子どもが使うぬいぐるみの抱っこ紐の作り方。簡単に作るコツ

子どもが抱っこ紐で遊ぶときの注意点など

子どもが使うぬいぐるみの抱っこ紐の作り方。簡単に作るコツ

おままごとなどで子どもが、ぬいぐるみを抱っこするための抱っこ紐が欲しいということがあるかもしれません。今回は、ぬいぐるみ用抱っこ紐を手作りするときのポイントや巾着袋を使った簡単な作り方の他に、子どもが抱っこ紐を使って遊ぶときに気をつけたことについて体験談を交えてご紹介します。

ぬいぐるみの抱っこ紐を用意しよう

ぬいぐるみ用の抱っこ紐とは、子どもがぬいぐるみを抱っこするときに使う抱っこ紐のことのようです。ママたちは、どのようなときに抱っこ紐を用意しようと考えるのでしょう。

「下の子を抱っこする私の真似をしたいのか、3歳の娘がぬいぐるみを『抱っこしたい』と言ってきたことがありました。家にあるタオルなどではうまく抱っこすることができなかったので、ぬいぐるみ専用の抱っこ紐を用意しようと思いました」(30代ママ)

「子育て支援センターにあった抱っこ紐で、2歳の息子にぬいぐるみを抱っこさせたことがありました。それが気に入ったようで、家でもやりたいと言ったので抱っこ紐を用意しました」(20代ママ)

子どもたちがおままごとやママの真似をしてぬいぐるみを抱っこしたいと言ってくることで、抱っこ紐を用意しようと考えるようです。ママのなかからは簡単に手作りでできる作り方を知りたいといった声も聞かれました。

実際に、ぬいぐるみ用抱っこ紐にはどのような種類があるのでしょう。

ぬいぐるみの抱っこ紐を手作りするときのポイント

ぬいぐるみ用の抱っこ紐を簡単に手作りしたいと考えるママもいるかもしれません。実際に手作りしたことのあるママに、作り方のポイントについて聞いてみました。


肩紐を調整できるようにする

「肩紐の長さを調整できるように、アジャスターをつけました。実際に、装着するときも子どもの体にフィットさせやすかったです」(20代ママ)

抱っこ紐の肩紐を調節できるように手作りしたママもいるようです。サイズの調節ができることで、子どもの成長にあわせて長く使えるかもしれませんね。


簡単に着脱できる

マジックテープ
iStock.com/curtoicurto

「2歳の娘には、市販のぬいぐるみ用抱っこ紐のアジャスターフックのつけ外しが難しいようでした。そこで、子どもでも簡単につけ外しができるように、腰紐はマジックテープで着脱できるよう手作りしました」(20代ママ)

「簡単に着脱できるように、紐をゴム仕様にしました。子どもにつけるときにも上から被せるだけだったので楽でした」(30代ママ)

簡単に着脱できるように、マジックテープで着脱したり肩紐にゴムを使ったママもいるようでした。抱っこ紐のつけ外しの動作を子どもだけでできるようにすることで、着替えの練習にもつながるかもしれませんね。


ぬいぐるみのサイズにあわせる

「ぬいぐるみ用抱っこ紐を、どれくらいのサイズ感で手作りすればよいのかわかりませんでした。子どものお気に入りのぬいぐるみのサイズにあわせて作ると、子どもも気に入ってどこへ行くにも抱っこしていました」(20代ママ)

「うちの子どもの持っているぬいぐるみは大小さまざまでした。小さい人形でも下や横から抜け落ちることのないようポケット仕様の抱っこ紐を手作りしたところ、どのような大きさのぬいぐるみも抱っこできるので子どもも喜んでいました 」(30代ママ)

ぬいぐるみのサイズにあわせて抱っこ紐を手作りしてもよさそうです。いろいろな大きさの人形が入るようにしておくことで、遊びの幅も広がるかもしれません。

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巾着袋を使った簡単な抱っこ紐の作り方

ぬいぐるみ用抱っこ紐を手作りしたことのあるママに、簡単な作り方を聞いてみました。


用意するもの

  • アジャスターセット
  • アクリルテープ
  • マジックテープ
  • 巾着袋
  • クリップ
  • ミシンまたは針と糸

巾着袋は、抱っこしたいぬいぐるみが収まる大きさを目安に選ぶとよいようです。抱っこ紐の外側にポケットをつけたい場合や飾りつけをしたい場合は、この他に布やデコレーションアイテムを用意してもよいかもしれません。


作り方

ミシン
iStock.com/nicolas_

1. アクリルテープを、8cm、10cm、55cmの長さで2本ずつカットします。

2. 巾着の紐を抜き、下から10cmから15cmほどのところまで折り上げてからクリップで留めます。

3. 8cmのテープにDカンをくぐらせて半分に折り、巾着に挟んでから折り上げた部分を縫います。もう片方の端も同じように縫います。

4. 55cmのテープにアジャスターを通し、5cmほど引き出してから端を縫いつけます。これを2本作ります。

5. 3で縫いつけたDカンに4の紐を通し、アジャスターにくぐらせてからテープの端を巾着袋の内側に挟んで縫いつけます。もう片方も同じようにします。

6. 5で縫いつけたテープの上から20cmほどのところに、10cmのテープを縫いつけます。両方同じように縫います。

7. 6で縫いつけたテープに、上下あうようにマジックテープをつけたら完成です。


完成すると、内側にポケットのついたぬいぐるみ用抱っこ紐になるようです。ぬいぐるみはポケットに入れても、巾着袋のなかに入れてもよいようです。肩紐となるテープを縫いつけるときは、ねじれに注意するとよいかもしれません。

子どもが抱っこ紐で遊ぶときに注意したこと

子どもがぬいぐるみ用抱っこ紐で遊ぶとき、気をつけることはあるのでしょうか。ママたちに注意したことを聞いてみました。


締めつけない

「子どもに抱っこ紐をつけるときは、きつく締めすぎないことを意識していました。少しゆとりを持たせて肩紐を調節すると、子どもも動きやすかったようです」(20代ママ)

ぬいぐるみ用抱っこ紐をつけるとき、締めつけないよう注意したママもいるようです。抱っこやおんぶをしながらでもいろいろな動きができるよう、少し余裕を持たせて調節するとよいかもしれません。


子どもの様子にあわせて使い方を切り替える

「抱っこ紐で抱っこしたまま遊ぶとき、足元がよく見えず物につまずいて転ぶことがありました。視界をさえぎりそうなサイズのぬいぐるみのときは、おんぶするようにすすめていました」(30代ママ)

抱っこするぬいぐるみのサイズなどによっては、足元が見えず危ないと感じることもあるようです。抱っこ紐を使う子どもの様子にあわせてぬいぐるみの大きさを選んだり、おんぶに切り替えるなどの工夫をするとよいかもしれませんね。

ぬいぐるみの抱っこ紐を手作りしてみよう

ぬいぐるみを抱く女の子
iStock.com/Bluehousestudio

ぬいぐるみ用の抱っこ紐を欲しいと感じるのは、子どもがおままごとやママの真似をしたいときのようでした。抱っこ紐を手作りしたママは、肩紐を調節できるようにしたり簡単に着脱できたりすることをポイントにしたようです。

巾着袋を使った簡単な作り方を取り入れて手作りしてみるなどしながら、子どもの様子にあったぬいぐるみ用抱っこ紐を用意してみてはいかがでしょうか。

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2019.02.08

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