めくる前から有利不利が決まっている…記憶力日本一が伝授「トランプの神経衰弱で確実に勝率上げる方法」
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トランプの定番ゲーム・神経衰弱で勝率を上げるにはどうしたらいいのか。記憶力日本チャンピオンかつ、世界記憶力グランドマスターの青木健さんは「めくる前から有利不利が決まっており、勝敗を分ける後半戦は見たカードをあえてめくるという戦術もある」という――。 ※本稿は、青木健『東大式記憶力超大全』(総合法令出版)の一部を再編集したものです。
駐車場での駐車位置とナンバープレートの覚え方
駐車場で自分がとめた場所がどこかわからなくなることはありませんか? とめるときにボーッとしていたり、他のことを考えていて無意識だったりすると思い出すことはできません。
駐車場で迷わないための一番理想的な方法は、自分の駐車する位置にルールや法則性を決めておくことです。
どのようなルールでも構いません。「駐車場に入って一番手前にとめる」「できる限りショッピングモールの建物とつながるエレベーターの入口に近いところにする」「とめやすい端っこに駐車する」などです。
もちろん混んでいて空いたところにとめないといけない場合もあるので、そのときは仕方がありません。しかし普段ならとめない“マイルールに外れるところ”にとめると、「今回は混んでいたから、いつもとは違うところにとめたぞ」と思えるので、インパクトになり記憶に残りやすいです。
次に車から降りたら、必ず車の位置を確認するようにしましょう。
「何台あるうちの何番目か」「壁にはアルファベットや数字が書いてないか」「駐車場内の目立つ標識や外の景色」などです。パッと認識するだけで構いません。数は少ないですが、駐車場によっては壁に動物の絵柄がついていたり、フロアやエリアが色によって分けられていたりすることもあります。その場合は非常に覚えやすいでしょう。
また、エレベーターや階段を降りるときに、フロアガイドを確認することも重要です。大抵の場合、エレベーターホールや階段の近くに書いてあるので認識するのは難しくないはずです。
巨大なショッピングモールの駐車場の場合は、「駐車場からショッピングモールに入るとき」がポイントです。最初に目に入ったお店を覚えるようにしましょう。駐車場に戻る際にたくさんの出口があっても見つけやすくなります。
対策をしても、どうしても忘れてしまう人は、自分の力ではなく「テクノロジーの力」に頼りましょう。iPhoneを使っている場合は、「AirTag」という忘れ物トラッカーを車の中に入れておくと、アプリで詳細な場所までわかるのでおすすめです。
駐車した場所がわかるように車の写真を毎回撮るなどの行動を習慣化してもいいでしょう。最近は事前精算方式やゲートがない駐車場も多く、車のナンバーを入力して車種を確認してから精算を行うところも増えてきました。そんなときに自分の車のナンバープレートの4桁の数字がわからないという場合が多いようです。
ナンバープレートの数字がランダムの場合は、語呂合わせで記憶するようにしておきましょう。例えば、ただ数字をイメージ化するのではなく、自分の車で何かが起きている様子をイメージします。ナンバーが「53-15」の場合は、「車の上にゴミ箱(53)が載っていて、その中には大きなイチゴ(15)が入っている」というように、奇想天外なイメージにするといいでしょう。
語呂は「数字記憶法」を活用するのもおすすめです。その場合は、「車をナス(53)が運転していて、穴(15)に落ちた」などとストーリーを作ります(図表1)。
車は基本的に年単位で乗るものなので、これを数回もやれば簡単に記憶できます。有料ですが、車のナンバープレートは自分で数字を決めることも可能です。誕生日や記念日、持ち家の人は自分の家の住所などに設定する人が多いようです。忘れない工夫を今日からしてみてください。
POINT 生活の中のちょっとした工夫で物忘れをなくしたり、減らしたりすることができる