双子の赤ちゃんがいると、ママの取り合いで泣いてしまうこともあるのではないでしょうか。今回は、双子の赤ちゃんをお世話するときの工夫、バッグなど双子育児で役に立ったグッズ、仕事に復帰するときに意識したことを体験談を交えてご紹介します。
双子の赤ちゃんのお世話や家事をしていると、毎日が忙しいと感じるママもいるのではないでしょうか。二人が同時に泣き出し、抱っこをしてほしいと手を伸ばしてママの取り合いになってしまうこともあるかもしれません。ママたちは、どのような対応をして双子の赤ちゃんとすごしているのでしょうか。
双子の赤ちゃんとの生活では、授乳やお風呂などのシーンでどのような工夫ができるのか気になるママもいるのではないでしょうか。実際に、双子の赤ちゃんのママにお世話をするときに工夫していたことを聞いてみました。
「一人ずつ順番に授乳しました。授乳時間を決めておき、足りない分は粉ミルクを飲ませると、後から授乳する赤ちゃんにも母乳を飲ませることができたかなと思います」(30代ママ)
「双子育児は大変だと思ったので、最初から母乳と粉ミルクの混合にしました。私が体調を崩したとき、他の家族にお願いできるように新生児の頃から哺乳瓶に慣れてもらいました」(20代ママ)
双子の赤ちゃんに授乳するとき、粉ミルクと混合にしてママ以外の人が授乳できるように工夫したママもいるようです。双子が同じタイミングでに泣き出すときは、二人同時に授乳することがあったというママの声もありました。
「離乳食は多めに作って冷凍保存しておきました。食事の時間に温め直すだけでよいので、赤ちゃんを待たせずに食べさせることができました」(30代ママ)
「外出先ではベビーフードを食べさせていました。双子の場合、着替えやオムツなどの荷物の量が多いので、外出先で購入して食べさせることができるので助かります」(40代ママ)
離乳食は毎食作らず、まとめて作って冷凍保存したりベビーフードを活用したりしたママもいるようです。ベビーフードは月齢にあわせた量が入っているようなので、残した量を見ると赤ちゃんがどのくらいの量を食べたのかわかりやすいかもしれませんね。
「一人ずつ順番に夫にお風呂に入れてもらいました。夫婦で協力することで赤ちゃんを待たせることなく、順番に洗ったり拭いたりできるので、湯冷めにしくかったように思います」(20代ママ)
「私が一人でお風呂に入れるとき、脱衣所にバウンサーを用意して赤ちゃんを一人ずつ入れました。寒い季節は暖房を使って脱衣所や浴室を暖めてから入浴しました」(30代ママ)
赤ちゃんが湯冷めしないように工夫したママもいるようです。自分一人でお風呂に入れるときは赤ちゃんを先に拭いたり着替えさせたりするので、ママ用に厚手のバスローブを用意するとすぐに羽織れて便利だったというママの声もありました。
双子の赤ちゃんとママが使いやすいグッズにはどのようなものがあるのでしょうか。ママたちが、双子育児で役に立ったと感じた便利グッズをご紹介します。
「荷物がたくさん入るマザーズバッグが便利だと思いました。哺乳瓶やミルク、オムツポーチ、おくるみなど二人分の荷物をバッグに入れるので、軽量素材のバッグがあると外出するときに役立ちました」(40代ママ)
双子の赤ちゃんの荷物を入れるために、大容量のマザーズバッグを用意したママもいるようです。パパに荷物を持ってもらうことも考え、黒やグレー、デニム生地など男女兼用デザインのマザーズバッグを選んだというママの声もありました。
「授乳するとき、自分が先に飲みたいのかママの取り合いになってしまうことがありました。双子用授乳クッションを使うと二人同時に授乳しやすいので、授乳時のママの取り合いが少なくなりました」(20代ママ)
双子の赤ちゃんは、お腹が空いたり寂しいと感じたりするとき、ママの取り合いになってしまうこともあるようです。双子用授乳クッションを使うと授乳時間も短くなったので、他の家事やリラックスタイムに時間を使えるようになったというママの声もありました。
「お出かけのとき、双子用ベビーカーがあると便利でした。バッグもかけられるので、お散歩や買い物がしやすかったです」(30代ママ)
「双子用ベビーカーで買い物へ行くと、両手が空くので会計がしやすかったです。ショッピングセンターの貸出用ベビーカーは一人乗りが多いので、双子用ベビーカーを持って行くと便利でした」(40代ママ)
双子用ベビーカーは、赤ちゃんが横に座る横型タイプと前後に座る縦型タイプなどがあるようです。横型はベビーカーに座らせたまま離乳食が食べやすく、縦型は細い通路でも通りやすいという特徴があるかもしれませんね。
双子の赤ちゃんがいる場合、いつ仕事に復帰しようか考えるママもいるかもしれません。双子のママたちに、仕事に復帰するときにどのようなことを意識したのか聞いてみました。
「仕事の都合もあり、首が座り始める生後4カ月の頃に復帰しました。妊娠中に自宅と会社から近い保育園の情報を集めておくと、出産後も焦らず手続きすることができました」(20代ママ)
「離乳食が始まり、授乳間隔が長くなる時期を選びました。仕事復帰を決めた後は、給食を食べられるようにいろいろな食材で離乳食作りをしました」(30代ママ)
仕事に復帰する前に、赤ちゃんを保育園に入園させる時期を考えたママもいるようです。保育園の空き状況と仕事復帰の時期を考え、入園する時期を決めたというママの声もありました。
「3歳以上児と比べ、3歳未満だと保育料が高かったので、保育料と復帰したときの収入のバランスを見ました。夫と相談し、子どもが年少の学年から仕事に復帰することに決めました」(40代ママ)
二人分の保育料と仕事復帰後の収入を見てから決めたママもいるようです。保育園によって制服代や活動費など保育以外にかかる料金もあるようなので、入園を考えている保育園に問いあわせてみるのもよいかもしれませんね。
「仕事に復帰したら今よりも家事にかけられる時間が少なくなると思いました。夫に相談し、家事と保育園の送り迎えを分担して仕事に復帰することにしました」(30代ママ)
仕事に復帰したことを想像し、保育園の送り迎えや家事をパパと分担したママもいるようです。保育園へのお迎えをパパに担当してもらえると、ママは仕事が終わった後に夕食を準備する時間を作りやすくなるかもしれませんね。
双子の赤ちゃんを育てていると、二人分のお世話で毎日忙しくすごすママもいるのではないでしょうか。双子用の便利グッズもあるようで、双子の赤ちゃんがママの取り合いをするときには二人同時に授乳できるクッションを使ったママもいるようです。荷物がたくさん入るバッグや双子用のベビーカーを使うと、外出しやすくなるかもしれませんね。
仕事に復帰する時期はパパと相談して、復帰までの時間を双子の赤ちゃんと楽しくすごせるとよいですね。
2018年11月13日
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