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新生児のチャイルドシートの選び方。回転式などの機能や乗せる角度など
チャイルドシートにはどんな種類があるの?
新生児から使えるチャイルドシートを選ぶとき、回転機能のあるものがよいのかなど選び方に迷うこともありますよね。今回は、新生児のチャイルドシートを選ぶときのポイントや乗せるときの角度などをご紹介します。
チャイルドシートの種類
新生児のチャイルドシートを選ぶとき、選び方や乗せるときの注意点など気になることもあるのではないでしょうか。国土交通省のページをみると、チャイルドシートの使用義務に関しては、以下のように記載されています。
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チャイルドシート使用義務の対象は6歳未満のお子様です。新生児であっても、マイカー等自家用自動車を利用して病院から退院する場合にはチャイルドシートを使用しなければなりません。乳児用のチャイルドシートを使用して赤ちゃんを大切に守りましょう。
出典: よくあるご質問/国土交通省
チャイルドシートにもいくつか種類があるようですがどのようなものがあるのか、まずはそれぞれの特徴をご紹介します。
乳児用
新生児期から使えるチャイルドシートのことを、「ベビーシート」や「乳児用チャイルドシート」と呼ぶこともあるようです。国土交通省では乳児用シートについて以下のような説明がされています。
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乳児期は首が据わってないため、寝かせるタイプです。後ろ向きに使用する「シートタイプ」と横向きに使用する「ベットタイプ」とがあります。
出典: チャイルドシートコーナー/国土交通省
幼児用
「幼児用チャイルドシート」について国土交通省では、以下のように説明されています。
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幼児の首が据わり、自身で座れることが使いはじめの目安です。「前向きシート」として使用します。
出典: チャイルドシートコーナー/国土交通省
ジュニアシート
ベビーシートやチャイルドシートの他にも、ジュニアシートと呼ばれるものもあるようです。国土交通省では、以下のように説明されています。
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「座席を上げて背の高さを補う」、「腰ベルトの位置を子供の臀部に合わせる」ことによって大人用の座席ベルトが使えるようにするものです。
出典: チャイルドシートコーナー/国土交通省
それぞれの製品に設定されている対象年齢や自分の車に取り付けられるかなども確認し、子どもに合ったものを選べるとよいですね。
ただ、実際にチャイルドシートをどのように選ぶとよいのか種類や機能も多く迷いますよね。チャイルドシートの選び方や乗せるときの注意点などについてもご紹介します。
新生児のチャイルドシート選びのポイント
チャイルドシートを選ぶときには、選び方に迷うこともありますよね。チャイルドシートの選び方のポイントをご紹介します。
安全基準マークのついているもの
実際にチャイルドシートを購入したママたちは、安全性を特に重視して選んでいたママが多いようでした。国土交通省では、安全性を確認する方法として、以下のようなマークについて説明しています。
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チャイルドシートの現行の安全基準に適合しているものには、製品にEマークが添付されています。このマークを確認して購入するようにしましょう
出典: 安全なチャイルドシートの選び方/国土交通省
Eマークに、対象の体重なども記載されているようなので、購入の際にはマークの有無や適性体重などを確認するとよいでしょう。
車に対応したタイプを選ぶ
チャイルドシートは、シートベルトを使って座席に固定するものが多いようです。しかし近年では、車の座席に専用金具を差し込むタイプのチャイルドシートが販売されているそうです。
車によっては取り付けができないタイプのチャイルドシートもあるようなので、自分の車に対応しているかどうかも確認してから、チャイルドシートのタイプを選んでみてはいかがでしょうか。
専用タイプか兼用タイプか
チャイルドシートは、乳児用、幼児用など使用時期が決まっているものと、乳児期から幼児期までなど長く使えるタイプがあるようです。使用頻度や赤ちゃんの身長なども考慮して、時期ごとで買い替える必要があるのか兼用タイプで長く使うのかなども基準に選んでみてはいかがでしょうか。
チャイルドシートのさまざまな機能
新生児期から使用できるチャイルドシートには、さまざまな機能がついているものがあるようです。チャイルドシートの機能にはどのようなものがあるのか、いくつかご紹介します。
回転式
チャイルドシートには、座席を360度回転させて方向を変えられる回転式のものがあるようです。
回転式であればドアの方向にチャイルドシートを向けることができるので、乗せ降ろしがしやすいかもしれません。また、置き場所を変えたいときなどにも左右どちらにも回転するので便利そうですね。
ベビーカー一体型
ベビーシートが持ち運べるようになっており、ベビーカーにそのまま取り付けて使用できるベビーカー一体型のチャイルドシートもあるようです。
ベビーシートなので新生児期から1歳頃までの使用になるようですが、チャイルドシートを別の車に移動させる機会が多い場合は便利なのではないでしょうか。
日よけつき
日よけのついているチャイルドシートも販売されているようです。日よけの角度を調節できるものや、ワンタッチで日よけの着脱ができるものなどがあるそうで、外の日差しから赤ちゃんを守ってくれそうですね。
日よけをすると顔が見えなくなることもあるかもしれないので、顔の見える角度にしたり、隣に家族が乗るときに使用するなどするとよいかもしれません。
新生児のチャイルドシートの乗せ方
新生児がチャイルドシートを使用するとき、首がすわっていないため頭が動いてしまう、座席の角度はどのくらいにするとよいのか、など悩むこともあるかもしれません。新生児をチャイルドシートに乗せるときの注意点をご紹介します。
乗せる場所
チャイルドシートを取りつけるとき、目の届く助手席に取りつけたいと思うママやパパも多いのではないでしょうか。しかし、助手席はエアバッグが開くと勢いで子どもを傷つけてしまうこともあるようです。
そのため、チャイルドシートは後部座席に取りつけるとよいといわれています。後部座席でも、中央座席はシートの形状などにより正しく取りつけられないことも考えられるため、左右の座席への取りつけがよいようです。
乗せる角度
チャイルドシートに赤ちゃんを乗せるときの背もたれの角度は、45度がよいといわれています。角度が適切でないと、首が苦しくなったりと赤ちゃんの乗り心地が悪くなることもあるかもしれないので、乗る前に角度を調節するとよさそうです。
ベルトやハーネスの調整
新生児を乗せるときには、腰のベルトがゆるまないようにしっかりと締めたり、ハーネスの長さや位置を赤ちゃんに合わせて調節することも大切になりそうです。ゆるんでいたり、きつすぎると赤ちゃんの乗り心地も悪くなってしまうので、毎回確認するとよさそうですね。
正しくチャイルドシートを使おう
チャイルドシートには、年齢によって種類があったり回転式やリクライニングなどさまざまな機能がついたものもあるようです。新生児に合ったタイプのものを選ぶとよいでしょう。
チャイルドシートへの乗せ方にも注意して、正しい乗せ方でチャイルドシートを使用できるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年1月23日時点で作成した記事になります。