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オムツのSサイズはいつまで?サイズアップの目安、体重や月齢別の選び方
赤ちゃんが履くオムツのSサイズ・Mサイズ・Lサイズをいつまで使うか気になるママもいるかもしれません。今回の記事ではSサイズ・Mサイズ・Lサイズのオムツについて、生後1カ月から2カ月など、実際にいつからいつまで使っていたか、オムツのサイズアップの体重や月齢の目安、ひとつ大きめのサイズやテープタイプからパンツタイプへの切り替えるときの目安などをママたちの体験談を交えてご紹介します。
Sサイズ・Mサイズ・Lサイズはいつまで履かせた?
ママたちは、Sサイズと、Mサイズ、Lサイズのオムツをいつからいつまで使っていたのでしょうか。それぞれのサイズの使用期間についてママたちに聞いてみました。
Sサイズ
30代ママ
20代ママ
なかなか体重が増えず、標準より小さめの赤ちゃんだったので、生後2カ月になるまでは新生児サイズを履いていて、生後2カ月を過ぎたくらいから半年くらいまでSサイズを履いていました。
生後1カ月をすぎた頃に、新生児サイズのオムツからSサイズに切り替えたママもいるようです。Sサイズを履いていた期間は約2カ月間だったという声もありましたが、赤ちゃんの体型によって使用期間は異なるかもしれません。赤ちゃんの身長・体重などの成長段階には、大きな個人差があるといわれています。オムツかぶれなどのトラブルがないよう、赤ちゃんに合ったサイズのものを使いましょう。
Mサイズ
30代ママ
うちの子は割と細身だったからか、生後4カ月から1歳3カ月くらいまでMサイズを使っていました。
20代ママ
生後3カ月半で体重が7キロkgを超えたときに、Mサイズのオムツを使い始めました。ウエストまわりや脚まわり足回りが太めだったので、11カ月頃からはさらにひとつ大きめのLサイズに切り替えました。
Mサイズのオムツをいつまで使うかについて、1歳前後まで使用していたというママの声がありました。新しくMサイズを購入するときには、長く使えることを考え、パンツタイプを選んだママもいるようです。また、寝返りをし始めてオムツ替えが大変になったということからテープタイプからパンツタイプに切り替えたというママの声もありました。
Lサイズ
30代ママ
生後8カ月で8.5キロくらいの男の子ですが、夜にオムツ漏れをするようになってきたので、Lサイズに切り替えようかなと思っています。
30代ママ
1歳すぎて、夜から朝にかけて前からおしっこがオムツ漏れしていることが多くなりLサイズにアップしました。それからは漏れることがなくなりました。
おしっこやうんちのオムツ漏れは、1度は経験するママも多いのではないでしょうか。なかには、おしっこ漏れに気づかず抱っこしていてママの衣服まで濡れてしまったり、寝具も濡らしてしまい、急いでサイズアップしたという声もありました。
小さいサイズのオムツを使い続けるとどうなる?
赤ちゃんに小さいサイズのオムツを使い続けると、どのようなリスクがあるのでしょうか?ママの体験談も交えてご紹介します。
オムツ漏れをして衣服・寝具が汚れてしまう
30代ママ
オムツがサイズアウトしているかわからずに使っていたところ、オムツ漏れをよくするようになりました。漏れてしまったときは衣服や寝具まで汚れてしまい、洗濯するのが大変でした。
サイズアウトしたオムツを使い続けると、オムツ漏れにつながるようです。オムツ漏れによって衣服や寝具が汚れてしまい、洗濯などママの家事負担が増えてしまうので、オムツ漏れが続くようであれば、オムツのサイズアップの目安といえるでしょう。
オムツかぶれなど皮膚トラブルのリスクがある
20代ママ
オムツのサイズが小さく通気性が悪くなってしまったようで、オムツかぶれを起こしてしまったことがあります。小児科に行ってオムツかぶれの薬をもらって治しました。
小さいサイズのオムツを使うと、おなかや太ももの締め付けがきつく通気性が悪くなることから、オムツかぶれなどの皮膚トラブルにつながるリスクがあるようです。オムツ替えのときに赤ちゃんの肌に跡がついていないか、サイズが合っているかを日頃から確認しておくといいかもしれませんね。
不快感から赤ちゃんの健康リスクがある
30代ママ
オムツのサイズが小さいためおなかや太ももが締め付けられていたのか、夜泣きを頻繁にしてしまう時期がありました。夜泣きをした次の日も眠そうで、睡眠の質が悪いのかなと感じました。オムツをサイズアップしたところ、夜泣きの回数が減りました。
小さいサイズのオムツは、体への締め付けなど赤ちゃんの体に不快感を与えるようです。その不快感から、睡眠の質が落ちたり肌トラブルを起こすなどのリスクがあるのではないかというママの声もありました。
オムツのサイズ選びのポイント
では実際に、オムツのサイズを選ぶとき、ママたちはどのようなポイントを意識していたのでしょうか。
メーカーによる適応体重の表記
30代ママ
パッケージに書かれた表記を参考に、Sサイズは4から8キロ、Mサイズは6から11キロとあったので、当時の赤ちゃんの体重とあわせて選びました。
20代ママ
