
赤ちゃんのおしゃぶりについて、いつからいつまで使うかや新生児から使ってよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、使用時期が何歳から何歳までかと寝かしつけなど実際に使ったシーン、おしゃぶりや指しゃぶりの卒業を考えたきっかけや工夫についてママたちの体験談を交えてご紹介します。
赤ちゃんのお世話グッズのひとつであるおしゃぶりについて、使うタイミングやいつからいつまで使ってよいものかが気になるママもいるのではないでしょうか。これから出産を迎える場合や新生児の赤ちゃんがいる場合、おしゃぶりが何歳から使えるかが知りたいという方もいるかもしれません。
そこで、おしゃぶりのいつからいつまで使用したかの時期や使い方についてママたちに聞いてみました。
実際にママたちは、いつからどのような場面でおしゃぶりを使ったのでしょうか。
「新生児から生後1カ月頃まで授乳すると自然に眠っていたのですが、生後2カ月頃から寝ぐずりが増えたように感じたのでおしゃぶりを使ってみました。眠ったら口から外すようにしていました」(20代ママ)
「うちの子は1歳くらいまで眠くなると指しゃぶりをすることが多く、指にタコができてしまいました。指しゃぶりをやめさせようとすると泣いてなかなか寝ないので、寝かしつけのときにおしゃぶりを使うようにしました」(30代ママ)
何歳からの寝かしつけでおしゃぶりを使ったかについては、生後2カ月頃に寝ぐずりがあったときや1歳頃に指しゃぶりが始まったときなど、さまざまな声が聞かれました。
「生後4カ月頃、赤ちゃんがなかなか泣き止んでくれないときに、出産準備品として用意していたおしゃぶりを使ってみました。成長するにつれて泣き声も強くなってきたのですが、おしゃぶりをしていると機嫌がよいので助かっていました」(20代ママ)
赤ちゃんが泣き止まず、成長につれて泣き声も強くなってきた感じたときにおしゃぶりを使ったママもいるようです。また、授乳をしたあとにもかかわらず泣いたときには、口寂しいのかもしれないと考え、おしゃぶりを使ったというママの声もありました。
「生後2カ月頃から、赤ちゃんを連れて電車に乗って出かけるときはおしゃぶりを持って行きます。おしゃぶりをしていると安心するのか、普段と違う環境でもあまりぐずらないので、外出中の私の気持ちも楽になっています」(20代ママ)
外出するシーンでおしゃぶりを使ったママもいるようです。他にも、外出先で赤ちゃんが泣いたときにもすぐに授乳ができなかったため、授乳スペースへ移動するまでおしゃぶりを使って対応したというママの声もありました。
おしゃぶりが便利だと感じていたママからも、何歳までに卒業したらよいか気になったという声が聞かれました。実際に、ママたちがおしゃぶりをやめようと考えたのはいつからなのでしょうか。
「1歳をすぎてさまざまな言葉を覚えてきたのですが、おしゃぶりをすると会話をする機会が減ることが気になりました。子どもとたくさんお話がしたかったので、おしゃぶりを使うのをやめてみようと思いました」(30代ママ)
会話を通じたコミュニケーションを増やすため、おしゃぶりを卒業しようと考えたというママの声がありました。会話ができるようになった年齢の子どもに対しては、やめる理由をきちんと説明してみてもよいかもしれませんね。
「1歳の娘は寝かしつけのときだけでなく、昼間もおしゃぶりを使う時間が長かったので歯並びのことが気になりました。何歳までに乳歯が生え揃うかを考え、2歳までにはおしゃぶりを卒業しようと思いました」(30代ママ)
歯並びのことを考えて、歯が生え揃う2、3歳の頃を目安にやめることを考えたママもいるようです。子どもが生えてきた歯でおしゃぶりを噛んで使えなくなったため、そのまま卒業できたというママの声もありました。
「何歳からおしゃぶりをやめられるか気になりつつも、なかなか手放せずにいました。しかし私の仕事復帰のため翌年の春から息子が保育園に通うことなったので、それまでにおしゃぶりを卒業したいと考えました」(20代ママ)
いつまでにおしゃぶりを卒業したいかについて、保育園に通うようになるまでを目安に考えたママもいるようです。すでに保育園に通っている場合は、担任の先生とおしゃぶりの卒業の進め方について相談してみてもよいかもしれません。
おしゃぶりを卒業するためのコツについて、ママたちが実践していた方法をご紹介します。
「今まで寝かしつけに使っていたおしゃぶりをやめたとき、眠くなると指しゃぶりをする姿がありました。寝る前に娘にページをめくってもらいながら絵本を読んだり、手をつないだりすることで自然と指しゃぶりもせず寝てくれることが増えました」(30代ママ)
おしゃぶりをやめた子どもが指しゃぶりをしたとき、手を使ったコミュニケーションを増やしたというママの声が聞かれました。他にも、抱っこや体を使った遊びなどを取り入れることで、子どもおしゃぶりのことを気にせずすごせたと感じたママもいるようです。
「おしゃぶりは見えない場所に置き、代わりに息子の好きなキャラクターのぬいぐるみは用意しました。口寂しくなっておしゃぶりを探したときには、ぬいぐるみを渡して楽しく気分が紛れるようにしていました」(20代ママ)
おしゃぶりを卒業したいときは、代わりとなるグッズを用意してみるのも方法のひとつかもしれません。また、断乳のタイミングでおしゃぶりを使っていたママからは、コップやストローを使って飲み物を飲む練習をしたことで、おしゃぶりを使う機会が減ったという声も聞かれました。
おしゃぶりをいつから使ったかのタイミングは、寝かしつけや外出時、指しゃぶりが気になったときなどママによってさまざまなようです。何歳から何歳まで使用できるかについては、新生児から対応しているタイプもあるようなので、赤ちゃんにあわせて形や素材を選べるとよいかもしれません。
いつまでに卒業するかは、子どもの様子を見ながら無理のないペースで進めていけるとよいですね。
2019年01月13日
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