こちらの記事も読まれています
0歳児の慣らし保育。1日のスケジュールや慣らし期間、うまく進めるコツを調査
保護者に聞いた慣らし保育の成功と失敗談
0歳児クラスの慣らし保育について、慣らし保育の期間や具体的なスケジュールが気になっているママやパパもいるでしょう。子どもとどうやって遊ぶのかなど、慣らし保育のあいだのできること・できないことなど1日の過ごし方を知りたい場合もありますよね。今回は0歳児クラスに子どもを預けている保護者に、0歳児の慣らし保育の様子について聞いてみました。
0歳児の慣らし保育で気になること
保育園での生活に子どもが少しずつ慣れるよう、慣らし保育を導入している園も多いですよね。0歳児クラスに入る子どもを持つ方は、年齢や月齢の低さから心配な部分もあるかもしれません。慣らし保育にかかった期間や気になるポイントなどを調査しました。
慣らし保育にかかる期間
30代ママ
30代ママ
アルバイトの都合があり、できるだけ早く慣らし保育が終わって欲しい気持ちがありました。やってみないと慣らし保育の期間がわからず気になりました。
0歳児クラスに限りませんが、慣らし保育期間がいつまでか気になるママは多いようです。保育園に慣れるスピードは子どもによって違うので、担任の先生もはっきり慣らし保育期間を伝えられない場合が多いのかもしれません。
1日のスケジュール
30代ママ
保育園ではどのようなスケジュールで子どもが過ごすのか知りたいです。遊びの取り入れ方なども気になります。
30代ママ
0歳児クラスは遊びやイベントに参加することもできないと思うので、1日の予定がどうなっているのか保育スケジュールが知りたいです。
保育園のスケジュールや具体的な過ごし方も気になるポイントのようです。低月齢から子どもを預けられる保育園もあるので、0歳児クラスが何をするか疑問に感じやすいのかもしれませんね。
母乳やミルクについて
30代ママ
家ではほとんど母乳で過ごしています。卒乳はしておいた方がよいのかや、子どもが哺乳瓶を嫌がる場合はどうすればよいかが気になります。冷凍母乳の預かりなどできないことがあるかも確認したいです。
30代ママ
家のミルクと保育園のミルクは種類が異なるようです。家でも保育園のミルクに合わせるべきか悩みます。
0歳児の場合、日中の授乳が欠かせない子どもも多いでしょう。哺乳瓶やミルクに慣れる必要があるかなど、入園が決まったら早めに保育園に聞いておくとよさそうですね。
授乳や食事のリズムの慣らし方
30代ママ
授乳や離乳食のリズムは子どもによってそれぞれ違うと思うので、慣らし保育中にどう保育園のペースに合わせていくのか知りたいです。
30代ママ
授乳のタイミングはどうすればよいのか気になります。いつも通りでよいのか、登園前に飲ませた方がよいのかなど、事前に確認しておきたいです。
0歳だからこそ授乳や食事のリズムに気を配っている保護者も多いかもしれません。保育園のペースへの合わせ方、慣らし保育中の自宅での授乳ペースなどを気にかける声も聞かれました。
0歳の慣らし保育スケジュール体験談
0歳児クラスへの慣らし保育はどのようなスケジュールで進められるのでしょう。慣らし保育を経験した保護者に、進め方と慣らし保育の期間を聞きました。
慣らし保育の進め方
30代ママ
初日は1時間から始まり、問題がなければ1時間ずつ預ける時間が増えていきました。昼食を食べて帰る日と、昼食後お昼寝までして帰る日が2日ほどあり、お昼寝まで慣れれば午後は最後まで預かってもらえました。
30代ママ
初日から2日は朝から1時間、次の2日は朝から2時間、次の2日は昼食まで、次の2日は昼食後のお昼寝までと、少しずつ保育時間が伸びていきました。途中で子どもが泣いて騒いだり、お昼寝できなかったりすると、翌日も同じ時間にお迎えでした。
30代ママ
認可外から認可の保育園に移った際、初日は1時間だけ預かりでした。お迎えのときに帰りたくないと泣くほど保育園が楽しかったらしく、娘の様子を見て翌日から最後まで預かってもらえました。
今回のアンケートでは、初日は1時間から慣らし保育が始まったという声が多く聞かれました。すぐに慣らし保育が終わったという声もありましたが、たいてい1,2時間ずつ保育時間を増やしていくのかもしれませんね。
慣らし保育にかかった期間
30代ママ
慣らし保育期間は3週間くらいです。登園時に泣くこともありましたが、その後すぐおもちゃで遊ぶなど、先生たちが子どもの気持ちを素早く切り替えてくれました。
30代ママ
約1カ月半かかりました。預けられるのがわかってると大泣きし、1週間くらい保育時間が伸びませんでした。
30代ママ
