
お宮参りをするときに羽織る着物を考えたとき、羽織り方やどのようなタイミングで羽織るとよいのかなど気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、着物を羽織る場面や着方の他、着ているときに気をつけたことなどママたちの体験談をもとにご紹介します。
お宮参りをするときの伝統的な衣装として、赤ちゃんを抱っこした上から羽織る着物があり、初着(うぶぎ)や祝着(いわいぎ)など呼ばれることがあるようです。実際に、ママたちがお宮参りの着物をどのように用意したのか、その際に気になったこととあわせて聞きました。
「我が家は、パパが七五三で使った着物を用意してもらったのですが、お宮参り当日になってどのような着方をしたらよいのかわからず困ってしまいました」(20代ママ)
「着物屋さんのサイトでレンタルしました。着方の紙が同封されていたので練習はできたのですが、当日どのタイミングで着るとよいのかわからず悩みました」(30代ママ)
お宮参りの着物は、パパやママが使用したものを用意する以外にレンタルする場合もあるようです。着物の用意はできても、着るタイミングや羽織り方がわからないと、お宮参りのときに手間取ってしまい、ママたちは焦ってしまうこともあるかもしれません。
お宮参りをするときの着物はどのような着方をしたらよいのでしょう。実際に、ママたちに聞いた着物の羽織り方の手順をご紹介します。
1.羽織着物と襦袢を重ね、紐を左右の袖にそれぞれ通しておます
2.赤ちゃんを横抱きにし、羽織り着物の背中が前になるように当てます
3.赤ちゃんを抱いている人の肩と腕の下から背中側に紐をまわし、ちょうちょ結びにします
赤ちゃんにスタイをつける場合は着物を羽織る前につけておき、最後に着物の外に出すようにするとよいようです。地域によっては、後ろの結び目にお守りなどの縁起物をつけることもあるようです。
お宮参りでは、いつどのようなタイミングで着物を羽織るとよいのでしょう。実際に、お宮参りのときに着物を羽織るタイミングとそれ以外に着物を羽織った場面をあわせてママたちに聞いてみました。
「神社で祈祷の申し込みをしたときに、『◯時から祈祷になりますので、準備をして待っていたください』と言われたので、祈祷を受ける時間にあわせて着物を羽織りました」(30代ママ)
「我が家がお宮参りをした日は気温が高かったので、早めに着物を羽織っては赤ちゃんが暑いのではないかと考え、祈祷の直前につけました」(20代ママ)
お宮参りに行く前から着物を羽織るのではなく、御祈祷のタイミングにあわせたママがいるようです。他には、御祈祷を受けなかったので、神社の敷地に入る前に着物を羽織ったというママの声もありました。
「御祈祷後に家族で記念写真を撮るときにも、着物を羽織ったまま撮影しました」(30代ママ)
「私の実家が遠方だったのでお宮参りには両親を呼べませんでした。そこで、実家に帰省したときに親戚を集めて赤ちゃんのお披露目をし、改めて着物も羽織ってみんなで写真を撮りました」(30代ママ)
御祈祷を受けた後、お宮参りをした記念として羽織り着物を着て記念写真を撮るママもいるようです。ママのなかには、写真館でお宮参りの記念写真を撮るときにも持参したという声もありました。
着物を羽織るときに、どのようなことに気をつけるとよいのでしょう。実際に、ママたちが気をつけたポイントについて聞いてみました。
「御祈祷を受けるときに赤ちゃんを抱っこするのは父方の祖母が一般的と聞いたので、夫の両親にお宮参りの日程の連絡をする際、義母にお願いしてもよいかあわせて確認しました」(30代ママ)
「私の里帰り先と夫の実家が離れているため、夫の両親はお宮参りには参加できませんでした。そのため、私と母でどちらが着物を羽織るか相談しました」(30代ママ)
一般的に、お宮参りで赤ちゃんを抱いて着物を羽織るのは父方の祖母とされているようですが、都合がつかない場合は他の人でもよいようです。
ママのなかには、御祈祷のときは義母に抱いてもらい、その後は自分の母にも着物を羽織ってもらって写真を撮ったという声もありました。
「我が家は9月にお宮参りをしたのですが、まだ気温も高く蒸し暑いと感じる陽気でした。着物を長時間羽織っていると、赤ちゃんが汗をかいて疲れてしまうではないかと思ったので、赤ちゃんの様子をこまめに確認するよう意識しました」(30代ママ)
お宮参りをする時期はさまざまなので、季節によっては着物を一枚羽織るだけでも体感気温が変わってくるかもしれません。羽織り方を工夫することで、赤ちゃんに負担のかからないような着方ができるとよさそうですね。
ママのなかには、着物を羽織る前に赤ちゃんの様子にあわせて授乳をしたり、おむつを交換しておくといった準備をしたという声もありました。
「着物を羽織ると足元が見えにくくなったと感じたので、転ばないよう普段以上に歩き方には気をつけました」(30代ママ)
「神社の境内は、砂利以外に段差もあることから、パパに足元を気にしてもらいながら移動しました」(30代ママ)
神社の境内が砂利であったり段差の部分が多い場合もあるようなので、足元に気をつけるように意識していたママもいるようです。ママのなかには、着物の裾が足にかかるため、歩きにくく転びそうになってしまったという声もありました。
お宮参りの着物をどの場面で羽織ったらよいのか、羽織り方はどうなのか悩むママもいるようです。赤ちゃんを抱っこした上からの着方に慣れていないと、手間取ってしまうかもしれないので、事前に練習しておくのもよさそうです。
お宮参りの当日は、着物をスムーズに羽織り、ゆっくりと赤ちゃんの健やかな成長をお願いできるとよいですね。
2018年09月24日
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