仕事に子育て…忙しい毎日の中で、家事はできるだけ効率的に済ませたいもの。その中でも大きなウェイトを占めるのが「洗濯」。せっかく洗っても汚れが落ちないとわかると洗い直しすることになり、思わずため息が出てしまいますよね。そこで今回は、汚れ別の効率的な洗濯方法をご紹介します。
筆者は子育てをしながらKIDSNAでライターをしています。子育てをしながらの仕事は時間管理が必須。家事はできるだけ短い時間で効率よく進めたいですよね。今回は、筆者が出産前に家政科で学んだことを活かした「洗濯」についての記事をお届けします。
汚れの範囲や、汚れの種類によっても洗濯方法が異なります。まずは効果的な汚れの落とし方をご説明させていただきます。
子どもが服全体に汚れをつけて帰ってくること、ありますよね。そんな時は、液体酵素系漂白剤を入れてつけ置きします。洗濯機でつけ置きができるなら、それでもOKです。
泥や土汚れは、石鹸などで手もみしてから洗濯すると、より効果的です。
Yシャツなどの油脂汚れや食べこぼしのシミなどは、スプレーや塗布タイプの洗濯用洗剤、または酵素系漂白剤を直接塗布します。そのあとすぐに洗濯機で洗うのがポイントです。
子どもの食べこぼしや泥汚れ。洗濯が楽になるちょっとしたポイントを考えてみました。
子どもが食べるチョコレートやバター、生クリーム、お絵描きで使うクレヨンや油性マーカーなどはこれに当てはまります。お母さんが使う物なら、ファンデーションや口紅ですね。
うっかり付いたシミは慌てずに、乾いたティッシュで油分をふき取っておきましょう。
子どもが好きなカレー、ナポリタン、ジュース、調味料で使う醤油、ソース、ケチャップ、マヨネーズ、大人ならワインなどの酒類がこれに該当します。
外出先なら、濡らしたティッシュでシミをつまみ取った後で乾いたティッシュで水分を吸い取ってください。帰宅後の洗濯が楽になります。
公園遊びやスポーツなどで服や靴下などに付く泥汚れは、水で洗うと繊維に染み込むので、注意が必要です。
液体の洗濯用洗剤を直接塗布してから洗うと効果的です。
赤ちゃんの牛乳(ミルク)・母乳の吐き戻し、ケガをして付いた血液などです。お湯で洗ってしまうとタンパク質が固まり、落ちにくくなります。
必ず水または40度以下のぬるま湯で、固形石鹸を使って軽く手洗いしてから洗濯機に入れましょう。
シミの種類が分からない場合は、水を垂らして染み込んだら、水溶性の可能性が高いです。表面が乾燥していると染み込みにくいため、しばらく様子をみましょう。
判断が難しい時は、油溶性の落とし方から試すのがオススメです。今は水溶性・油溶性どちらにも使えるシミ取り剤もあります。場合により、液体酵素系漂白剤を直接塗布すると、より食べこぼしなど落ちやすくなります。
しかし、酵素系漂白剤は化学反応によりファスナーなどの金属を痛める場合も。また、通常の色柄物で変色しなくても、金属染料を使った衣服は変色する可能性があります。その場合は、湯で溶いた漂白液を目立たない部分に付けて5分ほど置いてください。変色する、または変色しない場合でも白布を当てて揉んで色が移れば、使用しない方が良いかもしれません。
家で洗濯する時に、洗濯表示を毎回確認している人は少ないかもしれませんが、実は2016年12月から洗濯表示が50年ぶりに新しくなっています。今までと大きく違うのは、国内、国外で表示が統一されたこと。さらに、表示記号が22種類から41種類に細分化されたので、洗濯によるトラブルの減少が期待されています。
すでに新洗濯表示になっている衣類の販売もスタート。洋服を新しく買う時は、ぜひチェックしてみてくださいね。
消費庁から、新洗濯表示の早見表をダウンロードすることができますが、ここで簡単に記号の見方を説明します。
まずは、この資料にある5つの記号があります。
洗濯(桶に水)・漂白(△)・乾燥(□)・アイロン(アイロンの形)・クリーニング(〇)になります。この5つの記号が分かれば、あとは簡単です。
先ほどの洗濯とクリーニングの記号の下にタテの線が入っているか確認しましょう。線なしは通常、1本は弱い、2本は非常に弱いものを表します。
「自然乾燥」は記号の中に線がありますが、違う意味になります。あくまで各マークの下にある物と覚えておいてください。
乾燥とアイロンの記号に点があるかをチェック!点の数は温度を表します。数が多いほど、温度が高いという意味です。
1つ(・)は低く、3つ(・・・)なら強くなります。2つ(・・)はその中間です。
汚れ別の時短の洗濯術から新しい洗濯表示記号の見方までをご紹介しました。
シミや汚れ別に最適な落とし方があることがわかると洗い直す手間が減り、洗濯にかかる時間が少なくなります。また洗濯表示が分かれば、洗濯で衣服を傷めることも少なくなり、長く着られます。
ぜひ今回の内容を参考にして、毎日の洗濯に活用してみてくださいね。
2017年03月14日
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