保育園に慣れない一歳の子ども。慣らし保育に慣れないときの様子や進まないときの対処法など

保育園に慣れない一歳の子ども。慣らし保育に慣れないときの様子や進まないときの対処法など

慣らし保育の期間など

2020.01.04

子どもが一歳などになり、保育園に入園したときの慣らし保育で、一日中泣いていたり行きたくないと言われたりと、子どもが保育園に慣れないと感じて退園した方がよいのかと悩むママもいるかもしれません。今回の記事では、慣らし保育の期間中の子どもの様子や慣らし保育が進まないときの対処法など、ママやパパの体験談を交えてご紹介します。

子どもが保育園に慣れないとき

子どもが保育園に入園すると、最初に慣らし保育が行われる保育園もあるようです。子どもが保育園に慣れないとき、ママたちはどのような悩みをもっているのか聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

休み明けは行きたくないといって泣きっぱなしです。帰りも私の姿を見つけると泣きながら抱きついてきます。慣らし保育の時間中も泣きっぱなしのこともあるようで、心が痛いです

30代ママ
30代ママ

家を出るときから「保育園行かない」と言って大泣きしています。毎日泣いているので、一歳で預けるのは早かったのか、退園させた方がよいのかなど出勤前にいろいろと考えてしまいます

40代ママ
40代ママ

保育園生活スタートという生活環境の変化から、保育園に行きたくないと家で激しく泣いて嘔吐してしまうこともあります。特に休み明けの保育園の付き添いが大変です

保育園の慣らし保育に子どもが慣れないとき、泣いている子どもの様子を見て心が痛んだというママの声がありました。保育園生活スタートという生活環境の変化が子どもに辛い思いをさせているのではないかと、仕事に出勤する自分を責めてしまうママもいるかもしれません。

今回は、慣らし保育の期間や子どもの様子、慣らし保育期間中にママやパパが意識したことについて、調査しました。


慣らし保育の期間

保育園での慣らし保育は、どのくらいの期間で行われるものなのでしょう。ママたちに慣らし保育の期間について聞いてみました。


一週間

30代ママ
30代ママ

うちの保育園では、慣らし保育は一週間でした。初日はお昼前に、次の日からはお昼を食べてから帰ってきていました。ママ友に聞くと、一週間のなかで子どもの様子を見ながら進めてくれていたようです

30代ママ
30代ママ

子どもが通っている保育園の慣らし保育期間は一週間でした。一週間と聞くとあっという間ですが、子どもの様子を見ながら、保育園の生活リズムを作ってくれたので焦らないようにしていました

慣らし保育が一週間の保育園もあるようです。一週間のなかで、少しずつ保育時間を増やして、次の週からは一日保育が始まるというママの声や、子どもの様子にあわせて慣らし保育を延長できるというママの声もありました。


一カ月間

30代ママ
30代ママ

うちの子が通う保育園では、一カ月かけて慣らし保育を行ってくれます。慣らし保育といっても保育時間が短いだけでなく、夕方の延長保育や早朝保育などに備えた慣らし保育を行ってくれるので助かります

20代ママ
20代ママ

通っている保育園では、はじめの一カ月間が慣らし保育期間でした。少しずつ保育時間を延ばしていくのですが、子どもの様子から難しい場合は、焦らないでゆっくり進めてくれたので感謝しています

慣らし保育期間に一カ月かける保育園もあるようです。最初はお昼寝前まで、次が給食後というように保育時間を長くしていくだけでなく、早朝預かりや夕方の延長保育も体験させてくれると、今後の生活リズムが想像しやすくなったというママの声もありました。

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慣らし保育を始めた子どもの様子

保育園の慣らし保育期間中に我が子が慣れないでいると、心配になってしまうママもいるかもしれません。保育園の慣らし保育を始めたときの子どもの様子について、ママたちに聞いてみました。


すんなり慣れた

すぐ慣れた
Ivonne Wierink/Shutterstock.com
20代ママ
20代ママ

うちの子は一歳前の7カ月くらいから保育園へ通っていたのですが、園の生活リズムにはすぐに慣れたようでした。はじめのうちは朝に泣くこともありましたが、パパにも付き添いをしてもらい一週間もせずに楽しく通うようになりました

40代ママ
40代ママ

保育園が決まってから育休期間が終わるまで、上の子と一緒に何度か保育園見学に行って親しみを感じていたようで、すぐに慣れたようです。保育園のいろいろなことに興味津々で楽しく通っています

保育園の慣らし保育に、一週間程度で慣れたというママもいるようです。他にも、上の子がいっしょに通っていて保育園に親しみがあるため、楽しそうに通っていたというママの声もありました。


