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授乳を終えて卒乳したタイミングはいつ?時期や準備したこと
卒乳で子どもが泣いたときの対処方法
子どもに授乳しているママは、そろそろ卒乳に向けて準備をしたいと考えることもあるかもしれません。スムーズに卒乳を進められるように、タイミングや方法を知りたいママもいるでしょう。今回は卒乳の時期や準備したこと、卒乳の方法や子どもが泣いたときの対処方法などをママたちの体験談をもとにご紹介します。
卒乳とは
卒乳とは、子どもが自分の意思で自然とおっぱいから離れて、授乳を卒業することをいうようです。卒乳に対して、ママの判断で母乳を与えることをやめる、断乳という言葉もありますが、子どもが自然に卒乳に向かえるようにサポートをしたいママもいるでしょう。
子どもが自然と母乳を欲しがらなくなるように準備したことや、卒乳した時期をママたちに聞いてみました。
授乳を終えて卒乳をしたタイミングはいつ?
子どもが卒乳をしたタイミングはいつ頃だったのでしょうか。
30代ママ
30代ママ
2人目が欲しいと思い、卒乳に向けてスケジュールを考えました。子どもが1歳半のときに卒乳して妊娠に備えました。
40代ママ
自然と子どものおっぱいを飲む回数が減り、離乳食もたくさん食べていたので、1歳3カ月頃に卒乳しました。
今回話を聞いたママたちからは、1歳~2歳の間に卒乳をしたという声がありました。それぞれの家庭の事情によって、卒乳したタイミングは違いがあるようです。
授乳中から卒乳に向けて準備したこと
授乳中から卒乳に向けて、子どもが自然におっぱいから離れられるように準備したことをママたちに聞いてみました。
授乳間隔や回数を把握する
30代ママ
新生児のときは授乳の間隔をメモしていましたが、子育てが忙しくなり、メモを取るのをやめていました。卒乳に向けて1日の授乳の頻度を把握するために、授乳の時間や回数などをもう1度メモに残すことにしました。
1日の授乳の回数や授乳間隔を把握すると、おっぱいの代わりに水分を飲む回数を増やしたり、食事を用意する時間を考えたりと、卒乳に向けて計画を立てやすいかもしれません。
スケジュールを立てる
30代ママ
カレンダーを見ながら 卒乳に向けてスケジュールを立てました。徐々に授乳の回数を減らすなど、子どもが自然におっぱいから離れられるように卒乳までの計画を書き込みました。
40代ママ
卒乳をすると、夜に子どもがおっぱいを欲しがってなかなか寝ないときがあると予想しました。寝不足になることを考えて、外出を控えるなど、卒乳に集中できるようなスケジュールを立てました。
卒乳に向けてスケジュールを立てたというママの声がありました。卒乳をしたときはママもおっぱいが張ったり、子どもが寝ないために寝不足になったりと、体調を崩すこともあるかもしれません。自分の身体のケアを大切にしながら、卒乳を進められるとよいですね。
マグを使う練習をする
30代ママ
子どもの卒乳に向けて、おっぱいの代わりに水分がとれるように、マグを使う練習をしました。最初は上手に水やお茶を飲めなかったのですが、徐々にマグの使い方に慣れて、飲めるようになりました。
卒乳に向けてマグの使い方を練習しておくと、子どもが喉が渇いたときにスムーズに水分をとることができそうですね。授乳以外に飲みものを飲む回数を増やすと、子ども自身が自然とおっぱいを求める回数が減ることもあるようです。
子ども用のマグはストローつきや哺乳口タイプのものなどさまざまな種類があるため、子どもの飲みやすさを考えて用意するとよいかもしれません。
卒乳用の絵本を読む
30代ママ
卒乳に向けて子どもがおっぱいとさよならできるように、卒乳用の絵本を読んでいました。子どもがおっぱいから離れて、食べものに興味をもてるように描かれたものだったので、読んでよかったと思います。
食べものに興味がわくように、卒乳用の絵本を読んだというママの声がありました。ママも授乳を終えるときに、さみしさを感じることもあるようです。子どもといっしょに絵本を読むことで、前向きな気持ちで卒乳のサポートをするようになったというママもいました。
昼間の卒乳の方法と子どもが泣いたときの対処法
昼間の卒乳の方法と子どもが泣いたときの対処法をママたちに聞いてみました。
昼間の卒乳の方法
30代ママ
昼間は3時間置きに授乳していましたが、午前中は授乳せずに午後になってから授乳するなどして、飲む回数を減らしました。
30代ママ
4時間おきに授乳していましたが、5時間おき、6時間おきと授乳の間隔をあけていきました。
授乳間隔を徐々に空けて卒乳したというママの声がありました。子どもの様子を見ながら徐々に回数を減らしていくと、自然とおっぱいから離れる時間が長くなり、おっぱいも少しずつ張らなくなったというママもいました。
昼間の卒乳で子どもが泣いたときの対処法
30代ママ
子どもがおっぱいを欲しがって泣いたときは、『次は○○しようね』と気持ちが切り替えられるように少量のお菓子を与えたり、遊んだりして接していました。
子どもが泣いたときは、コミュニケーションをとりながら、気持ちを切り替えられるような声かけを意識するとよいかもしれません。遊びに集中して子ども自身が自然とおっぱいを求めなくなるようにサポートできるとよいですね。
夜間の卒乳で子どもが泣いたときの対処法
夜間の卒乳の方法と子どもが泣いたときの対処法を、ママたちに聞いてみました。
夜間の卒乳の方法
40代ママ
夜は子どもが寝る前、夜間、朝方の計3回、授乳すると決めて、サイクルを守っておっぱいをあげていました。卒乳への準備を始めて2週間目に朝方と寝る前の授乳をやめて、3週間目は夜間をやめるなど、少しずつ卒乳できるように進めました。
夜間の卒乳の方法は、昼間の卒乳方法と同様に授乳の回数を徐々に減らしたママの声がありました。子どもが夜間に水分補給ができるように、枕元にお茶や水を用意しておくと、喉が渇いたときに役立ちそうですね。
夜間の卒乳で子どもが泣いたときの対処方法
40代ママ
夜間におっぱいを欲しがって泣いたときは、子どもを抱っこしてゆらゆらしたり、背中をさすったりして寝かせていました。
夜間に子どもがおっぱいを欲しがって泣いたときは、スキンシップを大切にしたというママの声がありました。ママの体に触れると子どもが安心して寝つきやすいようです。
子どもの様子を見守りながら授乳を終えて卒乳しよう
授乳から卒乳に向けて準備するときは、スケジュールを立てたり、マグの使い方の練習をしたりと子どもがスムーズに卒乳できるように工夫するとよいかもしれません。授乳間隔や回数をあらかじめ把握しておくと計画も立てやすいでしょう。
卒乳をすると、子どもが離乳食や幼児食をたくさん食べるようになったり、夜に起きる頻度が減って生活リズムが整ったりと、卒乳をしてよかったという声が多くありました。
子どもとのスキンシップやコミュニケーションを大切にしながら、自然とおっぱいから離れられるように卒乳をサポートできるとよいですね。
私の育児休暇が終わるタイミングで仕事の復帰を考えて準備をし、子どもが1歳2カ月のときに卒乳しました。