2カ月ほど慣らし保育が続きました。体調不良で休んだ次の日は、短時間のみ預けられました。当時は保育時間がのびず焦りましたが、今思えば0歳児だし仕方ないなと感じます。
慣らし保育の期間はさまざまな声が聞かれました。きょうだい揃って慣らし保育をした方からは「2歳児クラスよりも0歳児クラスの方が慣らし保育のペースがゆっくりだった」という声もあり、子ども自身の様子や保育園、クラスの方針によって期間が異なるのがうかがえます。
0歳児の慣らし保育を進めるコツ
慣らし保育をスムーズに進めるコツは何でしょう。保護者が意識していたポイントを紹介します。
生活リズムを保育園に合わせる
30代ママ
慣らし保育が始まる3日前から保育園と同じ時間に授乳、離乳食、お昼寝をするよう意識しました。帰宅後も保育園と同じ過ごし方をすると、先生たちに子どもの様子を伝えやすかったです。
30代ママ
慣らし保育の前や慣らし保育期間中、1日のスケジュールを保育園に合わせ過ごすママは多いようです。生活リズムの変化で子どもに負担がかからないよう、家でも様子をみながら進めたいですね。
慣らし保育の前や慣らし保育期間中、1日のスケジュールを保育園に合わせ過ごすママは多いようです。生活リズムの変化で子どもに負担がかからないよう、家でも様子をみながら進めたいですね。
保育園と同じ遊びを取り入れる
30代ママ
慣らし保育中にどのような遊びをしたか先生に聞き、家でも同じ遊びをするようにしました。保育園と家の共通点を増やして子どもが安心できればよいなと思っています。
30代ママ
保育園で行われている手遊びや歌を教えてもらい、家でも毎日取り入れるようにしました。子どもが保育園でも家でも同じ遊びができることで、安心感が生まれたように感じます。
生活リズムだけでなく、遊び方も保育園を意識したママもいるようです。子どもに会う遊び方を見つけられたら、家でも保育園でも楽しい時間を過ごせそうですね。
一時保育・ベビーシッターを利用する
30代ママ
2時間から4時間ほど一時保育を利用していたので、事情を話すと初日からフルで預かってもらえました。一時保育が慣れるきっかけになったのかなと思います。
30代ママ
アルバイトを始める前に、週1回2時間ほど一時保育を利用していました。子どもが少しずつ保育園に慣れていったので、本格的な慣らし保育がスムーズに進みました。
20代ママ
友人がベビーシッターのアルバイトをしているので、慣らし保育期間中に協力してもらえるようお願いしました。登園の付き添いをしてもらえたり、同僚のベビーシッターさんを紹介してもらえたので助かりました。
慣らし保育をスムーズに進めるには、一時保育やベビーシッターの利用も効果的です。事前に子どもを預ける経験をすることで、子どもにとっても新しい環境への適応力が高まりそうです。また、慣らし保育の期間中は信頼できるベビーシッターを何人か確保して、予定通りにいかない日はベビーシッターを利用したという声もありました。
登園や保育園自体に慣れておく
30代ママ
上の子と同じ保育園に下の子も入園できました。慣らし保育が始まる前からいっしょに送り迎えをし担任の先生とも顔を合わせていたので、慣らし保育はスムーズでした。
30代ママ
上の子が同じ保育園に入っていたので、朝送っていくときは「みんなで楽しいお出かけ感」を出していました。
上の子と同じ保育園に入園するなら、いっしょに送り迎えをしてみてはいかがでしょう。行き慣れた場所なら、0歳の子どもも安心して過ごせるかもしれません。
保育園に入ることができない場合でも、保育園までの道のりをお散歩コースにするなどし、登園環境に慣れておくのもよさそうですね。
仕事・アルバイト先の理解を得る
30代ママ
新規入園に際し、アルバイト先に慣らし保育の期間があることを事前に説明しました。理解を得られたおかげで、予定通り付き添いができ、子どもも徐々に園に慣れていきました。
20代ママ
1歳まで育休期間をとらず仕事復帰したので、子どもが1歳になるまでは在宅勤務にしてもらうことができました。慣らし保育スケジュールに合わせてパパとも交代で登園に付き添えたので、子どもの様子を確認しながら進められました。
慣らし保育をスムーズに進めるには、職場の理解が大事という声が多くありました。アルバイトや仕事先に事情を説明し、スケジュールの調整を依頼するのが大事なようですね。パパの協力も得られれば、より柔軟に対応できそうです。保育園見学の際に慣らし保育の流れを確認し、育休期間中に職場と相談しておいたという保護者の声もありました。
慣らし保育に必要な準備
0歳児の慣らし保育に必要な準備について、ママの体験談やポイントを交えながら紹介します。
基本の準備物
20代ママ
