教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
「新しい生活様式」が呼びかけられ、長引くマスク生活。マスク着用により、子どもたちに影響はあるのでしょうか?マスク着用の習慣がもたらす健康被害と口呼吸の危険性、マスク選びのポイントやマスクの作り方をまとめました。
新型コロナウイルスの流行により、マスク生活を強いられる子どもたち。このような「新しい生活様式」が子どもに重大な弊害を及ぼすと、みらいクリニック院長の今井一彰先生は語ります。
マスク着用の習慣がもたらす健康被害と口呼吸についての危険性や、口呼吸の弊害、鼻呼吸へ改善する実践法について聞いていきます。
今井先生は、マスク着用によって子どもの心身に“マスクシンドローム”とも言うべきさまざまな症状をもたらしていると話します。
マスクをしていると、口元に他人の視線を感じないからと気が抜けることや、マスクによる息苦しさによって、無意識のうちに口呼吸になりやすいといいます。
マスクシンドロームの症状として、虫歯、喘息、アトピー、歯並びへの影響が挙げられるなか、最も大きな影響を与えるのが歯肉炎。歯肉炎の症状を引き起こす大きな原因になっているのが口呼吸なのです。
子どもの呼吸回数は1日に約3万回。本来、鼻呼吸が正しい体の使い方であるにも関わらず口呼吸という誤った使い方をするために、さまざまな病気を発症すると警鐘を鳴らします。
およそ7割の子どもが口呼吸になっているという事実は、子どもたちの成長にも大きな影響を及ぼす危険性があると今井先生は指摘。
アレルギー疾患、呼吸器、精神、消化器などの病気の発症に関係していると考えられています。口呼吸の危険サインは、どのように見極めればよいのでしょうか。
そのひとつが口臭。口呼吸が習慣化していると口臭がきつくなるといいます。
「呼吸や咀嚼は“できて当たり前”ではなく、“学習”なんです」こう語る今井先生は、口を鍛える「あいうべ体操」を提唱します。
子どもの10年後、20年後の健康な体作りのためにも、口呼吸から鼻呼吸へ改善するための実践法をチェックしてみては。
子どものマスク着用はどうしていますか?中にはマスクを嫌がる子どももいるかもしれません。ゴムのかけ方を工夫したり、子どもの好きな柄の布で手作りしてみてはいかがでしょう。
子ども用のマスクの作り方や、マスク選びのポイントなどを紹介します。
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