サッカーやピアノ、英語や水泳。子どもの習い事はいつから始める?

サッカーやピアノ、英語や水泳。子どもの習い事はいつから始める?

最近はさまざまな種類の子どもに習い事がありますよね。サッカーや水泳などのスポーツ系や、ピアノなどの音楽系、英語、プログラミング、ダンスなどの最近人気がある習い事までさまざまです。わが子には何が向いているのか、また、いつから始めるべきなのか、体験談を参考に習い事について考えてみました。

いろいろな子どもの習い事

昔から定番の習い事から、最近話題の習い事まで、いくつかの習い事を紹介します。


ピアノ

ピアノは、ママ世代から変わらない人気の習い事です。特に女の子のママなら、候補に入れている人も多いのではないでしょうか。教室も多くあり、選択肢が多い習い事のひとつです。


水泳

水泳も定番の習い事です。最近は幼稚園に温水プールが併設されていてそこで水泳教室をやっていたり、スポーツ施設などで週末に親子向けの水泳教室を開催していてるところもあるようです。


ダンス

平成24年度から、中学の必修科目になったダンス。発表会などで発表する機会も多いので、自分に自信を持つきっかけになるかもしれません。


プログラミング

習い事
Happy Together/Shutterstock.com

平成32年の学習指導要領から、小学校でも必修化されるといわれているプログラミング。文部科学省のサイトにも、子どもたちにプログラミングが楽しくできるような情報が掲載されています。

文部科学省:「小学校学習指導要領解説」

習い事をいつから始めたのか【体験談】

ママたちはいつから習い事を始めたのか、実際の体験談をみていきましょう。

サッカー

幼稚園に入園した3歳からサッカー教室に

入園した幼稚園では課外活動としてサッカー教室があり、送迎も楽なので習うことにしました。本格的なサッカーというよりも、ボールを蹴る楽しさを学ぶという感じでした。子どもたちも幼稚園でのお友だちといっしょにサッカーができるのが楽しかったようです。

幼稚園でのサッカーがきっかけでサッカーが大好きになり、小学生になった今でもサッカーチームに入っています。挨拶などの礼儀が身についたのでよかったです。(40代ママ)


小学校入学を機にサッカークラブへ

1年生のときに、小学校のグラウンドで夕方やっているサッカークラブに入会しました。最初のうちは、慣れない学校生活とサッカーで疲れが見えていたときもありましたが、サッカーを通じて他のクラスの子とも仲良くなり、毎回サッカーが楽しみになっているようでした。

上級生たちにもかわいがってもらい、親の私も上級生のママとも親しくなれ、子育ての相談なども乗ってもらっています。(30代ママ)

こちらの記事も読まれています

ピアノ

ピアノの習い事
Wanida_Sri/Shutterstock.com

姉は4歳から、妹は2歳からピアノ教室

最初は4歳のおねえちゃんと、ピアノ教室の見学に行きました。本人も楽しそうにやっていたので入会を決意。その教室では、別の部屋でピアノを使った親子いっしょのリトミックもあったので、2歳の妹も入会し、2人とも毎回楽しく通っています。

子どもが2人以上いる場合の習い事の悩みは、それぞれの送迎の兼ね合いだと思いますが、同じ習い事だと姉妹同時に送迎できるので負担も少なく感じています。(30代ママ)


5歳から本格的にピアノレッスン

幼稚園の仲良しのお友だちがピアノを習っていて、うちの子もやりたい!というようになりました。小学校に入学してからと思っていたのですが、子どものやる気があるのなら……と、レッスン開始を決意。

家での練習を嫌がるときもありましたが、曲が弾けるようになると楽しいようで、最近はもっと弾けるようになりたいと自分から練習するようになりました。まだ早いと思っていたけれど、思いきってやらせてよかったです。(30代ママ)

英語

0歳8カ月から親子で英会話レッスン

国際化が進む現代、子どもには英語を身につけてほしいと思い、ネイティブの講師がいる英語教室に親子で通っています。

絵本や手遊びなどから子どもも楽しく英語に触れることができ、親も英語の勉強になり一石二鳥。物の名前を英語でいったりするようになり、自然に英語が身についているように感じます。(20代ママ)


3歳から近所の英会話教室へ

小学校でも英語の授業が始まることを知り、近所の英会話教室に通わせることにしました。英語での歌やダンスなどが充実していて、毎回レッスンを楽しんでいます。

習い事がきっかけで英語を好きなり、すんなり英語に溶け込めるといいなぁと思っています。(20代ママ)

水泳

1歳から親子水泳教室に入会

シャワーを顔にかけるだけで大泣きする息子とのお風呂はとても大変。水を怖がらないようにしたくて、水泳教室に入会しました。親子で楽しめる水遊びが中心で、今では水の中でも平気で目を開けられるようになりました。もちろんお風呂も楽になったので習い始めてよかったと思っています。(20代ママ)


小学校への入学に備えて4歳から水泳を

小学校では水泳の授業もはじまるので、ある程度泳げるようにしたいと思い、入会を決めました。年長になった今では、クロールもできるようになりました。

進級テストに落ち続けたときは、やめたいと泣くときもありましたが、苦労したぶんテストに合格したときの喜びはひとしお。努力することの大切さを学べたかもしれません(30代ママ)

まずは子どもの習い事体験を

サッカーの習い事
Urupong Phunkoed/Shutterstock.com

子どもの可能性を少しでも伸ばしたいと思うのは、親としては自然なことですよね。でも、何に向いているのか、いつから始めればよいかなどはそれぞれの習い事によってちがうようです。

サッカー、ピアノ、英語、水泳など、どの習い事もそれぞれのよさがあるようです。まずは体験教室に行って、様子を見ていつから始めるかを考えてみてはどうでしょうか。


※記事内で使用している参照内容は、2017年11月20日時点で作成した記事になります。

2017.11.21

習い事カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。