チャイルドシートは何歳まで?ジュニアシートに切り替えるタイミング

チャイルドシートは何歳まで?ジュニアシートに切り替えるタイミング

チャイルドシートの種類と選ぶポイント

2018.11.14

チャイルドシートは何歳まで着用義務があるのかや、後ろ向きから前向きにしたりジュニアシートへ切り替えるタイミングについて知りたい方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、チャイルドシートの使用義務についてや種類別の対象年齢や身長、何歳まで使ったのかなどを、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

チャイルドシートの使用義務

チャイルドシートは何歳まで着用しなくてはならないのでしょうか。国土交通省のホームページによると、

チャイルドシート使用義務の対象は6歳未満のお子様です。新生児であっても、マイカー等自家用自動車を利用して病院から退院する場合にはチャイルドシートを使用しなければなりません。乳児用のチャイルドシートを使用して赤ちゃんを大切に守りましょう。

出典: よくあるご質問/国土交通省

と記述されています。子どもの命を守るためにもチャイルドシートをしっかり着用できるように心がけたいですね。実際にどのようなチャイルドシートを選ぶとよいのでしょうか。

チャイルドシートの種類

チャイルドシートには乳児用、幼児用、学童用の3つの種類があるとされていますが、これらを総称してチャイルドシートと呼ばれることもあるそうです。それぞれの種類の特徴を、国土交通省のホームページを参考にしてまとめてみました。


乳児用

国土交通省の資料によると、乳児用のチャイルドシートの特徴として

乳児期は首が据わってないため、寝かせるタイプです。後ろ向きに使用する「シートタイプ」と横向きに使用する「ベットタイプ」とがあります。

出典: チャイルドシートの種類/国土交通省

とされています。新生児の頃からチャイルドシートを購入しようと考えているママやパパは、このタイプのチャイルドシートを探すとよいかもしれません。


幼児用

国土交通省の資料によると、幼児用のチャイルドシートの特徴として

幼児の首が据わり、自身で座れることが使いはじめの目安です。「前向きシート」として使用します。

出典: チャイルドシートの種類/国土交通省

とされています。新生児のときなどに使うベッドタイプとは異なり、椅子のように座って使用するタイプになります。


学童用

ジュニアシート
Syda Productions/shutterstock.com

国土交通省の資料によると、学童用のチャイルドシートの特徴として

「座席を上げて背の高さを補う」「腰ベルトの位置を子供の臀部に合わせる」ことによって大人用の座席ベルトが使えるようにするものです。

出典: チャイルドシートの種類/国土交通省

とされています。

販売されている製品には、ベビーシートとチャイルドシートが兼用できるもの、チャイルドシートとジュニアシートが兼用できるものなどもあるそうです。対象の体重や身長、何歳まで使えるかは製品ごとによって異なるので、詳しくは店頭で確認したり製造メーカーのホームページを参照するとよいかもしれません。

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【体験談】チャイルドシートは何歳まで使った?

チャイルドシートを何歳まで使ったらよいのかや、後ろ向きから前向きへの切り替えの時期に迷うこともあるかもしれません。チャイルドシートを何歳まで使ったかをママたちに聞いてみました。

「乳児、幼児で兼用できる回転式のチャイルドシートを使っています。ずっと後ろ向きで使っていたのですが9カ月くらいから車の中で泣くようになったので前向きに切り替えました。説明書にも9カ月から前向きにできると書いてありました」(1歳児のママ)

「新生児期から4歳まで使えるチャイルドシートを購入しましたが、1歳5カ月で1歳から11歳まで使えるジュニアシートに切り替えました。2人目が生まれる予定なので、使っていたチャイルドシートは下の子に使う予定です」(1歳児のママ)

「買い替えをしなくても済むように、新生児から7歳まで使えるチャイルドシートを購入しました。きれいに使用して、7歳になるまでそのまま使い続けたいと思っています」(3歳児のママ) 

ママたちは子どもの年齢や身長、体型によって後ろ向きから前向きに切り替えたり、チャイルドシートからジュニアシートに切り替えたりしているようです。何歳まで使えるのかなどは製品によって異なるので、詳しくは取り扱い説明書を参照するとよさそうです。

チャイルドシートを選ぶときのポイント

チャイルドシートに座る赤ちゃん
iStock.com/kuppa_rock

チャイルドシートを購入するときにはどのようなことに気をつけるとよいのでしょう。チャイルドシートを選ぶときのポイントについてママたちに聞いてみました。


安全基準を満たしたものを選ぶ

「安全性が高いものを選びたいを思い、製品にEマークがついているものを選びました。母子手帳といっしょに自治体から『チャイルドシートアセスメント』の冊子ももらっていたので、チャイルドシート選びの参考にしました」(1歳児のママ)

国土交通省のホームページでも、

チャイルドシートの現行の安全基準に適合しているものには、製品にEマークが添付されています。このマークを確認して購入するようにしましょう

出典: 安全なチャイルドシートの選び方

と記述されています。

現行の安全基準に適合しているチャイルドシートにはEマークが添付されているようです。チャイルドシートを選ぶときは参考にするとよいかもしれません。


適合車種を確認する

「雑誌で見ていて欲しいと思っていたチャイルドシートがあったのですが、実際にお店に行って見てみると、私の乗っている車には設置できないことがわかりました。私の車でも使えるものはどれか店員さんに相談して、コンパクトなものを選びました」(1歳児のママ)

チャイルドシートは、設置方法や形によって車にあわないものもあるようです。チャイルドシートやジュニアシートを購入する場合は、購入したい製品が自分の車に適合するかを店頭にある適合表で調べたり、店員に聞いてからにするとよさそうです。

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新生児も車のチャイルドシートの着用は義務。選び方や注意点など

チャイルドシートは子どもにあわせて選ぼう

ジュニアシートを持つ女性
© maroke - Fotolia


チャイルドシートやジュニアシートは6歳未満の子どもに使用義務があり、何歳まで使えるかは製品によって適正年齢や身長、体重が異なるようです。後ろ向きから前向きに変えたタイミングや何歳まで使ったかについては、子どもの身長や様子によって対応しているというママたちの声がありました。子どもの年齢などにあったチャイルドシート選び、きちんと着用できるように心がけたいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2018年11月12日時点で作成した記事になります。

2018.11.14

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