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子どもの習い事、書道習字教室はいつから始める?選び方や月謝、送迎など
子どもの習い事のひとつ、習字はいつから始められるのでしょうか。幼児向け書道教室の選び方や月謝の平均額、何歳から始めたか、送迎の方法、続かないときの対処法などをご紹介します。
習字、書道の教室を始めるきっかけ
子どもが習字の習い事を始めたり、書道教室に通ったりするきっかけにはどのようなものがあるのでしょうか。
兄姉が通っているから
兄姉がいる場合はお兄ちゃんやお姉ちゃんが通っているからという理由で始める家庭も多いでしょう。なかには家で兄姉をまねて机に向かっていた、という子どももいるようです。
ひらがなを覚えさせたいから
就学前に、ひらがなの正しい書き順を覚えさせたい、という考えから子どもに習字を習わせる家庭もあるようです。
習字、書道の教室に行くのは何歳から?
幼児向けの書道教室はたくさんありますが、具体的に何歳から、と提示してある所は少ないようです。習字はいったいいつから習わせるのがよいのでしょうか。
落ち着いて座れるくらいから
書道を習うには、正しい姿勢で座る必要があります。そのため、集中して同じ姿勢を保てるようになってから習わせるのがよいようです。
また、筆を持つためには、ある程度の握力が必要でしょう。それぞれ適切な時期には個人差があるので、一度体験教室に行き、子どもの握力や集中力を先生に見てもらって、 何歳から習えるかを判断してもらってもよいでしょう。
硬筆から始める方法も
本人が始めたいと感じたときが習いどきですが、あまりに早いと筆をおもちゃにしてしまう可能性もあります。子どもが文字に興味を持っているけれど、書道はまだ早いかもしれないと感じているのなら、硬筆から始めるのもひとつの方法です。
習字、書道の教室に行ってよかった点、メリット
書道教室に通うことで、字がきれいになるだけでなく、いろいろなメリットがあります。ここでは、書道教室に通うことでどのような効果を得られるかご紹介します。
正しい書き順を知ることができる
書道教室では、正しい書き順、とめ、はね、はらいを重視した書き方を指導してくれます。そのため、正しい字の書き方や書き順が身につく子どももいるようです。
礼儀作法を覚えることができる
習字を行うためにまず必要なのが正しい姿勢です。また、書道教室では正しい姿勢や道具の扱い方などの礼儀作法も教わることができます。
習字、書道の教室の費用
書道教室に子どもを通わせた場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。子どもを書道教室に通わせているママたちに聞いてみました。
習字、書道の教室の月謝
書道教室の月謝はおおむね6000~8000円程度が一般的なようです。自宅で教室を開いている場合や、場所を借りて教室を開いている場合、先生が著名な人である場合、少人数制か大人数制かなど状況によって金額が異なるようです。
その他の費用
書道を始めるにあたり、教室によっては入会金が必要な場合もあり、おおむね6000~8000円程度のようです 。その他に、書道道具一式や墨汁、半紙などが必要です。これらをすべて揃えると5000~10000円程度かかるようです。この他にも検定を受ける場合の検定料が約5000~10000円、展覧会に出展する際の出展料が数千円程度必要になることもあるそうです。
習字教室の選び方
ここでは数多い教室の中で、子どもにあった書道教室の選び方をご紹介します。
送迎のしやすさ
幼児の習い事では、できれば家の近くで送迎がしやすいところを選ぶようにすると、親子とも負担が少ないでしょう。あまりに遠方だったり、電車やバスを乗り継ぐようだったりすると、子どもが教室に着くまでに疲れてしまうかもしれません。
時間帯と週末の活用
書道教室は、昼間が子ども向け、夜が大人向け、と時間帯によってクラスを分けているところもあります。現時点で通える時間帯かどうかだけでなく、子どもが小学校に上がっても続けられる時間帯かどうかも確認しておくとよいでしょう。週末にクラスを設けている教室を探すのもよいですね。
先生の指導法
先生の指導法や子どもとの相性も重要なポイントです。 何歳からというよりも、わかりやすい指導法か、子どもの性格に合っているかなども確認しましょう。
続かないときの解決法
さまざまな理由で子どもの習い事が続かない場合もありますよね。そんなときにはどのような対処法を取るとよいのでしょうか。
嫌がる理由を探る
まずは子どもにどうしてやめたいと思っているのか、理由を聞くようにしましょう。先生との相性など理由が納得できるものであれば、辞めるのも一つの選択肢かもしれません。すぐに辞めるのではなく、少しの間休ませてみるのもよいのではないでしょうか。
辞めるタイミング
どうしても続けられない場合、一般的には 遅くても一カ月前に辞めることを伝えるのが礼儀でしょう。諸事情で急に辞めなければいけなくなった場合には、丁寧にお詫びを伝えるとよいかもしれません。
無理なく続けられるように
習い事は継続することが大切です。習字や書道も例外ではありません。せっかく入会したのに続かないということにならないためにも、子どもにあった教室を選んであげましょう。そのためには月謝や送迎のしやすさ、幼児でも入会できるのか、いつから始めるかなどの選び方が重要ではないでしょうか 。