カ月間の平均総支給額が月に30万円ほどだった場合、産後57日から180日までは月額20万1000円程度、子どもが1歳になるまでは月額15万円程度となるようです。

出典:Q&A~育児休業給付~(Q7)/厚生労働省
出典:育児休業給付の内容及び支給申請手続きについて/厚生労働省

限度額と支給日に注意

給付金を受け取る前に、2点注意が必要となります。1つ目は支給限度額があることです。支給額の計算式で、支給率が67%のときは29万9610円、50%のときは22万3650円が上限となります。

2つ目は支給日です。給付金は申請してすぐにもらえるわけではなく、支給が決定された日から1週間ほどで指定した口座に振り込まれることが多いようです。「育児休業給付金支給決定通知書」が手元に届くので、記載されてある支給決定日を確認しておきましょう。

出典:平成 29 年8月1日から支給限度額等が変更/厚生労働省
出典:Q&A~育児休業給付~(Q17)/厚生労働省 

育児休暇中にお金がかかるもの

お金
Makistock/Shutterstock.com

赤ちゃんが生まれて出費が増え、お金がないという状況に陥らないためにも、まずはどんな費目が高くなるのかチェックしてみましょう。

水道光熱費

赤ちゃんが生まれると、オムツ漏れ、母乳やミルクの吐き戻しで洗濯が頻繁になることも多いようなので、水道代が上がるでしょう。ミルク育児の場合は、お湯を沸かすためのガス代やポットの電気代も必要です。大人だけであればシャワーで済ませても、赤ちゃんのためにお風呂を使う家庭も多いようなので、水道代やガス代、オール電化の家であれば電気代が上がるかもしれません。

日用品

紙オムツやおしりふきなどの消耗品も必要になります。哺乳瓶を使う場合は、毎日交換する消毒剤のお金もかかるでしょう。

被服費

平均して、赤ちゃんは月齢が低いほど体の成長具合も早いようです。
肌着や洋服などをすべて新品でそろえると、サイズアップするたびに大きな出費となるでしょう。

出典:平成 22 年乳幼児身体発育調査報告書(概要)/厚生労働省

育児休暇中におすすめのやりくり術

なにかと物入りな育児休暇中に、お金がないということにならないように、節約のアイディアをご紹介します。

食費はまとめ買いで節約

赤ちゃんが飲む粉ミルクは、なくなる度に購入するよりもお得なまとめ買いがおすすめ。
セールのほかにも、割安な段ボール1ケースの単位で販売しているオンラインショップや産婦人科もあるようです。また、離乳食に便利な赤ちゃん用のレトルト食品も、まとめ割引などで買うと節約になるでしょう。

水道光熱費は契約プランを見直し

こまめな節水、節電、節ガスを心掛けるほかにも、たとえば電気の契約内容を見直してもよいかもしれません。

赤ちゃんが生まれると、日中自宅で過ごす時間が増える傾向にあるので、生活スタイルに適した契約プランを検討してもよいのではないでしょうか。また、2016年4月に始まった電力の小売り自由化で、消費者が電力会社を選べるようになったので、サービスを見比べて切り替えを検討することもできますね。

日用品はオンラインショップで

日常的に消費が多いオムツやおしりふきは、会員登録すれば定期購入割引を受けられるオンラインショップもあるようです。また、旧モデルやイベント終了後の限定パッケージなどがお買い得になるお店もあるそうなので、口コミやネットの情報を頻繁にチェックするとよいかもしれません。

被服費はセールやフリマを活用

一度にすべてを新調せずに、本当に必要だと感じた都度、アイテムを買い足せば、出費がおさえられるかもしれません。また、先を見越して次のシーズンに着られそうなサイズをセールで買っておくのも手ですね。状態がよく、値段交渉ができることもあるフリマや、自宅に配送までしてくれる便利なフリマアプリを利用するママも多いようです。

育児休暇中のお金はシミュレーションが大事

お金がない
wutzkohphoto/Shutterstock.com

お金がないという事態を避けるためにも、育児休暇中にもらえる給付金と支出について、時間に余裕のあるときにシミュレーションしておくのもよいかもしれません。赤ちゃんとの生活を安心して迎えられるように、ぜひご主人や家族とも相談しながら、心配の種を少しでも減らしておきましょう。

※記事内で使用している参照内容は、2017年12月6日時点で作成した記事になります。

2017年12月06日

レクチャーの関連記事
カテゴリ一覧