子どものメガネは「高性能×デザイン」を両取りしよう。見て体感できるメガネ選びガイド。

子どものメガネは「高性能×デザイン」を両取りしよう。見て体感できるメガネ選びガイド。

初めてのメガネ選びは、視力が低下した子どもにとって大きな一歩。でも、どんなメガネを選べばいいのか、悩む保護者も少なくないでしょう。今回は6歳のルナちゃんとママの初めてのメガネ選びに密着し、その様子をレポートします。また子どものメガネ選びのポイントについてもご紹介。今回舞台となるオグラ眼鏡店/こどもメガネアンファンの豊富なサイズ展開とデザイン、スタッフによる丁寧なフィッティングで、子ども一人ひとりに最適なメガネとの出会いをサポートします。プロならではの選び方のコツ満載の特別な体験をぜひご覧ください。

子どもの視力に不安を感じたら、まず何をしたらいいの?

「あれ、うちの子、もしかして目がちょっと悪いのかな?」「ゲーム機に目を近付けて見ているけれど、見にくいのかな?」。そんな不安を感じたとき、保護者は何をしたらよいのでしょう。今回は、視力の異変に気付いた6歳のルナちゃん親子に密着し、メガネを作るまでの体験を追いかけます。メガネ選びのサポートをしてくれるのは、こどもメガネアンファンの兵頭さん。


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ルナちゃんママ
ルナちゃんママ

娘は来年から小学生になるので就学前健診がありましたが、そんなに丁寧に視力検査をしたわけではなく、そこでは何も言われませんでした。ただ、少し前からテレビの小さい文字が読めていないときがあり、「字は読めるのに分からないということは、もしかすると視力が悪かったり、かすんで見えたりするのかな?」と感じ始めて。

ゲームやタブレットを薄暗い部屋で見させてしまったこともあったので不安になり、眼科を受診しました。私も主人も視力が低く、目が見えにくいことで生活が不便になることはよく知っていたので、心配な気持ちがありました。

実際に眼科を受診すると視力は0.5~0.8と分かり、「通常は0.8くらいだけれど疲れ目になると0.5くらいになる」と先生は言っていました。0.5の視力では黒板が見づらいときもありそうとのことだったので、メガネを作ってみることに決めました。そして処方箋を持ってオグラ眼鏡店/こどもメガネアンファンに来てみると、その種類豊富なメガネを見て驚きました!


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保護者も知っておくと役に立つ「メガネ選びの基礎知識」

実はよく知られていない子どものメガネ選び。正しいメガネ選びをすることで、視力を正しく矯正して、成長中の子どもの顔に快適にフィットします。では、実際のメガネ選びの基礎知識についてどのくらい知っているか、クイズを出題!


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A.答えは、②。眼鏡はジャストサイズが正解。フレームの横方向の大きさとお顔幅を合わせます。さらに、レンズの中心と黒目の中心の位置関係が重要です。

◆大きいメガネ

  • レンズが厚く仕上がってしまう
  • 眼鏡が下がってしまう
  • 寄り目がちに見えてしまう

◆小さいメガネ

  • こめかみが痛くなる
  • 成長するとすぐにサイズが合わなくなってしまう
  • 眼鏡が前に出てしまい、メガネが下がってしまう

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A.正解は、①。また、下まぶたがレンズの中心にくる位置が黄金比でかっこよく見えます。メガネが下がっていると目からの距離も遠くなってしまいます。

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A.正解は、②。目とレンズの距離は12㎜が正しい位置です。近視の場合、①の眼とレンズの距離が離れている場合、近視の度が弱くなり遠くが見えにくくなります。逆に③は距離が近いと度数が強くなり、目に負担がかかります。


正しいメガネ選びが、フィット感だけではなく、見え方にも影響することが分かりました。


成長していく子どもに、常に最適なメガネを

子ども用メガネ専門店アンファンでは、

  1. きめ細やかなカウンセリング
  2. 豊富な商品、サイズ展開
  3. フィッティングとアフターケア

の3点を大切にしているようです。

アンファンの兵頭さんに詳しくお話を伺いました。


兵頭さん
兵頭さん

大人用のメガネは、ある程度サイズが決まっていますが、子ども用メガネはそうはいきません。0歳の赤ちゃんから、身長180cmを超えるお子さんまで、成長段階に応じてまったく異なるサイズが求められます。さらに、同じ身長でも年齢や顔立ちはさまざま。お子さま一人ひとりの年齢や好みに合わせた、幅広いバリエーションが必要です。しかし現在の市場には、子どもが「かけたい」と思えるデザインのメガネが少ないのが現状です。