なかなか慣れなかった

30代ママ
30代ママ

一歳になって仕事復帰のために保育園に入れたのですが、早起きが辛いようでなかなか保育園に慣れず、一カ月たっても慣らし保育から通常保育に変えることがむずかしかったです。仕事があるので退園は考えませんでしたが、毎日の送り迎えのときがつらかったです

30代ママ
30代ママ

一歳になって、育休期間終了のタイミングで保育園に入園しました。慣らし保育期間中、毎日保育園に行くのを嫌がって泣いて暴れていました。泣きすぎて興奮状態になってしまっている日はなかなか出勤できず、ベビーシッターの利用も考えました。保育園でお友達とおもちゃで遊べるようになったら、一気に保育園生活が楽しくなったようです

子どもが慣らし保育期間に保育園の環境に慣れず、通常保育にできず大変な思いをしたママもいるようです。他にも、保育園生活に慣れないために、家にいると子どもが後追いをしたり、泣いて暴れて大変だったというママの声もありました。ママやパパの仕事の状況から、ベビーシッターを利用したり、利用を考えたというママもいるようです。

また、慣らし保育期間中に、早起きなど生活環境の見直しも同時に行ったことで、子どもがなかなか慣れなかったのではないかというママの声もありました。保育園入園までに、生活リズムの乱れを見直しておくことも大切なのかもしれません。

慣らし保育が進まないときの対処法

子どもが保育園の慣らし保育が進まないとき、どのような対応をすればよいのか気になるママもいるかもしれません。慣らし保育が進まないときの対処法について、ママたちに聞いてみました。


子どものがんばりを認める

子どものがんばりを認める
wizdata1/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

朝バイバイをするときに、「ママもお仕事がんばってくるから、◯◯ちゃんも保育園がんばってね。」とハグしてさっと別れます。お迎えのときも、「今日も保育園でがんばってくれてありがとう。」とハグしています。家でもハグなどのスキンシップを意識しています

40代ママ
40代ママ

慣らし保育期間中は可能な限り、パパにも送り迎えに付き添いをしてもらいました。パパとママから送り迎えのときに、「保育園でお友達と過ごせていてすごいね」「給食をぜんぶ食べてすごいね」など、保育園で頑張っていることを認めるような声掛けをしていました

慣らし保育中に子どもが慣れない場合でも、仕事のために預けなければならないママもいるでしょう。保育園の送り迎えのときなどに、子どもが慣れない環境の中でがんばっていることを認めることも大切かもしれませんね。


子どもが安心するアイテムを持っていく

30代ママ
30代ママ

慣らし保育中に子どもが大泣きをして興奮状態になってしまい、遊ぼうとしないときがあると先生に聞きました。小さい頃から使っているお気に入りのぬいぐるみを持っていくと、少しは安心できるのかぬいぐるみを握りしめながら遊んでいたそうです

慣らし保育に慣れないときは、赤ちゃんの頃から使っているぬいぐるみやタオルなど子どもが安心できるアイテムを保育園に持っていってもよいか、先生と相談してみるとよいかもしれません。いつも身近にもっているお気に入りがあると、慣れない保育園でも、気持ちを落ち着かせることができる子どももいるようです。


先生に相談する

30代ママ
30代ママ

慣らし保育を一カ月近く行っても、子どもがなかなか園生活に慣れないため、退園も考えて先生に相談しました。先生は子どもの毎日の姿をみて、「もう少しで慣れると思いますよ。どうしたらもっと楽しくすごせるか工夫してみますね。」と言ってくれたので、相談してよかったと感じました

保育園に慣れない子どものことを、担任の先生に相談したママもいるようです。ママやパパだけで悩まず先生に相談しながら、どのようにしたら子どもが慣れていくのかをいっしょに考えていけるとよいかもしれません。

子どもの様子をみながら慣らし保育を考えよう

子どもの様子
asharkyu/Shutterstock.com

今回の記事では、慣らし保育の期間中の子どもの様子や慣らし保育が進まないときの対処法など、ママやパパの体験談を交えてご紹介しました。

仕事復帰などで子どもが一歳になる頃から、保育園の慣らし保育を始めるママもいるようです。はじめのうちは子どもも親も慣れないために、こんなに泣いていて大丈夫なのか不安になったというママや、退園した方がよいのか考えたというママの声もありました。

保育園の入園までに、生活リズムが乱れていないか確認して、早起きなど生活環境を整えておくことも大切なようです。慣らし保育に慣れないときは、子どもが安心するアイテムを持っていったり、担任の先生に相談したりしながら、子どもの様子にあわせて考えていけるとよいですね。

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