新規入園の説明会で、持ち物リストを見て驚きました。おむつやおしりふきはもちろん、食事用エプロンやスタイも毎日数枚必要だと言われ、慌てて買い足しました。粉ミルクや哺乳瓶も自宅用と保育園用にそれぞれ揃えて、名前をつけておきました。慣らし保育の初日には、忘れ物がないように持ち物リストを見ながら準備しましたが、最初は結構バタバタでしたね。
慣らし保育には、基本的な準備物をしっかり整えておくことが大切です。おむつやおしりふきはもちろん、食事用エプロンやスタイなども複数用意しておくと安心です。特に粉ミルクや哺乳瓶は保育園用を揃え、忘れずに名前をつけておきましょう。保育園によっては、持ち物に特定の規定がある場合もありますので、事前に確認しておくとスムーズです。
持ち物に名前を書く
30代ママ
入園前に、保育園から持ち物のリストが配られました。すべてに名前を書く必要があると聞いて、最初はちょっと面倒に感じたのですが、ベビーシッターさんに相談したら、名前スタンプやシールを使うと便利だと教えてもらいました。おかげで、慣らし保育が始まる前にはしっかり準備できました。
保育園では、多くの子どもが同じ場所で生活するため、持ち物には必ず名前を書いておくこく必要があるようです。スタンプやシールを使えば、忙しいパパやママでも簡単に準備ができます。慣らし保育の初日は特に、持ち物の確認や準備が大切なので、余裕をもって準備を進めましょう。
卒乳・哺乳瓶に慣れる
30代ママ
うちの子は完全母乳だったので、哺乳瓶に慣れるまでかなり苦労しました。慣らし保育が始まる1か月前から、粉ミルクと哺乳瓶に少しずつ慣らすようにして、パパやベビーシッターさんにも協力してもらいました。最初は全然飲んでくれなかったけど、諦めずに続けました。
卒乳や哺乳瓶への移行は、慣らし保育の準備において重要なステップです。母乳で育てていたので哺乳瓶や粉ミルクに慣れておく必要があると知ってあわてて取り組んだという声もありました。慣らし保育の直前に急に切り替えようとすると、赤ちゃんにとって大きな負担になることがありますので、事前に少しずつ練習するのがよいかもしれません。
0歳の慣らし保育を妨げる?保護者のNG行動
慣らし保育は子どもにとって大きな環境の変化です。保護者の行動次第で、子どもの適応に影響を与えることがあります。慣らし保育をスムーズに進めるために避けたい行動をご紹介します。
生活環境を大きく変える
20代ママ
慣らし保育と同時に引っ越しをしてしまい、子どもの環境が一気に変わってしまいました。登園途中に、大きな鳴き声で吠える犬がいて驚いたのか子どもが泣いてしまうこともありました。私自身も新しい場所に慣れず、結果的に慣らし保育に時間がかかってしまいました。
20代ママ
慣らし保育が始まる直前に離乳食を始めてしまい、子どもにとって生活環境の変化が多かったことが負担になってしまったようです。もう少し時期をずらせばよかったと反省しました。
慣らし保育期間中は、子どもの生活環境を大きく変えることは避けたほうがよいという声がありました。0歳とはいえ、子どもにとっては新しい場所への適応だけでも大きなストレスとなるため、引っ越しや離乳食の開始など、大きな変化を同時期に体験させることは控えるのがよいようです。
予定通りに進まないと焦る
30代ママ
予定通り慣らし保育が進まず、仕事復帰の日程が迫ってきて焦ってしまいました。子どもに無理をさせてしまい、結果的に保育園に行きたがらなくなってしまいました。
20代ママ
友達の子どもの慣らし保育がスムーズに進んでいたので、自分の子どもと比べて焦ってしまいました。でも、焦らずにゆっくり進めたら、最終的にはうまくいきました。
慣らし保育の進み方は子どもによって異なります。予定通りに進まないからといって保護者が焦らず、子どものペースを尊重することが大切なようです。保育園と相談しながら、柔軟に対応しながら子どもの付き添いができるように。気持ちに余裕をもつのが大切という保護者の声もあありました。
電話が来てもすぐ迎えに行かない
30代ママ
保育園から電話がかかってきても、仕事の都合ですぐに迎えに行けませんでした。子どもの不安が強くなり、結果的にほかの子たちより慣らし保育スケジュールが倍近くかかってしまいました。
40代ママ
慣らし保育はお迎えが早いので、なにかあって電話がかかってたとき、すぐには行けないと電話口で言ってしまいました。保育士からも要注意ママと思われてしまったようで慣らし保育期間がかなり伸びてしまいました。
慣らし保育中は、保育園からの連絡にすぐに対応できるよう準備したという声がありました。
子どもの不安や戸惑いに寄り添い、必要に応じてすぐに迎えに行けるよう意識したり、あらかじめ仕事やアルバイト先の理解を得ておくことで、子どもが安心感を得られて保育園にも慣れやすくなるようです。
