慣らし保育のスケジュールは?2歳児の場合の期間や進め方。

慣らし保育のスケジュールは?2歳児の場合の期間や進め方。

保育園生活に慣れるために意識しことや進め方

2020.01.17

2歳の子どもの保育園入園や転園などを控えているとき、慣らし保育について気になるママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、2歳児の慣らし保育の期間や進め方のスケジュール、保護者として意識したことをママたちの体験談を交えてご紹介します。

2歳児の慣らし保育のスケジュール

子どもたちが保育園へ入園する際に行われる、慣らし保育のスケジュールがどのようになるのか気になるママやパパもいるようです。ママたちに、慣らし保育のスケジュールについて聞いてみました。


2歳児の慣らし保育のスケジュール例

2歳児の子どもの慣らし保育について、慣らし保育の期間や進め方のポイントが知りたいママもいるようです。

今回は、2歳児の慣らし保育期間や慣らし保育の進め方のポイント、慣らし保育について意識したことをママたちの体験談を踏まえてご紹介します。

まずは、ママたちの体験談から2歳児の慣らし保育のスケジュールについてご紹介します。

  • 1日目:1~2時間程度の預かり
  • 2~6日目:徐々に時間を伸ばして、お昼ごろ降園
  • 7日目:昼食を食べて午睡前に降園
  • 8日目:午睡をしてから降園
  • 9~14日目:徐々に時間を伸ばして、保護者の仕事終了時間まで預かり
  • 15日目:保育園生活スタート

慣らし保育の目的は、子どもたちが保育園の環境や生活リズムに慣れて、楽しい保育園生活を送れるように行われます。そのため、初日は数時間でお迎えに行って、徐々に時間を伸ばしていくことが多いようです。

仕事復帰のため焦ってしまうこともあるかもしれませんが、慣らし保育の目的を踏まえて、子どもの様子を見ながら、進めていくといいかもしれません。

こちらでご紹介した慣らし保育のスケジュールは、ママたちの体験談をもとにした一例です。子どもの順応性などによって、スケジュールが変更されることもあるようです。

慣らし保育期間中は子どもだけでなく、ママやパパも保育園と信頼関係を築く期間といえるようです。慣らし保育中に気になることがあれば、担任の保育士などに相談してみるといいかもしれません。

2歳児の慣らし保育期間

2歳 アジア
Monkey Business Images/Shutterstock.com

2歳児について、実際にどれくらい慣らし保育期間があったのか、ママたちに聞いてみました。


2週間

40代ママ
40代ママ

子どもが2歳になってから仕事復帰が決まりました。保育園の入園まで子どもを預けたことがほとんどなかったため、慣らし保育の事前申し込みで慎重に慣らし保育を進めたい旨を伝えました。

仕事復帰までに子どもをあまり預けたことがないママからは、慎重に2週間程度の慣らし保育をしたという声が聞かれました。

慣らし保育の期間は事前申し込みのときに保育士と相談して決めることが多いようなので、気になることがあれば、相談してみましょう。


1週間

20代ママ
20代ママ

2歳半になる息子は保育園に入園してから、1週間慣らし保育を行いました。初日は泣いていましたが子どもの順応性は高く、4日目になると「泣かないもん」と言って教室に入る様子が見られ、またひとつ子どもの成長を感じられる瞬間でした。

1週間ほど慣らし保育を行う園もあるようです。ママのなかからは、1週間慣らし保育があることで、子どもも園生活に徐々に慣れることができてよかったと感じる声もありました。


状況によって

30代ママ
30代ママ

特に慣らし保育期間は決まっておらず、先生が園での子どもの様子を見ながら判断していました。期間を設けないことで、一人ひとりの子どもに寄り添うように感じられ、安心して子どもを預けることができました。慣らし保育にしっかり子どもたちを見てくれたことで、先生方との信頼関係を生まれたように感じます。

そのときの子どもの状況によって慣らし保育の期間を決める場合もあるようです。子どもの順応性や性格によって、どれくらいの慣らし保育が必要かはさまざまなようです。

早朝保育や延長保育など保育時間が長くなる場合や、子どもの順応性などで気になることがある場合は、事前申し込みの際に保育士に相談するといいかもしれません。

ママのなかからは、子どもがなかなか保育園の生活になじめず、慣らし保育の期間が長くなってしまい、仕事復帰のスケジュールがずれてしまったり、お迎えを夫や祖父母に協力してもらったという声も聞かれました。

仕事の調整が難しいときは、パパと協力できるとよいですね。

2歳児の慣らし保育で気になること

2歳や2歳半で子どもが保育園に入るときに、すぐに園の生活になじめるか気になる方もいるのではないでしょうか。子どもたちが無理なく園生活に慣れるために慣らし保育を取り入れている園もあるようです。

