夫婦の寝室の間取りをいびきや赤ちゃんの夜泣き、子どもが増えたことを理由に別室を検討する夫婦もいるようですが、実際にママたちはどのように感じているのでしょう。今回の記事では、寝室を別にしたきっかけや、寂しい場合に別室にせず快適にすごせる工夫についてママたちの声を聞いてみました。
同じ家で長い時間いっしょにいる夫婦にとって、お互いが快適にすごせる間取りかどうかは大切なポイントではないでしょうか。
また、一日の疲れを取るために欠かせない睡眠環境によっても、翌朝の体調も変わってくるかもしれません。そこで寝室の間取りについて、夫婦同室か別室かママたちに聞いてみました。
「いっしょの部屋の方が落ち着くと感じるので夫婦で同じ寝室です」(40代ママ)
「我が家では、子どもをはさんで夫婦でいっしょに寝ています。部屋数が多くないので今は寝室をひとつですが、今後の間取りによっては夫婦それぞれの部屋を持ちたいと考えています」(20代ママ)
「夫婦の寝室は別です。お互いの部屋を持つことでペースを守れるので、生活にメリハリが出るように感じています」(30代ママ)
同じ部屋で寝るという夫婦が多いようですが、間取り次第では別室も検討したいという声もありました。それぞれ部屋を持つことで自分の時間が充実するだけでなく、夫婦でいっしょにいる時間がより楽しめるということもあるかもしれません。
実際にどのようなきっかけで夫婦別室にしたのでしょうか。
「お互いひとり暮らしが長く自分のスペースが欲しかったので、結婚するときに夫婦で相談して寝室をわけることに決めました」(40代ママ)
「夫が夜間に家で仕事をしており、寝るタイミングがまちまちです。私は真っ暗にしないと眠れないので、お互い気兼ねなくすごすためにも寝室は別室にしました」(30代ママ)
生活習慣や睡眠環境は、結婚しても変わらないという夫婦もいるのではないでしょうか。長い時間をいっしょにすごす夫婦だからこそ、お互いの習慣に対する配慮も大切になってきそうですね。
「いびきが気になってしまい、なかなか眠れないことがありました。お互いがしっかりと睡眠をとれるように夫婦で相談し別で寝ることにしました」(20代ママ)
「暑がりの夫に寝室の温度設定をあわせると、冷房が効きすぎるので冷え性の私にはあわないことがあります。快適に感じる室温がお互い違うのは仕方ないので、健康のために別室で眠ることにしています」(30代ママ)
いびきや室温などが気になり快適に眠れないという理由で、夫婦どちらかから別室を提案する場合もあるようです。いびきは自分ではなかなか気づきにくいこともあるので、不満を溜めてしまう前にさりげなく相手に伝えてみるとよいかもしれません。
「夫が仕事で夜遅く帰ってくると、赤ちゃんが起きてしまうことがありました。私も赤ちゃんの夜泣きで眠れない時期だったので、子どもが小さいうちだけ夫婦別室で寝ることにしました」(30代ママ)
「赤ちゃんが生まれ子どもが増えたので、今まで寝室が狭く感じるようになりました。上の子ども2人は夫と寝て、赤ちゃんと私は別室という間取りで寝ています」(40代ママ)
赤ちゃんが生まれたことをきっかけに、夫婦の別室にしたというママの声もありました。子どもだけで寝るのは寂しいけど家族全員で眠るのが難しい間取りの場合、どちらかの親が子どもと同室になるという家庭もあるようです。
夫婦別室になると、同室だったときには気づかなかったポイントもあるかもしれません。ママたちは、実際に別室で寝てみてどのように感じたのでしょうか。
「夫や上の子どもを起こさないように、赤ちゃんが夜泣きするたびに別室に行っていました。赤ちゃんが夜泣きする時期だけ別室にしたら、授乳やオムツ替えで少し電気をつけたいときも気兼ねなくできるようになりました」(20代ママ)
夫のいびきなどで子どもが起きてしまうことだけが原因ではなく、逆に赤ちゃんの夜泣きで家族が起きないように気を使って別室に寝ているという声がありました。赤ちゃんが夜泣きをする期間に夫婦別室で眠ることは、ママ自身が安心して過ごすことのできる方法のひとつでもあるようです。
「夫のいびきが気になって一度は別室にしましたが、何気ない会話ができず寂しいと思うことがありました。同室だと相手の体調や様子が感じられるので結局戻すことにしました」(30代ママ)
多少いびきが気になっていても、実際に別室にしてみると寂しいと感じるママもいるようです。子どもの様子や昼間にあったことなどとりとめのない会話も、夫婦にとっては大切なコミュニケーションになるのかもしれません。
夫婦別室になるのは寂しいという声もありましたが、同室のままで快適な眠るためにできる工夫はあるのでしょうか。
「寝室にシングルベッドを2つ並べて夫婦で寝ていますが、掛け布団も2つあるのでダブルベッドで1枚の掛け布団で寝ていたときよりもストレスが少なく感じます」(30代ママ)
いびきが気になったため夫婦のそれぞれのベッドを用意し、壁際に離して置いているというママの声もありました。快適と感じる室温設定が夫婦で違う場合は、エアコンの風が届く範囲にあわせてそれぞれのベッドを設置してみるのもよさそうですね。
「間取りとして別室を用意するのは難しいので、可動式の収納家具をそれぞれのベッドの間に置いて仕切ってています。相手の気配を感じられるので寂しいとも感じず、ほどよく自分のスペースが確保できるので快適です」(20代ママ)
別室が用意できない間取りであれば、家具やパーテーションを置いたり天井から布を吊るしたりして仕切ってみるのはいかがでしょうか。家具などで部屋を仕切ってスペースをわける方法は寝室以外にも応用できそうですね。
別室で寝るようになった背景には、いびきや赤ちゃんの夜泣きなどもさまざまなきっかけがあるようです。一時的に別室にしても寂しいと感じたり、子どもの成長によって間取りが変わったりするかもしれません。
同室のままでもお互いが快適に眠れるよう工夫するなど、夫婦で相談しながら部屋作りができるとよいですね。
2018年12月16日
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