赤ちゃんの体重とオムツパッケージに記載されている適応体重を目安にサイズを選んでいます。生後2カ月頃で体重が5キロあり、Sサイズを履いています。
メーカーごとの適応体重の表記を参考に、オムツのサイズを決めているママもいるようです。体重を基準にオムツを選ぶときは、赤ちゃんの体重を把握しておくとよいかもしれません。ただし、適応体重はひとつの目安であるため、実際にオムツを履かせたところゆるかったり、跡がつくほどきついこともあるようです。サイズを切り替えたら、赤ちゃんに履かせてみてサイズを確認してみましょう。
赤ちゃんの体型
30代ママ
体重にあわせて選ぶとMサイズですが、実際にMサイズを履いてみるとウエストまわりがゆるい気がしました。赤ちゃんの体型にあわせて、しばらくはSサイズを使っていました。
20代ママ
適応体重の表記に合ったSサイズのオムツを履かせたところ、太ももがかなりきつそうな感じがしました。Mサイズに切り替えたところ、フィット感がありオムツ漏れもしませんでした。
体重で判断してサイズを選ぶと、ウエストまわりや太ももまわりがゆるく感じたというママの声がありました。ママたちによると、メーカーによってサイズや形にも違いがあるようで、赤ちゃんに履かせてみてフィット感を確認したというママもいるようです。
また、大きさだけでなくサラサラ感などといった肌ざわりなどメーカー毎の違いに注目して選んでいるという声も聞かれました。赤ちゃんの体の大きさや成長段階には個人差があるので、それぞれの体型にあったオムツを選べるとよいですね。
サイズ以外にオムツを選ぶポイント
サイズ以外にも、ママたちはさまざまなポイントからオムツ選びをしているようです。
赤ちゃんがずっと身につけているオムツは、肌に優しく快適なものを選んであげたいと考えるママやパパが多いようです。具体的なポイントを聞いてみました。
20代ママ
赤ちゃんの成長が早く、新生児サイズがすぐにきつくなってしまったので、Sサイズに切り替えました。その後もオムツをサイズアップするタイミングをつかむのがなかなか難しかったです。サイズアップするときには、メーカーごとの素材を確認していました。
20代ママ
赤ちゃんがたっちできるようになったら、薄くてコンパクトなパンツタイプに切り替えました。持ち運びが便利で、赤ちゃんのおしりにすっきりフィット感のあるように作られているのでずれにくく助かっていました。
オムツのサイズ以外に、サラサラ感ややわらかさといった肌ざわりを意識したという声や、通気性がありむれにくいものを選んだという声も聞かれました。また、ママやパパがスムーズにオムツ替えできるよう、使いやすさで選んだママやパパもいるようです。メーカーによって、素材や使いやすさなどに違いがあるようです。
オムツのサイズアップの目安
次に、SサイズからMサイズ、MサイズからLサイズにサイズアップするときに、ママたちはどのようなことを目安にしたのでしょうか。聞いてみました。
おへそが見える
© shirohige - Fotolia
30代ママ
オムツのテープを留めたときに、おへそが見えるようになりました。背が伸びてサイズアウトしたかなと思い、Mサイズに切り替えました。
40代ママ
パパからオムツ替えでテープを留めたときにおへそが見えているからサイズアップした方がいいのではないかと言われ、Mサイズに切り替えました。おへそが見るかどうかはサイズアップの目安かもしれません。
オムツを着用するときに赤ちゃんのおへそが見えるようになったため、サイズアップしたママがいるようです。おへそが出ずオムツがしっかりと深く履けているかは、正しいサイズを選ぶ上でのポイントのひとつかもしれません。
ウエストまわりや太ももまわりがきつい
20代ママ
オムツ替えをするときに赤ちゃんの体を見ると、ウエストまわりと太ももにギャザーの跡がついていました。体が大きくなってSサイズのオムツがサイズアウトしたと思い、Mサイズに変えました。
オムツがきつそうだと感じ、Mサイズにしたという声が聞かれました。赤ちゃんの太ももなどにオムツのギャザーの跡がつくようになったときは、大きめのサイズに切り替えてもよいかもしれません。
オムツ漏れしやすい
30代ママ
Sサイズでちょうどよいのですが、夜寝ているときにおしっこ量が多くて漏れてしまい、肌着まで濡れることが何度かありました。まだSサイズの枚数が残っているので、昼間はSサイズを使い、夜だけひとつ大きめのMサイズに切り替えました。
40代ママ
早い時間にお風呂に入れてそのまま寝かせてしまった時などにおしっこ漏れるようになってしまい、汚れた寝具の洗濯が大変でした。Lサイズにサイズアップしたところオムツ漏れしなくなりました。
おしっこの漏れやすさを感じてサイズアップを決めたママもいるようです。オムツを交換したときの重さで、おしっこ量に変化を感じた場合にはサイズアップを検討してみるのもよいかもしれません。
オムツ漏れをすると、汚れた衣服や寝具の洗濯でママの負担が増えてしまいます。オムツ漏れはサイズアップのひとつの目安のようなので、気になるときはオムツのサイズを切り替えてみましょう。
いつからテープタイプからパンツタイプへ切り替えた?