そこでアンファンでは、子どもたちが楽しくメガネを選べるように、企画からデザインまでを社内で行い、眼鏡の産地・福井県鯖江市でオリジナルフレームを製造しています。サイズもデザインも多種多様。お子さまの個性にぴったり合う一本を見つけていただける、豊富なラインナップがアンファンの強みです。

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ルナちゃん
ルナちゃん

いろんなフレームの形や、いろんな色のかわいいメガネがたくさんあったので、選ぶときに迷っちゃいました。


兵頭さん
兵頭さん

さらに、私たちはメガネを作って終わりではなく作ってからがスタートだと思っているため、アフターケアにはかなり力を入れています。お子さんは成長が早いので、特に何もなくても3カ月に一度くらいはご来店いただき、正しく使えてるかどうか、適正サイズであるかを点検させていただくように取り組んでいます。

プロが監修!フィッティングの重要性を考えよう

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ルナちゃんママ
ルナちゃんママ

印象的だったのはメガネのフィッティングの丁寧さで、何度も何度も細かい調整をしていただき、子どもに合ったメガネを選ぶ重要さをあらためて感じました。


兵頭さん
兵頭さん

私たちは、子どものメガネ作りにおいてフィッティングが最重要だと考えています。アンファン独自の考え方として、メガネというのは医療機器であり、眼科医の処方箋を元に作るので、お薬と同じだと捉えているんです。処方箋を元に、正しい位置で顔にかけられることが、お薬でいうと正しい用法・正しい用量。店頭に立つスタッフは長い期間研修をして、お子さまへのフィッティングの技術を培っていることが、他のメガネ店にはない特徴だといえます。

実際に、度数によっては、メガネは1mmずれるだけでも見え方などに影響がある場合があります。そのため、0.1mm単位での微調整が必要だし、成長に合わせて再度調整していくことも大切。フィッティングの主な手順としては、

・フレームのサイズが合っていることが大前提なので、お顔の幅を測定して、まずは顔幅に合うフレームを選んでいただく

・こめかみの開きが左右均等なのか、どちらかに寄っているのかを測る

・レンズの角度を調整し、鼻当てのところで目とレンズとの距離を確認

・耳に引っ張ってメガネが正しい位置でホールドできるようにする

少し省いてお伝えしましたが、実際は12項目のチェックポイントがあり、一つひとつ丁寧に確認していきます。


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兵頭さん
兵頭さん

骨格が発達途中のお子さまは、頭蓋骨自体が柔らかかったりするため、耳の高さが左右で異なったり、微妙な具合を合わせるのは大人よりも難しいです。年齢によってはフィッティングの時に落ち着いていられないこともあります。ただ、私たちはひとりひとりのお顔に合わせたフィッティングの経験を積んでいるので、私たちを信じて是非一度来てもらえたら嬉しいです。


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親切丁寧なカウンセリングとフィッティングでメガネ作り

はじめてのメガネ選びに密着ドキュメンタリー

ママとルナちゃんの初めてのメガネ選びの様子をドキュメンタリーにまとめました。


性能とデザインの両方を追求して

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ルナちゃん
ルナちゃん

ピンクのメガネと迷ったけど、内側が水色のメガネがパパのメガネと似ていたので、このメガネを選びました。かわいくて、気に入っています!


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兵頭さん
兵頭さん

メガネは医療機器であり、ファッションアイテムでもあります。フィッティングを入念に行い医療機器として最大限の力を発揮することが大切ですが、多感な時期のお子さまにとってはファッションとしての要素も大切です。

メガネをかけて家族や友だちから「かわいい」「かっこいい」と言われたらポジティブな気持ちでかけてくれるようになるかもしれません。私たちは、子どもがメガネを好きになってくれるような声掛けや応対をいつも意識していますが、大好きな親御さんからの言葉が一番の後押しなるでしょう。ぜひ、お子さまがメガネと前向きに付き合っていけるように、背中を押してあげてくださいね。


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