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添い乳で寝かしつけてもいい?ママたちの体験談から知るメリット・デメリット
寝かしつけの方法のひとつとして知られている添い乳。子供に添い寝をしたまま授乳することができるので、楽というメリットがある一方でデメリットもあるといわれています。先輩ママたちが実際に体験したエピソードから、添い乳のメリット・デメリットをご紹介していきましょう。
添い乳での寝かしつけはいつから始めた?
添い乳で寝かしつけのきっかけ
「添い乳を始めるきっかけは、何より寝転んだまま授乳ができる楽さから。
一ヶ月検診で順調と言われ、安心できたこともあって添い乳を始めました。わざわざ起き上がって、抱っこをして授乳をしなくても、寝たままの姿勢でおっぱいを子どもの口に当てれば授乳ができます。まだまだ頻回に授乳が必要な時期の夜の授乳は、眠くて眠くて大変でした。
その頃ちょうど時期が冬だったこともあり、寒いことも苦痛の原因になっていました。
添い乳は、わざわざ起きなくてもいい上に、ふたりとも布団の中に入ったまま、あったかい状態で授乳が可能なので、寒さと眠さと楽さで添い乳を始めました」
添い乳で寝かしつけのメリット・デメリットは
添い乳の寝かしつけをしてよかった体験
「寝かしつけに苦労しているときに、先輩ママに相談したら添い乳をすすめられました。我が子は、授乳中にウトウトとするものの、寝かせようと布団に置くと、いわゆる背中スイッチが起動して起きてしまっていました。
添い乳は吸ったまま赤ちゃんが寝ると聞いて、早速チャレンジ。案の定おっぱいを吸いながら寝て、そのままそーっと口からおっぱいを外せば寝かしつけが完了するので、とても楽でした」
「赤ちゃんとぴったりくっついて授乳ができるので、とても幸せな時間を過ごせました。そのまま寝てくれるので、自分も横になったまま寝顔を眺めながら眠りにつくことができるのでとっても楽。我が子は夜中に何度かおっぱいを欲しがる子だったので、横になったままできる添い乳は、リラックスして授乳ができて寝かしつけられる、魔法のような授乳方法でした」
「眠りが浅い」「やめられない」添い乳の寝かしつけ苦労体験
「添い乳で楽に授乳できるのはよかったけれど、おっぱいを吸っている最中に寝てしまうんです。まだお腹いっぱいになっていない状態で赤ちゃんが寝てしまうため、そのお腹が空くのも早く、眠りが浅いので頻回に授乳をしなければなりませんでした、寝不足を解消することができなかったのは辛かったです。布団から出ずに楽に授乳をすることを取るか、自分の睡眠時間を確保することを優先するかでいつも戦っていました」
「添い乳をして寝かしつけが楽になった一方で、添い乳以外での寝かしつけができなくなってしまい困りました。自分が休みたくて、母や夫に赤ちゃんの寝かしつけをお願いしようにも、添い乳でしか眠れなくなってしまったので一向に泣き止まず、とても大変でした。結局添い乳でしか寝ないので、添い乳を止められず、卒乳時にとっても苦労しました」
添い乳寝かしつけのあるある体験談
体が痛い
「授乳中とはいえ、豊満とは言えない自分のおっぱいで、赤ちゃんに吸ってもらおうとすると、ちょっと無理な姿勢で授乳することもしばしばありました。身体の下側の腕をうまく定められなくて、腕はもちろん肩や背中などが翌日バキバキで痛かったです」
背中を向けられて寂しい気持ち
「さっきまでウトウトしながら、おっぱいを一生懸命吸っていたのに、いきなりくわえていた乳首を外して反対側にゴロンと寝返り。起きたのかなと思ったら、そのままスヤスヤと寝入っていました。私はといえば、おっぱいをさらけ出したまんま放置。なんだか切なくなりながら、そっとおっぱいをしまっていました」
添い乳をやめたあとの寝かしつけ体験談
「寝かしつけには添い乳を習慣にしていたのですが、卒乳に向けて添い乳をやめてみました。お昼寝と夜の寝かしつけの両方やっていたので、体力があるお昼寝から添い乳をやめてみました。眠そうにしていたらすかさず抱っこをしたり、背中をかいてあげると寝ると聞き、いっしょに横になって背中をかいてマッサージをしたり、他のことで眠りを誘うようにしたのです。
繰り返したかいあって、徐々に添い乳なしでも寝られるようになっていってくれたので、子どもの成長を感じる瞬間でした」
添い乳の寝かしつけもひとつの方法
添い乳の寝かしつけひとつでも、赤ちゃんとママそれぞれでエピソードがたくさんあります。添い乳の寝かしつけをしたらそのあとやめるのに苦労するのでは、など不安になることもあるでしょうが、もしかするとそんな苦労なしにスパッと添い乳での寝かしつけを止められるかもしれません。
自分が楽になることで、心の余裕を持てて赤ちゃんにも笑顔を向けられるのであれば、添い乳での寝かしつけも育児をスムーズにするひとつの方法です。気負わずに、ママと赤ちゃんに合った方法で、寝かしつけを乗り越えていきましょう。