いつからテープタイプからパンツタイプへ切り替えたのでしょうか。ママたちに聞いてみました。
30代ママ
テープタイプのMサイズを使っていたのですが、生後7カ月頃にウエストのテープを貼る位置が一番外側になってきました。動いてテープがはずれないように、ウエスト部分がゴムになっているパンツタイプへ変えました。
30代ママ
生後10カ月くらいから、つかまり立ちとハイハイをするようになりました。じっと寝ている状態でオムツ替えをすることが少なくなったので、テープタイプからパンツタイプに切り替えました。
30代ママ
成長とともに、寝返りしたりハイハイしたりして、よく動くようになってきたため、肌着の種類を変えたタイミングでオムツもパンツタイプへ切り替えました。
30代ママ
トイレトレーニングの準備としてパンツタイプのオムツに切り替えました。パンツタイプは、子どもが自分で脱ぎ履きしやすいデザインなので、トイレに行くタイミングを自覚しやすくなると思います。
寝返りやハイハイなど赤ちゃんが寝ているよりも動くことが多くなったときに、テープタイプからパンツタイプへ切り替えたママもいるようです。ウェストまわりがゴムになっていることで、赤ちゃんが立った状態でもオムツ替えがしやすくなったという声も聞かれました。また、トイレに行きたい時に自分でパンツタイプのオムツを下ろせるようになり、トイレトレーニングがスムーズに進んだといった体験談もありました。
サイズの小さいオムツが余ったらどうする?
赤ちゃんの成長段階によってオムツはどんどんサイズアップするため、サイズアウトしたオムツが余ってしまうこともあるでしょう。ママたちは余ったオムツをどうしているのでしょうか?
保管する
40代ママ
赤ちゃんの使わなくなったオムツは災害時に簡易トイレになったり、掃除にも活用できると聞いたことがあるので、何かのときのために家に保管しています。
赤ちゃん用のオムツは吸水に優れていて、災害時や掃除に活用できるようです。災害時の簡易トイレについては、警視庁のホームページに大人の簡易トイレとして代用することができる旨記載されています。サイズアウトしたオムツを、災害グッズのひとつとして保管しておくのもいいかもしれません。
寄付・リセールする
30代ママ
買い置きしていた未開封のオムツは、フリマアプリでリセールに出しました。ママ友に聞くと、児童福祉施設やNPO法人などに寄付した人もいるようです。
未開封のオムツはフリマアプリなどでリセールに出したというママの声もありました。また、余ったオムツは児童福祉施設やNPO法人、チャリティーイベントなどに寄付することもできるようです。寄付やリセールをすると、必要な人に届けられるのがいいですね。
赤ちゃんの成長にあわせてオムツを選ぼう
iStock.com/iryouchin
今回の記事ではSサイズや新生児サイズについて、実際にいつからいつまで使っていたか、オムツのサイズアップの体重や月齢の目安、ひとつ大きめのサイズやテープタイプからパンツタイプへの切り替えるときの目安などをママたちの体験談を交えてご紹介しました。
SサイズやMサイズ、Lサイズのオムツをいつからいつまで使うか考えるとき、ママたちはメーカーによる適応体重の表記や赤ちゃんの月齢や体型を目安にしたようです。
Sサイズについては、新生児の期間をすぎてから約2カ月間使ったとの声が聞かれました。MサイズやLサイズに切り替えるタイミングは、ウエストまわりのゴム跡やおしっこが漏れるかなどを目安にしてもよいかもしれません。
成長には個人差がありますので、赤ちゃんの動きや体型にあわせてテープタイプからパンツタイプに変えるかやオムツのサイズを決められるとよいですね。
生後1カ月をすぎた頃から3カ月くらいまでは、Sサイズを履いていました。3カ月のときに健診では体重が6.7キロkgほどで、Sサイズがまだまだ履けそうだと感じました。