子どものお受験。幼稚園・小学校・中学校それぞれの受験の特徴や費用、試験や面接時の服装

子どものお受験。幼稚園・小学校・中学校それぞれの受験の特徴や費用、試験や面接時の服装

子どものお受験はどのようなものなのでしょうか。お受験を検討している家庭の中には、どのタイミングで受験をするか迷っている方もいるかもしれません。幼稚園・小学校・中学校それぞれの受験の特徴や費用、試験や面接時の服装についてまとめました。

子どものお受験とは

子どものお受験とはどのようなものなのでしょうか。幼稚園、小学校、中学校それぞれの受験のポイントをまとめました。

幼稚園

幼稚園受験とは、幼稚園から大学までエスカレーター式に進学することができる内部進学制度のある大学付属の幼稚園や人気が高い幼稚園を受験することを言うようです。大学まで都度受験する負担が軽減でき、長期的に学習スケジュールの見通しをたてやすいメリットがあります。

他にも、内部進学制度がない幼稚園の中でも小学校受験に向けての学習環境が整っている園や一般的な私立幼稚園でも、受験を行っている場合があるようです。

大学付属の幼稚園や私立幼稚園の多くは、面接や試験を取り入れています。面接は、親子でいっしょに受ける場合と、親子それぞれ別で受ける場合があります。試験では、積み木やカード、絵本を用いた問題が出たり、工作や粘土、お絵かきなどをする様子を見たり、運動する様子を見たりするようです。

幼稚園のお受験においては、親の意思でスタートすることが大半です。そのため、子どもに配慮して、準備を進めていくとよいでしょう。

小学校

小学校受験は、私立や国立の小学校を受験することを言い、首都圏や教育への関心が高い家庭で受験する傾向があるようです。小学校受験においても内部進学制度が最大のメリットになります。早くから学習できる環境を整えて、高度で質の高い授業を受けてもらいたいという親の意思で受験する場合が多いです。

小学校受験をする理由には、学校の教育理念や特色ある指導内容に賛同していることを前提に、将来中学受験をすることを考えてという点もあるようです。地元の公立小学校の教育環境に不安がある場合に、小学校受験を検討するケースでは、「名門」と呼ばれる小学校に入学しても多くの生徒が外部の私立、国立中を受験するという学校もあります。

試験内容は小学校によってもさまざまです。一般的な小学校受験の入試内容は、筆記テストや口頭テスト、行動観察や運動、面接を行います。

中学校

iStock.com/kohei_hara
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中学受験とは、私立中学、国立中学、公立中高一貫校を受験することを言い、中学から高校までエスカレーター式に進学できるところが大きなメリットです。ですが、国立中学のなかには内部進学率が低い学校もあるようです。

中学受験の中心となる私立中学では、子どもの個性に合う教育理念、子どもの学力に合わせて学べる学習環境、きめ細かな生活面の指導などから落ち着いて学習でき、自分の学びたい分野や部活動により力を入れやすいかもしれません。

国立中学は、国立大学法人が運営する中学校のことを言い、最先端の教育が受けられることや進学実績の高さが人気なようです。公立中高一貫校は、中学校から高校までの6年間のカリキュラムが組まれ、学習スケジュールの見通しがたてやすいでしょう。

お受験にかかる費用

お受験にかかる費用が気になる方もいるかもしれません。お受験にかかる費用をご紹介します。

幼稚園

都内の有名お受験幼稚園の上位7施設の受験及び入園にかかる費用の平均額は、124万円です。その中には、受験料、入園料、願書代、保育料、教材費、保険代、冷暖房代、後援会費などが含まれています。この金額は1年間にかかる費用で、初年度以降は受験料、入園料、願書代を差し引いた金額を支払います。

一般的な私立幼稚園では、受験料や願書代の費用は1,500円~15,000円の範囲内で設定する園が多いようです。入園にかかる費用は園によってさまざまで、入園料、保育料に加えて、PTA代、バス通園費用などが必要になります。

