おくるみを手作りしよう。編み物やキットを使う作り方

冬や夏などの季節にあわせた生地選び

おくるみを手作りしよう。編み物やキットを使う作り方

おくるみを手作りしたいと考えているママもいるかもしれません。今回の記事では、冬用や夏用のガーゼなどの生地や素材、キットや毛糸を使う編み物、耳付き足付きフード付きなどのおくるみ、おくるみを手作りするときのポイントについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

赤ちゃんのためにおくるみを手作りしよう

赤ちゃんが生まれる頃になると、おくるみなどのベビー用品の準備をしようと考えるママもいるのではないでしょうか。赤ちゃん用品の売り場ではさまざまな素材やデザインのおくるみが売られていますが、ガーゼや毛糸などを使って手作りすることもできるようです。実際に、ママたちはおくるみをどのように手作りしていたのでしょう。

季節にあわせたおくるみの生地や素材

おくるみを手作りするときには、どのような生地や素材を選ぶとよいのでしょう。ここでは季節にあわせて用意した生地について、ママたちに聞いてみました。


春秋

授乳シーン
© 優希 竹生 - Fotolia

「春や秋は肌寒い日もあるので、厚手のコットンを使った生地がよいのではないかと思いました。おくるみは赤ちゃんに直接触れることもあるため、なるべくやわらかい素材のオーガニックコットンを選びました」(30代ママ)

天候が変化しやすい春や秋に使うおくるみは、外出時の寒さ対策も考慮して生地を選ぶとよいかもしれません。コットンは通気性がよいので、少し気温の高い日にも使いやすそうです。静電気が起きにくいという理由でコットンを選んだママもいました。


「夏用のおくるみにはやわらかくて通気性のよいダブルガーゼの生地を選びました。軽く肌触りのよいガーゼ素材は夏の冷房対策としても使いやすいと思いました」(20代ママ)

夏に使うおくるみの生地としてダブルガーゼを選んだママがいました。ダブルガーゼは通気性がよくやわらかい生地。タオル地や薄いコットンの生地なども暑い季節に使いやすい素材かもしれません。


「中綿の入ったキルティング素材を冬用のおくるみの生地に選びました。キルティングは保温性があり肌触りもよいので、冬の寒い時期に赤ちゃんと散歩に行くときにも重宝しています」(30代ママ)

寒い冬は、おくるみで赤ちゃんを包んでお出かけしたり、室内でおむつ替えのときに下に敷いたりすることもあるかもしれません。綿の入った温かい生地や毛糸などを使うと保温もできるおくるみになりそうです。ママのなかには、やわらかくて暖かいフリース素材を選んだという声もありました。

こちらの記事も読まれています

ママたちが手作りしたおくるみ

手作りできるおくるみにはどのようなものがあるのでしょう。実際に作ったおくるみについてママたちに聞いてみました。


キットを使って作るおくるみ

「フード付きのおくるみを手作りしたいと思いキットを使って作りました。手作りキットはすぐに縫えるように生地が裁断されているので、フードの部分も説明書を見ながら簡単に作ることができました」(20代ママ)

おくるみを手作りするときにはキットを使うと簡単かもしれません。パッチワークのおくるみを手作りしようと考え、手縫い用のキットを使ってみたら簡単だったというママの声もありました。


編み物で作るおくるみ

編み物
iStock.com/KM6064

「冬生まれの赤ちゃんのために編み物でおくるみを手作りしました。軽くてやわらかい毛糸を使って長編みで作ったので、赤ちゃんにかけたときに重くならないおくるみができました」(30代ママ)

温かい毛糸を使い、編み物で冬用のおくるみを作るママもいるようです。夏に使うおくるみを編み物で手作りしようと考えたときは、コットンの糸を使って手編みをしてもよいかもしれません。ママのなかには、おくるみの手編みキットを使ったという声もありました。


耳付きや足付きのおくるみ

「赤ちゃんのためにかわいい耳付きのおくるみを作りたいを思い、型紙を使って手作りしてみました。耳にする部分を別に作りフード部分に縫いこむことで、簡単に耳付きのおくるみを作ることができました」(20代ママ)

「足付きのおくるみが赤ちゃんの足までしっかり包めて使いやすいと聞いたので、手作りしてみました。型紙にあわせて生地を裁断し、足の部分のパーツは外れにくいようていねいに縫いあわせました」(20代ママ)

耳付きや足付きのおくるみを型紙を使って手作りしたママがいました。キットを使えば複雑なデザインも簡単に作れるかもしれません。耳や足が付いたおくるみに包まれた赤ちゃんは一層かわいらしく見えそうです。

おくるみを手作りするときのポイント

おくるみを手作りするときは、どのようなことを考えて作るとよいのでしょう。手作りするときのポイントをママたちに聞いてみました。


用途にあわせた大きさで作る

「おくるみが大きすぎると赤ちゃんを包むときに生地が余って使いにくいかもしれないと思いました。編み物で作る際には赤ちゃんを包むのにちょうどよい大きさになるよう、サイズを決めてゲージを取って作りました」(20代ママ)

おくるみを手作りするときに用途にあわせた大きさを意識するママもいるようです。ベビーカーなどでお出かけするときに赤ちゃんのひざ掛けにも使いたいと考える場合は、少し大きなサイズにすると使いやすいかもしれません。でき上がり寸法をよく見て欲しいサイズの手作り用のキットを購入したというママの声もありました。


簡単な作り方を考える

「簡単におくるみを手作りしたいと思い、バスタオルをリメイクすればよいのではないかと考えました。やわらかい素材のバスタオルとかわいい柄の綿生地を縫いあわせたところ、短時間でおくるみを作ることができました」(30代ママ)

持っている生地などをリメイクするおくるみの作り方もあるようです。大判のバスタオルを使う場合、裏地には季節にあわせた素材を取り入れると使いやすいおくるみになるかもしれません。

使いやすいおくるみを手作りしよう

おくるみに包まれた赤ちゃん
iStock.com/katrinaelena

キットを使って耳付きや足付き、フード付きなどのおくるみを手作りしたママがいました。温かい生地やガーゼなどの素材を使えば、冬用や夏用といった季節にあうおくるみもできそうです。毛糸を使って編み物で作るときには赤ちゃんにあう大きさを決めておくなど、使いやすいおくるみを手作りできるとよいですね。

おくるみのサイズはどれが使いやすい?長方形や手作りのおくるみなど

おくるみのサイズはどれが使いやすい?長方形や手作りのおくるみなど

2019.02.25

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。