「子どもはどの小学校に通うことになるのだろう?」調べてみたママやパパもいるのではないでしょうか。住んでいる地域によって定められている学区。そもそも小学校の学区はどのように決められているのでしょう。また、学区を変更することはできるのでしょうか。
公立の小学校の多くは市区町村立となっており、その市区町村ごとに通学できる範囲を分けた区域のことを「学区」と呼びます。「通学区域」や「校区」と呼ぶ場合もあるようです。
学区の区切りは、基本的には徒歩圏内で通え、かつなるべく交通量の多い道を渡ったり、危険な道が通学路とならない範囲となるよう設定されているようです。また、人口が偏らないように配慮されている場合もあるようです。
学区内の人口増加により、人口が偏る場合には学校を増改築したり、多目的教室を教室として使用したりと、基本的には学区そのものの変更は少ないようです。
自治体によっては、公立であっても学区を跨いで選択できる場合もあるようです。この制度のことを「学校選択制」と呼びます。
学校選択制度にもいくつか種類があります。
自治体内の小学校であればどこでも選択できます。
自治体内をいくつかのブロックに分け、ブロック内で自由に選択できます。
隣接する学区であれば希望する小学校を選択できます。
特定の小学校について、通学区域に関係なく通えます。
学校選択制を取り入れている場合は、人気のある学校は一部抽選になることもあるようです。
文部科学省によると「特別な事情により学区以外の学校への通学を希望する場合には、学区外通学許可の申請が必要」となるそうです。
引っ越しに伴う学区外への通学を申請し、学区外への通学が認められたというママの声もありました。引っ越しに伴う学区外への通学は、以下の理由であれば認められる場合もあるようです。
通学距離による学区の変更を検討するママもいるようです。
地理的な条件のみでの学区の変更は受理されない場合もあるようです。通学距離による学区変更を検討する場合は、自治体に確認してみましょう。
指定されている学区には学童保育がない場合や、学童保育が定員の場合など状況に応じては学区の変更が認められるときもあるようです。
既に兄妹児が学区外へ通学している場合や、学区外の親戚に預ける場合など、事情に応じて学区の変更が受理されることもあるようです。
その他、上記の理由によって学区外への通学が認められることもあるようです。お住まいの自治体に確認してみましょう。
自治体によりますが、前年度の秋ごろに申請し、翌2月ごろに学区変更の可否通知が届くようです。必要書類についても自治体によりますが、申請書のほか、学区変更を希望する理由を示した証明書が必要になります。
学区を変更するときはどのようなポイントがあるでしょうか。
学区変更をしたとき、通学距離は子どもが徒歩で無理なく通える距離でしょうか。また、交通量の多い道路や危険な道を通らずに通えるかも重要かもしれません。公共交通機関を利用する場合も、無理なく安全に通えるかを確認するとよいでしょう。
学童保育の有無や、引っ越しなど家庭の事情に合わせることができます。一時の利便性のみを考えるのではなく、子どもが小学校を卒業するまで、また、中学校の学区などを考慮し学区変更を検討するとよいでしょう。
通う学区が遠くなると、地域コミュニティとの関わりが希薄になる可能性があります。小学校の友達と遊ぶ場合も、自分だけ遠くまで遊びに行かなければならないという場合もあるかもしれません。
地域の催しや、お祭りなどに参加し地域コミュニティの中でも関わりを持てる機会を作れるように意識するとよいですね。
特に学校選択制で小学校を選ぶ場合は、子どもに合った教育方針の学校を選ぶことができます。希望する小学校の校風が子どもに合うか、在学している子どものママたちにどのような校風か聞いてもよいでしょう。
自治体や、希望する理由に応じて学区変更を認められる場合と認められない場合があるようです。学区変更を検討する場合はお住まいの自治体に確認してみましょう。
学区変更を検討するときは、小学校を卒業したあとの学区のことなども踏まえて、慎重に判断すると良さそうですね。
2019年08月31日
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