また、すぐに行ける体制を整えていないことで保育園との信頼感を損ねることにもつながってしまいそうです。
パパや勤務先の協力・理解がない
30代ママ
パパが単身赴任になってしまい、慣らし保育の送迎をすべて一人で行うことになりました。体力的にも精神的にも負担が大きく、子どもの不安や心配を受け止められる余裕がありませんでした。
20代ママ
仕事先の理解が得られず、慣らし保育の日程調整が難しかったです。子どもの様子を見ながら柔軟に対応することができず、ストレスを感じてしまいました。子どもにも親のストレスを感じさせてしまい、保育園に対する苦手意識ができてしまったようです。
慣らし保育を円滑に進めるには、家族や職場の協力が欠かせないという保護者の声がありました。事前にパパや勤務先と話し合い、協力体制を整えておくべきだったと後悔したという声も。
子どもが安心して登園できるよう、サポートを得られるようにしておく必要がありそうです。なかには、どうしても家族の協力が得られない場合はベビーシッターを頼んだという声もありました。
慣らし保育について事前に確認する方法
慣らし保育をスムーズに進めるためには、事前の情報収集が大切になってくるようです。慣らし保育の詳細について保護者がどう確認したか聞いてみました。
保育園見学
30代ママ
保育園見学の際に、慣らし保育のスケジュールや方針について詳しく質問しました。実際の保育の様子も見ることができ、とても参考になりました。
40代ママ
見学時に0歳児クラスの様子を見せてもらい、具体的な1日の流れをイメージすることができました。先生方の対応も確認でき、安心して慣らし保育に臨むことができました。
保育園見学は、慣らし保育について直接確認できる貴重な機会です。実際の保育環境を見ることで、子どもの様子をイメージしやすくなります。見学の際は、慣らし保育に関する質問リストを用意しておくとよいでしょう。
電話・メール
20代ママ
入園が決まってから、電話で慣らし保育の詳細について問い合わせました。丁寧に説明してくださり、不安が軽減されました。
30代ママ
メールで慣らし保育に関する質問をしたところ、すぐに詳細な資料を送ってくださいました。じっくり確認できてよかったです。
電話やメールでの問い合わせは、タイミングを選ばず確認できる便利な方法のようです。特に細かい点や個別の事情についての問い合わせなどは、このような方法で直接やり取りしたという保護者の声が多くありました。
新規入園資料
30代ママ
新規入園の際に配布された資料に、慣らし保育についての詳細な説明がありました。保育スケジュールの例や注意点が記載されていて、とても参考になりました。
40代ママ
入園のしおりに慣らし保育のQ&Aがあり、よくある疑問点が解消されました。事前に確認できたので、心の準備ができました。
新規入園時に配布される資料には、慣らし保育に関する重要な情報や保育スケジュールなどが記載されていることが多いようです。じっくり目を通し、わからない点があれば保育園に確認するようにしましょう。資料を読んだうえで分からないことをまとめて電話したという声もありました。
無理なく慣らし保育を進めるために
慣らし保育は、0歳児にとって大きな生活環境の変化です。保育園での1日のスケジュールに合わせて、家庭での生活リズムを少しずつ調整していくことが大切なようです。
保育園の慣らし保育にかかる期間は、始めてみないといつまでかかるかわかりにくい場合が多いようです。 保護者たちは、1日の保育スケジュールや保育園での遊び方を取り入れ、子どもの生活環境や不安に付き添いながら負担がかからないよう工夫していることがわかりました。
始めのうちは登園時に子どもが行きたくないという反応をすることも多いかもしれませんが、保育園は安心して過ごせる場所だと少しずつ子どもに伝えていけるとよさそうですね。
また、仕事の育休期間が終わり、保護者にとっても新しい生活環境に慣れるためには大変な時期かもしれません。パパや仕事先の理解と協力を得ることで、新規入園にあたっての保護者の負担を軽減し、子どもの様子にあわせて柔軟に対応するのも大切なようです。予定通りにできない日はベビーシッターなどを手配できるよう事前に準備しておくことも大事なようです。
保育園見学や電話などで事前の情報収集や保育スケジュールの確認もしっかり行い、子どもの新規入園と新しい場所での生活環境を整えるために、無理のない慣らし保育の計画を立てられるとよいですね。
慣らし保育がどれくらいかかるか気になりました。先生に聞いてもはっきり答えが返ってくるわけではなかったので、仕事のスケジュールを立てることができない間は不安でした。