子どもの躾(しつけ)はいつから始めればよいのか悩むママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、食事のときや外出時のしつけ、子どもたちへの伝え方のコツについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
子どもが成長する過程で、子どものしつけをいつから始めればよいのかと悩むこともあるかもしれません。ママたちはいつからしつけを始めようと考えているのでしょう。
「1歳になり子どものご飯の食べ方が気になり始めました。食事のしつけはいつから始めたらよいのかと悩みました」(1歳児ママ)
「3歳になってスーパーに連れて行くことが増え、お店の中での子どものマナーが気になったので、外出時のマナーを教え始めました」(3歳児ママ)
離乳食を始めると食べる姿勢が気になったり、お散歩に出かけるようになると出会う人とのあいさつの仕方が気になったりするママもいるようです。子どもの様子や成長を見ながらしつけを始められるとよいかもしれません。
ママたちが気になるしつけのひとつに「食事のときのしつけ」があるようです。いつからどのように食事のしつけをしているのか聞いてみました。
「離乳食を自分で食べるようになった生後8カ月の頃から、食事中に足をテーブルに乗せることがあったので、いけないことだと教えました」(1歳児ママ)
「2歳になった頃から食事のときの姿勢を教えるようにしました。テーブルに肘をつくことはいけないとはっきり伝えました」(3歳児ママ)
食事をするときの姿勢はママを見本にして教えることができそうです。離乳食を食べるようになった頃から、食事の姿勢のしつけを少しずつ取り入れ始めるとよいかもしれません。
「食事のあいさつは、子どもが言葉を話すようになった頃からいっしょに言うようにしました。大人のまねをして嬉しそうに言っていました」(2歳児ママ)
食事のあいさつは、子どもが話せるようになった頃から教えることがあるようです。いつからあいさつを教えようかと考えていたら、子どもが自然にするようになっていたというママの声もありました。
「3歳くらいになると食事中に席を立って遊ぶことがあったので、保育園に入園するまでにマナーを守って食べられるようにしようと思いました。食事が終わるまでは席を立たないということを繰り返し伝えました」(5歳児ママ)
保育園や幼稚園に入園する頃になると、食事中のマナーが気になるママもいるようです。気づいたときに話して教えることで、マナーが自然に身についていくようにしたいですね。
子どもと外出すると、さまざまな場面でしつけが気になることがあるかもしれません。外出時のしつけをいつからどのようにしているのか、ママたちに聞きました。
「2歳の頃に電車で実家に帰ったときに子どもが椅子の上に乗ろうとしたので、慌てて電車の中でのマナーを伝えました」(5歳児ママ)
「3歳になって子どもと2人でバスに乗ってショッピングセンターに行くことがありました。嬉しかったのか、はしゃいで大きな声を出したので、『他のお客さんがいる場所では静かにしようね』と話しました」(5歳児ママ)
電車やバスなどの公共の乗り物を使うときは、子どものマナーが気になることもあるようです。せっかくのお出かけなので、子どもははしゃぐかもしれませんが、マナーを教えるよい機会かもしれません。
「1歳を過ぎて公園で遊べるようになると、遊具の使い方にルールがあることを教えようと思いました。他に遊んでいる子どもがいるときは、順番を守るようにしようねと話しました」(3歳児ママ)
公園で大勢の子どもたちが遊んでいるときには、遊具の使い方などのルールが気になるママもいるようです。すべり台を逆から上らないことや順番を守ることなどのルールを守れるようになると、他の子どもと仲良く遊べるようになるかもしれません。
「スーパーに買い物に行くとお店の中を走ろうとするので、お店の中は走ってはいけない場所だときちんと話しました。3歳になって話す内容がわかるようになったので、走ってはいけない理由も伝えました」(3歳児ママ)
3歳くらいになると、行き慣れたスーパーなどではママのそばを離れて歩くようになる子どももいるようです。言葉の意味もわかる頃なので、走ると危ないことや他のお客さんが困ることなどをていねいに伝えると、子どももマナーを守れるようになるかもしれません。
しつけをするとき、どのように伝えればよいのか悩むママもいるかもしれません。ママたちに子どもにしつけを伝えるコツを聞いてみました。
「家のおもちゃで遊ぶときのしつけとして、おもちゃを大切にすることや、使ったものは片づけることなど、いくつかの約束をしました。約束が守られていないときは、まずどのような約束をしたのかを振り返る時間をとるようにしています」(5歳児ママ)
子どもがルールを守れるよう、小さい頃から家庭内で約束をするようにしていたというママがいました。一方的にしつけをするのではなく、話し合いながら約束を決めると、子どもも自然とルールを守れるようになるかもしれません。
「靴の脱ぎ方はいつからしつけをすればよいのかと考えていましたが、パパや私が靴を並べていたら子どももやってくれるようになりました。大人がお手本になることが大切だと感じました」(5歳児ママ)
日常のさまざまなしつけは、ママやパパがやってみせることで自然に子どもの身についてくるかもしれません。大人がお手本になれるように意識していきたいですね。
「子どもをしつけをするときには落ちついて話そうと思い、いたずらをしたときなどには、ひと呼吸おいて声をかけるようにしています。子どもの目を見てしっかり話すことで、大きな声で叱らなくても子どもに伝わることが多いように思います」(4歳児ママ)
子どもが約束を破ったときなどは、いきなり叱らずに、なぜ守れなかったのか子どもの話を聞くことにしているというママがいました。子どもに声をかけるときは、気持ちを落ち着かせて子どもにわかる言葉で話すようにすると、何がよくなかったのかが伝わりやすいかもしれません。
食事のマナーや外出時のルールなど、子どものしつけをいつからするのかは、子どもの様子を見ながら判断するとよいかもしれません。保育園や幼稚園に行く頃になって突然しつけを始めても、子どもも戸惑うかもしれません。赤ちゃんの頃から生活の中で、ママとパパがよいお手本になってしつけができるとよいですね。
2018年06月18日
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