他にも、制服や体操服、指定の通園カバンなどの費用がかかります。また、有名お受験幼稚園では寄付金の募集もあるようです。事前に、お受験や入園でかかる費用をリサーチしておくとよいでしょう。

小学校

iStock.com/recep-bg
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小学校受験をする場合、国立小学校や私立小学校によってかかる受験費用は異なるようです。実際に子どもの小学校受験を経験したママやパパに話を聞くと、国立小学校の受験料は一次と二次それぞれにかかり、合計で3300円を支払ったという声がありました。

また、私立小学校の受験料は2万円~3万円ほどかかるそうです。塾の費用、入学金、初年度の授業料、設備費などをあわせると200万円~300万円ほどになります。

小学校は、6年間にかかる授業料などの費用をよく調べて、受験する学校を選びましょう。

中学校

中学校受験では、新小学4年生のクラスに小学3年生の冬から塾に通い始める子どももいるようです。首都圏で難関校に多数の合格実績がある大手進学塾では4年生の1年間で、毎週の授業と長期休み中の講習、テストの受験料を含めて50円〜60万円ほどの費用がかかります。

5年生や6年生になると、さらに塾に通う日数やテストの回数、教材費などが必要になります。塾の費用が1年間で70万~120万円程度になることもあるようです。塾に電車やバスなどで通う場合は、さらに交通費なども加わります。

中学受験を検討し始めたら、約3年間の塾の費用や通塾する交通費、受験料や入学してからかかる費用が全部でどのくらいになるのかなどの情報を集め、計画的に考えていきましょう。

お受験の準備や対策

お受験のためにどのような準備をすればよいのでしょうか。子どものお受験を経験したママやパパの声をもとに、お受験の準備や教室や塾に通うなどの対策についてご紹介します。

幼稚園

iStock.com/maroke
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幼稚園受験の準備として、お受験対策の塾や幼児教室に通う家庭は多いそうです。試験の対策として文字や数の勉強、面接の受け答えの仕方などを練習して準備しておくと、当日スムーズに受験に臨めるでしょう。

受験当日までの流れは、まず受験する幼稚園を決めることからはじまります。いくつか候補がある場合は、入園説明会や園開放に参加して情報を集め、数を絞り込むとよいでしょう。受験する幼稚園が決まったら、入園願書や必要書類を提出します。受験当日は、試験や面接を行う流れが一般的なようです。

小学校

小学校受験の準備は、年少や年中から始めることが多く、受験までお受験対策の塾や幼児教室に通うのが一般的です。また、お受験のための勉強だけでなく、家庭での生活態度やマナーのしつけ、季節の行事や自然体験など心を豊かにする教育が重要なのだそうです。

受験当日までの流れは、一般的に5月頃から説明会や公開授業がはじまる学校が多く、次に9月~10月に願書提出、10月~12月に試験、11月~2月に合格発表、入学手続きというスケジュールで進んでいきます。受験する小学校が決まったら、願書、願書用の写真、受験当日に着る服装などの必要な手続きや持ち物の用意を早めに進めていきましょう。

中学校

中学校受験の準備は一般的に進学塾に通い、受験に向けて勉強していきます。受験に向けての勉強をスタートする時期として多いのが、小学校で4年生に上がる直前の小学3年生の2月です。新4年生からの通塾が多い理由として、4年生〜6年生の3年間の学習が受験に必要な内容を網羅するように塾の中学校受験のカリキュラムが作られているからだそうです。

子どもたちは、4年生の1年間で通塾や家庭学習のリズムに慣れていきます。5年生になると、より難度の高い応用的な学習をするようになります。さらに、多くの進学塾が5年生までの段階で入試に必要な学習を終わらせるようです。そして、6年生ではより実践的な内容を学習していきます。

子どもが中学校受験をするママやパパは、さまざまな進学塾や家庭教師の中から、子どもに合う学習環境を用意し、体調管理の面も含めてサポートしていくとよいかもしれません。

試験・面接のときの服装

お受験では、試験や面接のときの服装も大切でしょう。試験・面接のときの服装のポイントをまとめました。

幼稚園

まずはじめに子どもの服装をご紹介します。男の子の服装は、黒や紺のスーツが定番なようです。靴下は白や紺が清潔感のある印象になります。靴は革靴が良いとされ、黒が一般的なようです。

