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パパの残業が多いとき。子どもとの時間をもつために残業を減らすコツ
残業について家庭でどんな会話があったか
パパの残業が多く、保育園の送迎など子どもの世話をママが担当している場合、残業についてあらためて考えたいというパパやママは少なくないかもしれません。今回は、パパはどのくらい残業しているか、子どもとの接し方や残業時間を減らすためのコツ、減って生活のなかで変わったことなどを体験談をまじえてご紹介します。
パパはどのくらい残業している?
ママが育児を担当することが多い場合など、パパの残業時間や頻度について気になることがあるかもしれません。
実際にパパはどのくらい残業しているのかパパやママたちに聞いてみました。
40代パパ
30代パパ
週に1~2回、1~2時間ほど残業しています。残業が多い時期でも週に2~3回で済むようにしています。
30代ママ
普段は1日30分程ですが、繁忙期になると2時間くらいの残業で、土日を含めて出張も増えてきます。
パパの仕事が繁忙期になると2時間以上は残業になるという声がありました。
残業が必要になる期間があらかじめ決まっていれば割り切って考えることもできそうですが、いつまで残業が続くのかわからない場合は、パパの帰りを待つことをママがつらく感じてしまうこともあるかもしれませんね。
パパの残業について話し合ったことはある?
パパの残業について家庭の中で話し合ったことはあるか、具体的にどのような会話があったかママたちに聞いてみました。
30代ママ
パパの残業が続いて私が精神的につらくなったときに、週1回だけはパパに早く帰ってきてもらうようにしたり、実母に家事育児を手伝いに来てもらってもよいか話し合いました。
30代ママ
私の転職を機に、パパに残業しない日をつくってもらうために話し合いました。パパが定時で上がれる曜日が決まってきたので、その曜日は残業しないで保育園にお迎えに行ってもらうようにお願いしました。
30代ママ
私の体調がわるくて家事が出来ないときに、パパに定時で上がってもらうようお願いしたことがあります。
30代ママ
パパの職場は私の職場の得意先だったこともあり、仕事内容や繁忙期など残業が必要な理由がわかるので、特に口をはさむことはないです。パパ本人が早く帰りたい気持ちが強く、残業しなくてもよいのか心配になるくらいです。
パパの残業について夫婦で話し合ったことがあるという意見が複数ありました。
話し合って協力し子育ての忙しい時期を乗り越えていくことで夫婦の絆も深まりそうですね。
パパは残業のときも子どもと接していた?
パパが残業の場合でも子どもと接することができていたかパパやママたちに聞いてみました。
40代パパ
子どもが夜に起きてしまってママがつらいときに、オムツを替えたりお茶をあげています。
40代パパ
短めの残業であれば夕食に間に合うので子どもに離乳食を食べさせたり、朝食を子どもといっしょに食べたり、子ども向け番組をいっしょに見たりします。
30代ママ
パパが残業のときもお風呂は子どもといっしょに入っています。いつもお風呂でたくさん会話しているので、そばで見ていて接する時間は十分足りていると思います。
30代ママ
繁忙期になると子どもが寝てからの帰宅になるため、パパと子どもの接する時間はありません。毎朝子どもが起きる前に家を出るので『パパは?』と度々聞かれます。
残業で帰りが遅くなると、子どもと会えるのは夜中や朝の短い時間だけになるという声がありました。
子どもと接することを少しの時間でも毎日続けることで、パパとの時間は子どもにとって楽しく特別なものになるかもしれません。
パパの残業時間を減らすためのコツ
最近では、ノー残業デーや決まった時間には消灯するなど、残業を減らすための取り組みを行っている会社もあるようですが、具体的に残業時間を減らすためのコツはあるのかパパたちに聞いてみました。
30代パパ
スケジュール管理が大切です。急ぎの仕事とそうではない仕事を明確にし、急ぎでなければ前倒しで仕事をしすぎないようにしています。
30代パパ
残業しない曜日をあらかじめ決めておきます。仕事がなかなか終わらない場合でも『今日は残業しない日だ』と割り切って、別の日に対応するようにしています。
40代パパ
お客さんから出そうな要望を先読みして準備しておきます。
40代パパ
忙しいときはパソコン内のデータが散らかりやすいので、少しでも普段から片づけるようにしています。
仕事の経験を積み重ねていくと、お客さんや上司からの要望を予測して事前に対処できるようになるという声がありました。
パソコンのデータ整理やメールチェック、デスク周りの整頓も仕事の効率化につながりそうですね。
パパの残業が減って生活のなかで変わったこと
パパの残業時間が減ったことで、生活に何か変化はあったのかパパやママたちに聞いてみました。
30代パパ
帰宅後に子どもの勉強を見てあげることができるようになりました。タブレット学習の確認をしたり、毎日子どもといっしょにカレンダーを読んで数字やひらがな、曜日を覚えています。
40代パパ
少しでも早く帰ることができると、子どもが笑顔で迎えてくれますしママの機嫌もよいです。
30代ママ
毎日1時間程パパと子どもの時間が増え、以前よりもコミュニケーションが取れるようになったと思います。
30代ママ
パパが子どもの保育園のお迎えに行けるようになり、保育園の先生やお友だちと話す機会ができました。パパは子どものことをより知ることができてうれしそうでした。
パパの残業時間が減ることで、子どもとの関わりが増えたという意見が複数ありました。
ママが1人で育児や家事をこなして大変と感じているときは、パパの帰りが数十分早いだけでママの気持ちも楽になりそうですね。
家族団欒の時間を増やそう
今回は、パパの残業について体験談をまじえながら、残業の頻度や減らすコツ、忙しくても子どもと接しているかなどをご紹介しました。
パパの残業時間についてママと話し合ったり、普段から会社で残業を減らすための工夫をすることが大切なようです。
残業せずにパパが子どもの保育園のお迎えができるようになると、ママの生活にもゆとりができるでしょう。
少しでもパパの残業を減らして、家族団欒の時間を多くもてるとよいですね。
普段は週に1~2回、30分~1時間ほど残業することがあります。繁忙期になると1~2週間、2時間以上の残業が続くこともあります。