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慣らし保育について。期間や年齢別の特徴、ポイント、仕事の両立のコツ
慣らし保育について知りたいママやパパもいるかもしれません。初めて慣らし保育をする場合、スケジュールをしっかり確認しておきたい方もいるでしょう。慣らし保育の期間や年齢別の特徴、スムーズにするためのポイント、仕事の両立におけるコツについてご紹介します。
慣らし保育の期間
子どもを保育園へ入れたい際に、慣らし保育について詳しく知っておきたいママやパパは多いのではないでしょうか。
慣らし保育とは、保育園ですごす時間を徐々に長くしながら、少しずつ園での集団生活に慣れることを目的としたものです。
一般的な慣らし保育の期間としては、子ども自身の様子や保育園、クラスの方針によっても異なりますが、1~2週間程度を目安に、通常の保育時間を短縮して行うことが多いようです。
入園オリエンテーションで慣らし保育の具体的な期間や時間が書かれた、スケジュールをもらったというママの声もありました。
【年齢別】慣らし保育の特徴
慣らし保育で年齢による違いはあるのか気になるママやパパもいるかもしれません。年齢別の慣らし保育の特徴をご紹介します。
0歳
0歳児は、その月齢の低さから保育園に預けるのを不安に感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
初日は1時間から慣らし保育が始まった、すぐに慣らし保育が終わった、1~2時間ずつ保育時間を増やしていったママもいるようです。
きょうだい揃って慣らし保育をしたママからは「2歳児クラスよりも0歳児クラスの方が慣らし保育のペースがゆっくりだった」という声もありました。
1歳
1歳になると歩いたり言葉を話したり、感情表現が豊かになる子もいるでしょう。そのため、慣らし保育で大泣きしてしまう子もいるようです。
慣らし保育を始めてから数日経っても、保育園にいる間ずっと泣いていたというママの声もありました。
ママのなかには、子どもが安心して保育園ですごせるよういつも使っている毛布を持たせたという声もありました。
2歳
2歳は、行動や自己表現の幅が広がってくる子もいる反面、イヤイヤ期の対応に困ってしまうこともあるでしょう。
ママのなかからは、慣らし保育から帰宅すると「抱っこ、抱っこ」ということが多くなり、子どもとスキンシップをとる時間を作るようにしたという声も聞かれました。
初日は泣いていたが4日目になると「泣かないもん」と言って教室に入る様子が見られ、子どもの成長を感じられたというママもいるようです。
慣らし保育のポイント
慣らし保育をスムーズにするために何かポイントはあるのでしょうか。意識したいポイントについてご紹介します。
笑顔で対応する
慣らし保育で子どもが毎日泣いていると、ママもいっしょに泣きたくなってしまうこともあるかもしれません。しかし、ママまで悲しい顔をしていると、子どもはもっと不安になるでしょう。
保育園は楽しいところだと子どもに伝わるよう笑顔で対応するように心がけ、先生にお任せしてできるだけ早く去るようにしていたというママの声もありました。
パパと協力する
パパが慣らし保育の送り迎えをしていたというケースもあるようです。パパが慣らし保育の送り迎えに関わることで、徐々に保育園に慣れていく子どもの成長を感じることもでき感動したというママの声もありました。
慣らし保育と仕事を両立するためのコツ
ママが仕事をしていたり求職中の場合、慣らし保育が終わらないと通常保育に移行できず、思うように仕事ができないこともあるようです。
働いているママたちは、慣らし保育と仕事を両立するために、スケジュールの工夫やパパとの協力体制を強化できるとよいかもしれません。仕事を休む場合は、ゆとりをもって日程調整をしておくとよさそうです。
求職中のママは、仕事の開始時期について面接で保育時間や希望を伝えておいたり、無理なく働き続けられるような職場の位置や勤務時間を考えておくと、後々安心して働きやすいかもしれませんね。
慣らし保育を長い目で見守ろう
初めての慣らし保育は、戸惑うこともあるかもしれません。まずは、入園前の見学の際などに、慣らし保育に向けてどのような準備が必要なのか、スケジュールの具体例などを先生に確認してみるとよいでしょう。
なるべく笑顔で家族と協力し合いながら、保育園に少しずつ順応していく子どもの成長を、長い目であたたかく見守ってあげられるとよいですね。