いつかは訪れる祖父母との別れ。孫が通夜や告別式に出席する際の香典の相場やマナーなどはご存じですか?また、祖父母の葬儀では忌引きが何日取れるかも気になる方もいると思います。今回は、葬儀全般の常識やマナーをはじめ、年代別の香典の相場や取得できる忌引き休暇の日数などについてご紹介いたします。
香典の用意や持参する際に覚えておきたいマナーをご紹介いたします。
新札は避けた方が好ましいです。あらかじめ人が亡くなることを予測して新札を用意していたという印象を与えかねません。旧札を使うか、新札に折り目をつけて使うとよいでしょう。ただし、あまりにも古すぎる旧札は避けるというのもマナーとして一般的のようです。
香典は袱紗に包んで持参するのがマナー。弔事には緑・紺・藍色など青系のものが適しています。訃報は突然のことも多く、袱紗を用意できない場合もあるかもしれませんが、裸で持参するのはマナー違反のようです。どうしても用意できない場合は、ハンカチなどを代用するのも一つの方法です。
親族も通夜や葬儀で香典を渡すとよいでしょう。
通夜の前に集まることがあればそのタイミングでもよいかもしれませんが、喪主はバタバタしがちです。喪主の負担を減らすためにも、やはり通夜や葬儀で渡すことをおすすめします。
渡すときには、「この度はご愁傷様です。どうぞ御霊前(御仏前)にお供えください」と一言お悔やみの言葉を添え、香典を相手の向きにして両手で差し出すとよいでしょう。
通夜・葬儀・告別式にやむを得ず参列できないこともあるでしょう。その場合の香典は、代理人に預けるか、相手が都合の良い後日に改めて伺いましょう。
また、遠方であることが理由で欠席するのであれば、弔電と合わせて香典を現金書留で郵送するのがよいかもしれません。
社会人が祖父母に対して香典を送る場合、年代によって包む金額がそれぞれ異なります。
20代であれば1~3万円、30代は3~5万円、40代の場合は3~10万円が相場のようです。
生前の付き合いによって金額は変動することもありますが、事前に兄弟、親戚間で話し合っておくとよいでしょう。
夫や妻の祖父母など義理の関係にあたる場合の香典は、1~5万円が相場のようです。
また、葬儀に供花を出す場合と出さない場合で包む金額は変わってくるでしょう。
年齢や地域、慣習などによっても差があるので、あらかじめ周りとよく相談しておくとよいかもしれません。
祖父母が亡くなったときに知っておきたいことを紹介します。
お焼香にも順番があります。地域や宗派によって多少異なりますが、今回は祖父が亡くなり、父が喪主を務める場合を例としてあげてみましょう。
まずは喪主の長男(父)、その次に故人の妻(祖母)、喪主の妻及び子(母と孫)、喪主の兄弟姉妹の一家(故人の兄弟姉妹)と続きます。孫は4番目以降にお焼香する場合が多いようです。なお、家庭の事情もあるため親族同士で相談して順番を決めるとよいでしょう。
忌引きは「忌引き休暇」や「慶弔休暇」などと呼ばれます。祖父母が亡くなった場合、休暇は3日間のケースが多いようです。父母が亡くなった場合は、5〜7日間休暇を取れるといわれています。
なお、休める日数は会社の就業規則によって異なるため、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
意外と知らない葬儀場でのマナーをご紹介いたします。
一般的に、親族の葬義以外には乳児は連れて行かないほうがよいとされています。その理由として、泣き声や乳児への対応で進行を妨げたり、周りに気を遣わせてしまったりするからといわれています。
ただし、親しい人などの葬式に出席する場合は手早く焼香だけ済ませるか、泣き出したら控室に移動するとよいでしょう。親族の葬義の場合はそれほど気を遣う必要はないといわれています。
葬式に出席した際、故人の親族になんと言葉をかけてよいか悩むでしょう。
一般的には「この度はまことにご愁傷様です。心からお悔やみ申し上げます」という言葉をよく使います。うまく言葉が見つからない場合のために覚えておくとよいでしょう。自分の親族の場合はあまり形式にとらわれすぎず、思いのまま伝えるとよいかもしれません。
葬儀の途中で帰宅するのはマナー違反といわれています。出棺後は火葬場へ移動しますが、遺族や親族以外は同行しないのが原則ということも頭に入れておくとよいでしょう。
祖父母には小さな頃からお世話になった方が多いでしょう。告別式や通夜は孫として過ごせる最後の時間。慌てて過ごしたため、お別れに悔いが残ってしまった……ということがないように葬儀のマナーや香典の金額の相場、会社の忌引き日数などの知識は身につけておきたいものです。
ほかの人の葬式に出席する機会もあるので、一般的なマナーを身につけておきましょう。
2018年01月30日
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