子どもの人見知りは成長の過程。克服するためにママができるフォローとは

子どもの人見知りは成長の過程。克服するためにママができるフォローとは

2017.05.22

恥ずかしがっている子どもを見ると、可愛いなと思ってしまいますよね。でも実際に我が子が人見知りだと不安になってしまうママも多いかと思います。今回は、子どもが人見知りだと困ることや克服するための方法を紹介いたします。

子どもが人見知りだと困ること

人見知りする子に対して、どう接してあげることが良いのか悩みますよね?我が子の人見知りに苦労している筆者が、経験を通して考えてみました。


お友達の輪に入れない

同年代のお友達がいるのに全く関わろうとしない。よく知っているお友達がいるのに一緒に遊ばない。そんな我が子の姿に


「周りからどう思われているかしら」
「せっかくなんだから一緒に遊べばいいのに」


とママの気持ちが焦ってしまうことがあると思います。


一人で挨拶することが苦手

人見知りする子は挨拶・会話が苦手であることを承知しているものの、たびたび会う親戚やいつも話しかけてくれる近所の人に対して


「もう少し愛想よくしてほしい」


と感じませんか?


一人で挨拶・会話することが苦手=いつもママが付いていなければいけないの?という不安も生まれてくると思います。


園行事に参加しにくい

運動会や学芸会など、観客もたくさんいると余計に緊張してしまうものです。とはいえせっかくの晴れ舞台。


・みんなと同じように参加してほしい
・日頃の成果を発揮してほしい


と見ている側からすると感じてしまうものだと思います。

人見知りを克服するためには

日頃子育てをしていても、人見知りから生じる「困った!」は色々あるものです。

ではどうしたら人見知りを和らげることはできるのでしょうか。また人見知りする子に対して、どう接してあげることがよいのでしょうか。


まずは大人と遊ぶ時間を大切にする

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これは幼稚園の先生から聞いた話ですが、子どもの人間関係の広がりは


大人との対話
   ↓
子ども同士一対一の対話
   ↓
子ども集団での対話


という順に広がっていくそうです。つまり、まだ他の子どもと上手く関われてないということは、


今は大人との対話が楽しい、必要である時期ということなのです。


無理して子どもの輪に入れようとするのではなく、ママとじっくり2人で遊ぶ時間を大切にするとよいそうです。


子どもを安心させる

筆者自身、子どもの人見知りを克服しようと複数の児童館を訪問したり、様々な地域のイベントに参加したりしていました。

しかしながら全く参加できず、心理士さんに相談したこともありました。


「ここなら安心できる」と子どもが思える場所、顔なじみの人を少しずつ増やしていくとも、よいかと思います。


気の合う友達を見つける

まずは一人のお友達と遊ぶだけでも人見知りする子には十分!

ママ友のお子さんと遊ぶのであれば、子ども同士の関わりが上手くいかなくても「人見知りだものね」と理解してもらいやすいです。ただ、


子ども同士の相性も意外と大切です。


遊び方や性格のタイプが似ている子だと、子どももお互い遊びやすいようです。

少し年上の子、面倒見がよいタイプの子でも、子ども側が温かく受け入れてくれるので、人見知りする子としても安心できると思います。


家で挨拶の練習をする

家で朝「おはよう」と家族に言う、ママに「これがやりたかった」「こうしたい」と自分の気持ちを言う。

小さなことですが、こういったことを


日々積み重ねていくことで


次第に家族以外の人にも挨拶、会話ができるようになっていきます。

パパにも協力してもらって「お帰り」「おやすみ」など挨拶しあえる家族になるよう、心がけるとよいでしょう。

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「どうしたらいいの?」


と思うことも日常茶飯事でした。

また普段から様子を見ていると、広い場所で大人数の子どもと遊ぶ時は、いつもうまく遊べないと気が付きました。そこで


小さな公園などで遊ぶ、まずは一人の子と遊ぶ


ところから徐々に慣らしていくようにしました。筆者自身、子どもの頃は強い人見知り傾向があり「知らない人が怖い」という感覚は覚えていたので、


「ママ友を作ろう」「子どもに友達を作らなくちゃ」という考えをやめ


子どものペースを第一に行動するようにしました。

我が子の成長に寄り添いましょう

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誰にでも積極的に接することのできる子と比較した時、羨ましく思ってしまうこともあるでしょう。しかしそれは


人間が成長する際の一過程であり、誰でも人見知りする時期はあるものなのです。


また人見知りする子は

「不審者に遭っても付いていかない」
「人や周りをよく見ている」


など、良い面もあるのです。人見知りを直すのではなく、我が子のペースに寄り添って接してあげたいものですね。

2017.05.22

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