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出産後の国民健康保険の手続きが面倒?子どものマイナンバーや保険証の必要性
2017.12.04
出産後は国民健康保険の手続きを行なわなければなりませんが、出産してすぐは慣れないこと続きでバタバタしているので、面倒だと感じてしまうママもいるかもしれません。また国民健康保険以外に、子どもの保険証やマイナンバーの申請も必要でしょう。出産後に行う各種手続きについてまとめてみました。
出産後、子どものマイナンバーはどうすれば良い?
マイナンバーとは?
マイナンバーとは2016年に導入された国民に個別の管理番号を付ける制度です。
個人情報管理や社会保障など、行政に関わる処理がスムーズになり、生活利便性の向上にもつながるといわれています。
子どものマイナンバーはいつ決まる?
生まれてくる子どものマイナンバーは、出生届を提出し、住民票登録をした時点で決定するようです。
住民票登録をすればマイナンバーが決まるようなので、改めて役所でマイナンバーの手続くはしなくてもよいようです。
マイナンバー通知カードはいつ発行される?
マイナンバー通知カードは住民票に登録をしている人から順次送られているようです。
まだ、送られてきていない人は住民票を登録している自治体へ確認をしてみましょう。
産まれたばかりの子どもの場合は、出生届と住民票の登録がすんでから約3週間ほどで届くようです。
マイナンバーについて詳しく知りたい方は、下記のURLをご確認ください。
赤ちゃんにマイナンバーは必要?
「児童手当の手続き」の際に、子どものマイナンバーが必要な自治体もあるようです。マイナンバーが発行されたばかりで必要ない自治体もあるようですが、内閣府としては、今後はマイナンバーでの管理をする意向でいるようなので、取っておくのが懸命といえるでしょう。
国民健康保険への加入は忘れずに
国民健康保険とは
社会保険制度のひとつで、病気やけがなどの出費に対して自己負担額が軽減される制度です。国民健康保険に加入することで、一般的な自己負担額は3割となるようです。
なぜ加入が必要か?
日本の医療保険制度は、任意加入の医療保険を除き、他の健康保険は加入が義務づけられています。ある条件を満たしている人以外は入るのが義務と厚生労働省でもいわれているために、入っているかどうかわからないという方が、もしいる場合はすぐに住民票を登録している自治体へ確認をしてみましょう。
手続き期限
一般的には出生日から14日以内に手続きをする必要があるといわれています。
パパとママ両者が働いている場合は、収入が多いほうの保険に加入するのが一般的なようです。
必要書類
出産後、国民健康保険への加入手続きをする際の必要書類は「母子手帳(出生届出済証明の欄に記載があるもの)」、「届出印の印鑑」、「健康保険証」、「本人確認書類」、「マイナンバーが確認できるもの」といわれています。
自分の住民票登録がある役所へあらかじめ確認をしておくとよいでしょう。
申請方法
国民健康保険の加入手続きは、住所登録のある市区町村役場にて行ないます。
国民健康保険は各市区町村が運営する関係上、保険料も異なるため、申請する際はあらかじめ確認しておくと安心です。
出産後にマイナンバー登録をした人の体験談
登録したら他の手続きがスムーズに
「出産後はバタバタしているのもあって正直、手続き自体も面倒だなと感じていました。産まれたばかりの子どもにマイナンバーは必要ないと思っていました。その後、役所で他の手続きをすることがあり、いっしょにマイナンバーの申請も行ないました。
当初は必要性を感じることはなかったのですが、後に児童手当の申請をする際の手続きが、マイナンバーがあることでスムーズに行なうことができたので、申請しておいて良かったと思いました」(30代ママ)
通知カードがなかなか受け取れなかった
「マイナンバーの申請はスムーズにできたのですが、通知カードが後日郵送で届くとのことでした。出産したばかりだったので実家に帰省していたため自宅にはおらず、主人も帰りが遅いため、なかなか郵便物を受け取ることができませんでした。
結局最寄りの郵便局へ取りに行くことになりましたが、出産後は自宅にいなかったり、子どもが小さいので郵便が届いてもすぐに出られなかったりすることもあります。マイナンバーを申請したその場で通知カードも受け取ることができたら、ありがたいと感じました」(40代ママ)
面倒な出産後の手続きも一度やっておくと今後スムーズに
出産後の国民健康保険、マイナンバーの申請方法についてご紹介しました。
国民健康保険の手続きをしたことにより、子どもの保険証も発行されるので、万が一医療機関にかかる際は忘れずに持参しましょう。
また出産後はさまざまな手続きが多く面倒と感じるかもしれませんが、一度やっておくだけで今後役に立つこともあるので、できるだけ申請をしておくとよいでしょう。