赤ちゃんの離乳食にいつからかつおだしを使ってよいのか気になるママもいるかもしれません。かつおだしを離乳食に取り入れる時期とかつおだしの基本の取り方、ママたちが作っていたレシピをご紹介します。また、かつおだしを少量作る方法や冷凍保存の仕方もお伝えします。
離乳食にかつおだしはいつから使えるのか気になるママもいるのではないでしょうか。
かつおだしを使い始める目安の時期やいつ頃からかつおだしを使っていたのか、ママたちに聞いてみました。
離乳初期、中期頃に使用するだしの種類は、ママによってそれぞれ違うようです。昆布だけで取った昆布だし、昆布とかつお節の合わせだしを初期から中期にかけ、食材に合わせ使い分けていたという声もありました。
かつおだしを初期から取り入れてもよいのか、離乳食に関する疑問を専門家に相談し直接アドバイスを受けたというママの声がありました。
厚生労働省や農林水産省などの資料にも「かつおだしをいつから使ってもよいか」という指標にはさまざまな意見がありますが、離乳食の進み具合は、赤ちゃんによって差があるので赤ちゃんの成長に合わせ、ママたちのストレスにならないよう進め方や与える食材を増やしていくのがよいようです。
厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドの離乳食の進め方の目安には、初期はつぶしがゆから始め、やわらかく煮てすりつぶした野菜、慣れてきた頃につぶした豆腐や白身魚を試してみるとの記載があります。
また同じ資料の一節には「離乳が進むにつれ魚は白身魚から赤身魚、青皮魚へ進めていく」とも書かれています。かつおぶしの原料となるかつおは、赤身魚です。離乳初期は、昆布や野菜など植物性食材でとるだし汁を使い、赤ちゃんが離乳食に慣れてきた中期頃にかつおだしをスタートさせるのも方法のひとつでしょう。
市販のかつおだし粉末は、手軽で使いやすいですが、かつお節やその他の天然だしを濃縮したものに塩、砂糖、保存料などを加えて作られた風味調味料です。天然のだしに比べ塩分量が多い場合もありますので、離乳食期はできれば使用を避けた方がよいようです。
どうしても使用したい場合は、赤ちゃん用のだし粉末、塩分や調味料が添加されていない天然だしパックを1/3~2/1程度を目安に薄めて使うとよいかもしれません。
かつおだしの取り方を改めて知りたいというママもいるのではないでしょうか。離乳食用に作りやすい少量のレシピ、基本のかつおだしの取り方ご紹介します。
かつおぶし 10g
水 2カップ(400cc)
赤ちゃん用のかつおだしを作るときは、塩分が多くなりすぎないように水に対するかつおぶしの割合が2.5%~3%程度にするとよいかもしれません。ママが味見してみてほんのり風味を感じる程度がよいでしょう。
離乳食中期に食べやすいかつおだしを使ったレシピをご紹介します。食べ物の好き嫌いがあるとき、離乳食に食べムラがでてきたときに試してみてくださいね。
離乳食中期から食べさせてもよい食材の種類が増えてきます。ほうれん草などそのままだと少し食べにくい緑黄色野菜にだしの風味をプラスすると食べやすくなるようです。嫌いな野菜はおかゆとかつおだしを合わせてアレンジできそうです。
しらすには塩分が含まれているので、あらかじめ湯がいて塩抜きしましょう。ふんわり磯の香りがするスープです。お粥を混ぜておじやにしてもよいかもしれません。
離乳食に茄子を使うときは、皮を剥きやわらかい部分のみ調理してあげるのがよいようです。茄子はだし汁をたくさん吸ってくれるので赤ちゃんがだしの味をしっかり感じられるメニューではないでしょうか。
手作りしたかつおだしは、冷凍保存ができます。作った後に完全に冷ましてから、製氷皿1マスに大さじ1程度ずつ流し入れ、ラップをして冷凍庫で保存します。蓋つきの製氷皿、離乳食用の小分けパックを使ってもよいでしょう。
完全に凍った後にいったん取り出し、フリージングパックに入れ替えておくと、取り出しやすく匂い移りを防ぐことができます。冷凍保存したかつおだしは、早めに使いきるようにしましょう。
離乳食初期は、調味料で味付けをしなくてよいとされていますが、離乳食が少し進んだ中期ころになると味付けのない食材だけと食べむらがでてきたり、嫌いなものを口から出してしまうこともあるようです。
食事があまり進まないときや少し気分を変えてあげたいときに風味付け程度で味付けをしたり、パサパサする食材を食べやすくするために少量のだし汁で伸ばしてあげるなど、赤ちゃんがおいしく離乳食を食べれるようにかつおだしを取り入れてみてはいかがでしょうか。粉末のかつおだしは離乳食期が済んだ後に取り入れるとよいでしょう。
手作りの天然だし汁は冷凍保存もでき、だしの取り方を覚えると離乳食レシピのバリエーションも増えるかもしれません。赤ちゃんの食欲や成長のペースに合わせ柔軟にかつおだしを取り入れてみてくださいね。
2019年06月01日
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