今回は、ママたちに慣らし保育について気になることを聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

子どもが2歳半のときに引っ越しのため転園する予定です。仕事を調整しなくてはならないので、慣らし保育はどのくらいの期間になるのか知りたいです。

40代ママ
40代ママ

同じクラスには泣かない子も見られますが、うちの子は慣らし保育の初日から大泣きし、私も戸惑ってしまいます。慣らし保育はどうやって進めたらよいのかポイントがあれば教えてほしいです。

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慣らし保育の進め方のポイント

慣らし保育をどのように進めるとよいのか気になるママもいるかもしれません。ママたちに慣らし保育の進め方のポイントを聞いてみました。


徐々に時間を増やしていく

30代ママ
30代ママ

2歳児クラスに入園したとき、慣らし保育の時間は自分で考えて決めることができたので、2日目までは10時半、3~4日目は昼食まで、5日以降は午睡までと少しずつ保育園ですごす時間を増やしていきました。子どもも知らない場所ですごすことに緊張している様子だったので、少しずつ慣れることができよかったです。

子どもが園生活に慣れるために、徐々に保育園ですごす時間を増やしていくのもよいかもしれません。また、仕事の都合で早朝保育や延長保育を利用した場合も、慣らし保育の期間は早めのお迎えを心がけたという声も聞かれました。


子どものペースにあわせる

20代ママ
20代ママ

慣らし保育は3日間の予定でしたが、子どもが泣いて不安がるのでもう数日延長することになりました。子どもが園生活に慣れるためにも、無理はさせてはいけないのかなと感じました。

30代ママ
30代ママ

当初、慣らし保育期間は2週間程度の予定でしたが、思っていたより順応性があって数日で保育園生活に慣れたようです。先生から予定より慣らし保育期間の短縮に関するお話があって、1週間で通常保育に移行しました。

慣らし保育の期間中は、子どものペースにあわせたママもいるようです。予定より長くなったママも短くなったママの声も聞かれました。ママのなかからは、帰宅すると「抱っこ、抱っこ」ということが多くなり、子どもとスキンシップをとる時間を作るようにしたという声も聞かれました。


子どもが普段使っているものを持参

フォークとスプーン
Africa Studio/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

園の先生から、子どもが昼食を食べられないということを聞きました。先生と相談して、普段自分の家で使っているフォークやスプーンを持参すると、食事を口にすることができたようです。

子どもが普段使っているものを持参することで、気持ちが落ち着くこともあるかもしれません。また、子どもが安心して眠れるようにお昼寝布団の枕部分に、子どもの好きなキャラクターなどのワッペンを縫いつけたという声も聞かれました。普段から使っているものやお気に入りのものがあると安心できるかもしれませんね。

慣らし保育のときに意識したこと

2歳児の慣らし保育のときにどのようなことを意識したらよいのかママたちに聞いてみました。


預けるときはすぐに去る

30代ママ
30代ママ

2歳半の娘は、毎日教室へ入るときに私にしがみついて泣いています。私がいつまでいても泣き止まないので、割り切り、「ママもお仕事行ってきます」と手でタッチして部屋を出るようにしています。

40代ママ
40代ママ

うちの子は保育園へ着くと泣いていますが、私が教室を出ると泣き止んで、おもちゃで遊んでいるという話を先生から聞き驚きました。それからは子どもに「バイバイ」と声をかけて、すぐに教室を出るようにしました。

子どもが泣いているのに、教室を出ることに罪悪感を感じるママもいるかもしれません。子どもにお別れのタッチなどをして、教室をすぐ出ることで、子どもも気持ちを切り替えることにつながるかもしれません。


お迎えの時間を守る

30代ママ
30代ママ

仕事をしているので、時間調整が難しいこともありますが、子どもが不安にならないようにお迎えの時間に必ず迎えに行かれるようにしています。

ママがなかなか迎えにこないと子どもも不安に感じることもあるかもしれません。お迎えの時間を守ることで、子どもも安心して保育園へ通うことへつながるかもしれませんね。


一日の終わりに褒める

30代ママ
30代ママ

帰宅後は、「今日もがんばったね、えらかったね」と言って息子をたくさん褒めました。我が家ではパパにも園での様子を報告して、パパからも褒めてもらうようにしています。

一日の終わりに褒める声掛けを意識しているママもいるようです。子ども自身も褒められることで、園でひとりですごせたことに自信が持てるかもしれません。

慣らし保育は子どものペースにあわせて

2歳子どもアジア
szefei/Shutterstock.com

今回の記事では、2歳児の慣らし保育の期間や子どもが泣くときや泣かないときの慣らし保育の進め方のポイント、慣らし保育のときに保護者として意識したことをママたちの体験談を交えてご紹介しました。

2歳や2歳半頃の子どもの入園や転園に伴い行われる、慣らし保育について気になるママやパパもいるようです。2歳児の慣らし保育の期間は、一週間や状況にあわせるなど園によってさまざまな期間になるそうです。

慣らし保育の進め方のポイントとして、徐々に時間を増やしていったという声も聞かれました。慣らし保育では泣かない子も泣く子もいるようですが、それぞれの子どもの様子をみながら、進めていかれるとよいですね。

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