女の子の服装は幼稚園のカラーによっても異なりますが、ジャケットとワンピースの組み合わせが選ばれています。色は、黒や紺が一般的です。靴下は白のシンプルなデザインがよいとされています。靴は黒、紺、茶、グレーなどの控えめな色の革靴がよいようです。

難関のお受験幼稚園では、服装も身だしなみとして、合否判定をする材料になります。当日までに何回か試着しておくと、安心かもしれません。

次に、幼稚園受験の親の服装をご紹介します。父親の服装は、スーツに革靴を合わせるスタイルがよいでしょう。スーツの色は、黒や紺が人気なようです。スーツやシャツにシワや汚れがないかをよく確認しておきましょう。母親の服装も一般的にスーツが選ばれます。色は、紺やグレーなど控えめな色を選ぶとよいかもしれません。靴は、低めのヒールを選んで清潔感や品のあるスタイルにまとめましょう。

小学校

iStock.com/pavlen
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小学校の受験当日の服装は、親も子どもも紺をベースとした服装が定番なようです。まず子どもの服装からご紹介します。男の子の服装は、白いポロシャツにハーフパンツの組み合わせがよいでしょう。ポロシャツの上に紺またはグレーのベストを着用し、靴下は白を選ぶとよいようです。靴は黒の革靴を用意しましょう。

女の子の服装は、白のブラウスにジャンパースカートの組み合わせが定番スタイルです。ジャンパースカートの上にボレロを着用します。色は、紺を選ぶのが無難でよいでしょう。男の子と同様に靴下は白が基本です。靴は、黒のワンストップシューズが選ばれています。

男女ともに、室内では上履きを用意します。上履きは、動きやすいように履き慣れたサイズを選び、白一色を選ぶとよいようです。学校説明会や受験当日の服装を用意するタイミングで、いっしょに上履きも準備すると足元を含めた全体の雰囲気がわかりよいかもしれません。

小学校の受験当日の父親の服装は、紺のスーツが一般的なスタイルです。お受験では、明るい紺は避け、濃紺を選ぶと誠実な印象を与えられそうです。一般的にネクタイもスーツと同系色の紺を着用します。靴下もスボンの裾から見えることを考え、黒や紺の無地で新しいものを履くとよいでしょう。靴は、黒の革靴が定番です。

母親の服装も父親の服装と同様に、紺のジャケットとワンピースのアンサンブルスーツが定番です。スカート丈は座ったときに膝が隠れる長さを選びましょう。スカートの形は、足さばきのいいフレアタイプが人気なようです。お受験の服装では、パンツスーツはカジュアルな印象を持たれる場合もあるようで不向きなようです。靴は黒や紺の革靴のパンプスを選び、品のある服装を心がけましょう。

中学校

中学受験では、試験に加えて面接の有無によって服装選びも異なります。面接がある場合でも、小学校受験とは異なり、服装が合否判定に大きく影響することはないと考えられています。ですが、清潔感や落ち着いた印象を演出できる服装を心がけるとよいでしょう。

男の子の服装は、白いシャツとハーフパンツの組み合わせに、セーターとジャケットを合わせることが多いようです。女の子の服装は、白いブラウスにジャンパースカートまたはスカート、ボレロやジャケットを合わせるスタイルが定番スタイルです。男女ともに、服の色は紺やグレーがよいとされています。

親の服装は、父母ともに紺やグレーのスーツを着用しましょう。シンプルなデザインを選ぶと誠実な印象を与えられそうです。

お受験の考え方は家庭によってそれぞれ

iStock.com/miya227
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子どものお受験への考え方は、子どもの性格や家庭の教育方針などによってさまざまです。特に幼稚園や小学校のお受験は、親の意思も大きく影響するでしょう。子どもの適性を考え、家族でお受験について考える機会を作ってみてはいかがでしょうか。

お受験をするときは、早めに情報収集や準備を進めるなどして桜咲くとよいですね。

2021年01月13日

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