子育て世代に聞く!食品購入の意識調査。子どものために安心安全な食品を選びたい親の本音

子育て世代に聞く!食品購入の意識調査。子どものために安心安全な食品を選びたい親の本音

2024.04.18

食品を購入する際、どのようなことを考えるでしょうか。子どもをもつ親であれば、誰しも安心して食べられるものを選びたいと思うでしょう。今回は、食品購入の意識調査のため、子育て世代の方々にアンケートを実施しました。毎日おいしい食事を作っている保護者のリアルな本音をチェックしてみてはいかがでしょう。

食事を作る頻度

まず最初に、食事を作る頻度について聞いてみました。

Q.どのくらいの頻度で食事を作りますか? ※朝食、昼食、夕食を合わせた、平均的な頻度

食事を作る頻度のグラフ

ほとんど毎日食事を作っているという方が70%という結果になりました。

家族のために、できるだけ手作りの食事を提供したいという方も多いでしょう。手作りすることで、栄養バランスやオリジナルの味付けなど、工夫できる点があるのもよいところではないでしょうか。

食品を購入する頻度

7割の方が毎日食事を作ると回答しましたが、どの程度の頻度で食品を購入しているのでしょうか。

Q.食品を購入する頻度を教えてください

食品を購入する頻度のグラフ

63%の方が週に2〜3日と答え、この程度が主流のようです。

毎日の献立が考えやすい、冷蔵庫にちょうど入りきる、食費が計算しやすい、使いきりやすい、などの理由が考えられます。

食品を購入する場所

食品を購入する場所について聞きました。

Q.食品をどこで購入しますか?

食品購入場所のグラフ

食品スーパー、総合スーパー、ドラッグストアがTOP3となりました。

では、食品別のアンケート結果をみてみましょう。

生鮮食品

生鮮食品の購入場所のグラフ

飲料(アルコール飲料以外)

アルコール飲料以外の飲料の購入場所のグラフ

飲料(アルコール飲料)

アルコール飲料の購入場所のグラフ

どの食品においても、やはり普段から利用しやすい食品スーパーがもっとも多い結果になったようです。飲料については、販売場所もさまざまであり、その分選択が増えるのかもしれません。価格や利便性など、それぞれの家庭にとってベストな購入場所を選べるとよいですね。

購入店舗の使い分け

食品スーパーを利用する方が多いなか、食材によって購入店舗を使い分けている方はどれくらいいるのでしょうか。

Q.食品を購入する際、複数の店舗を使い分けていますか?

食品購入店舗の使い分けのグラフ

58%の方が使い分けていると回答しました。

価格重視のお店や生鮮食品の鮮度が高いお店など、複数の店舗を使い分けると、お得に賢く買いものができるかもしれません。また、実店舗だけでなく、ネットスーパーなど購入方法が多様化していることも、このような結果になった理由として挙げられるのではないでしょうか。

食品の予算

今度は、食品の予算について聞きました。

Q.一度に購入する食品の予算はどのくらいですか?

一度に購入する食品の予算のグラフ
*株式会社迅「 【男女300人アンケート】食品など日常的な買い物についての調査結果【調査レポート】」調査期間2023年8月参照

一般的な調査で5,000円以上と回答した方が20%に対し、今回の調査では、42%と2倍の結果が出ました。

家族構成や住んでいる地域など、食品に対する予算は家庭によってそれぞれです。自分の家計にあった金額設定で、上手に購入したいですね。

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参考にしている情報

食品を購入する際、どのような情報を利用しているのでしょうか。聞いてみました。

Q.食品を購入する際、どのような情報を参考にしますか?

食品購入の情報収集源のグラフ

店頭がもっとも多く、続いてレシピサイト・アプリ、WEBサイト、Instagramと続く結果となりました。

店頭で買い物をしながら得られる情報は、献立を考えたり、予算を立てたりできるという点で便利なようです。また、サイトやSNSについては、手元のスマホなどを使って手軽に情報収集できるというよさがあるのかもしれません。

新聞折り込みやチラシの利用率

ネットやSNSを通して、手軽に得られる情報を参考にしている一方で、新聞折り込みやチラシなどの情報はどの程度見られているのでしょうか。

Q.新聞の折り込みやポスティングのチラシにどのくらい目を通していますか?

新聞の折り込みやポスティングのチラシを見る割合

「全く見ずに捨てている」「選別のために目を通すがほとんど捨てている」と回答した方が87%にものぼりました。

これは、現代の子育て世代ならではの結果といえるかもしれません。紙ベースではなく、デジタルの方が利便性をより高く感じている、さらに慣れているということも考えられるのではないでしょうか。

重視しているポイント

食品を購入するときに重視しているポイントを聞きました。

Q.食品を購入する際、もっとも重視するポイントは何ですか?

食品購入の際の重視ポイントのグラフ

もっとも重視するポイントは、価格、続いて鮮度、味・おいしさという結果になりました。

価格については、近年の物価上昇が影響しているのかもしれません。また、鮮度や味、おいしさへのこだわりは、子どもが安心して食べられることを大切にしたい保護者の気持ちのあらわれでしょう。

心がけていること

では、食品購入の際に心がけていることはなんでしょうか。

Q.食品を購入する際に心がけていることを教えてください

食品購入の際に心がけていることのグラフ

生産地、安心して購入できる店かどうか、添加物が入っていないかを基準に、食品を購入しているようです。

そのほかの回答

アンケート結果以外にもさまざまな回答があり、保護者の食品購入に対する強い心がけがうかがえました。一部抜粋、編集してご紹介します。

 
 

国産の物が味も品質も安心です。

 
 

1週間に1度しか食料品を買わないので、なるべく賞味期限の長いものを選んでいます。すぐ使う予定なら、値下げされ期限が短いものでも構わないため、必ず期限を確認するようにしています。

 
 

子どもが安全に食べられることを第一に考えています。食べたもので体はつくられるので、成分や残留農薬、添加物などは気にするようになりました。

 
 

なるべく買い物の頻度を減らしたいです。

 
 

フードロスを減らすため、すべて食べきれるように賞味期限を確認して購入しています。

 
 

子どもの離乳食作りを始めて、添加物や栄養素に着目するようになりました。

正しい知識で子どもにとって安心安全な食品購入を

今回のアンケート調査では、70%の方が毎日自宅で食事を作っており、食品を購入する場所は食品スーパーが主流ということがわかりました。また、情報収集源は、店頭以外にも、レシピサイト・アプリ、WEBサイト、Instagramなど、子育て世代ならではの回答結果になったようです。

多くの方は、子どものために、鮮度、味・おいしさに加えて、生産地や安全性、添加物が入っていないことを重要視しており、なかには、安心できるものであれば少々高価でも購入するというママの声もありました。

家族のことを第一に考えて、食品を購入している保護者が多いように、正しい知識をもとに、より安心安全な食品を選んで購入することが大切かもしれません。

【調査概要】

調査対象者:KIDSNAユーザー

調査期間:2024年2月10日〜2月16日

調査方法:インターネット調査

回答件数:255件


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