これから産休に入るママや、パートを始めようと考えているママのなかには、扶養にはどのような種類があるのかや入れる収入の上限額などが気になる方もいるのではないでしょうか。今回の記事は、扶養の種類を紹介する他に、税制上や社会保険上の扶養に関する内容についてお伝えします。
出産後に家族が増えた場合やパートなどで働きたいと考えるとき、「扶養控除」という制度が気になるママもいるのではないでしょうか。扶養にはどのような種類があるのかや、入れる条件などが知りたい方もいるかもしれません。
そこで今回は、扶養の種類や内容などについて資料や体験談を交えてご紹介します。
扶養には税制上の扶養と社会保険上の扶養の2種類があるようです。国税庁と協会けんぽの資料を参考に、それぞれの制度についてご紹介します。
協会けんぽのの資料によると、健康保険上の扶養は以下の用に説明されています。
税制上の扶養に入れる条件や扶養の収入の上限などが気になる方もいるかもしれません。税制上の扶養親族の内容について、資料とママたちの声をもとにご紹介します。
税法上の扶養は「扶養親族」と「配偶者」が対象のようですが、具体的に誰のことを指すのでしょう。国税庁の資料によると、以下の条件を全て満たすことで税法上の扶養親族となるようです。
社会保険上の扶養家族の内容について資料と体験談を交えてご紹介します。
社会保険では「被扶養者が社会保険の扶養に入る日から、将来に向かって1年間の見込み収入額」が扶養に入れるかどうかの条件となるようです。例えば6月に扶養する場合は翌年の5月までという単位になります。
社会保険の扶養に入る条件額について考えたとき、給与収入なのか所得なのかが曖昧に感じたため、住民票のある自治体へ確認したというママの声もありました。
協会けんぽの資料によると、被扶養者の範囲は以下のようになっています。
日本ねんきん機構の資料によると、被扶養者の条件として以下のように記載されています。
他者を養い続けるという扶養の制度には、「税法上の扶養」と「社会保険上の扶養」の2種類があるようです。扶養といってもそれぞれ収入の上限が異なる全く違う制度になるため、税法上では扶養から外れているけれども、社会保険上では扶養内という状況もあり得ると考えるとよいかもしれません。
世帯収入やワークライフバランスなどについても考えながら、ママと家族にあった働き方を考えていけるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2020年3月7日時点で作成した記事になります。
2020年03月10日
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