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幼稚園の受験はどんなことをする?受験までのスケジュールや塾、教室選びなど
初めての幼稚園受験、わからないことが多いママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、幼稚園を受験する理由や試験内容、受験までの準備やスケジュールのほか塾や教室の選び方などを、子どもの幼稚園受験を経験したママの声を参考にご紹介します。
幼稚園受験とは
幼稚園には、私立、公立、大学付属などさまざまな種類があります。
大学付属の幼稚園は、幼稚園から大学まで内部進学(エスカレーター式)で進めることもあるため人気が高いといわれており、幼稚園の入園段階から受験というかたちを取り入れているようです。
ほかにも、私立幼稚園でも受験を行っている場合があったり、人気があり定員越えをしている幼稚園では面接のみ行っている場合もあるようです。
受験する理由
実際に子どもに受験をさせたことがあるママたちに、受験をした理由について聞いてみました。
「家から近い小学校はあまり評判がよくなく、近くにある別の幼稚園は小学校へ内部進学ができ見学したときの印象がよかったため受験をしました」(6歳と3歳男の子のママ)
小学校に内部進学できることや、将来的によい学校に通わせたいと考えているママもいるようです。ほかにも「家の近所にある幼稚園だったから」というママもいました。
幼稚園受験では何をする?
実際に、幼稚園受験では何をするのでしょうか。大学付属の幼稚園や私立幼稚園のほとんどが、面接や試験を行っています。面接のパターンはさまざまで、両親と子どもがいっしょに受ける場合もあれば、子どもと両親がそれぞれ別で受ける場合もあるようです。
試験では、積み木やカードを使った問題や、絵本のお話を用いた問題などがあるそうです。他には、お絵かき、粘土などの工作や運動をして子どもの様子を観察する場合もあるようです。
幼稚園受験の流れ
幼稚園受験をしようと決めたら、ゴールである合否発表までどのように進むのでしょうか。
幼稚園受験の流れは園によって異なる場合もあるようですが、今回は基本的な幼稚園受験のスケジュールについてご紹介します。
説明会への参加
幼稚園受験は、説明会からスタートします。説明会が開催される時期は幼稚園によってさまざまで、年度初めの4月に行うところもあれば、受験が始まる直前の8月や9月に行う幼稚園もあります。
受験しようと考えている幼稚園の説明会がいつ開催されるのか、事前に確認することが必要かもしれませんね。
基本的なスケジュールや受験の手続きについての流れは園によって異なるため、説明会へ参加し確認しておくとよいでしょう。
見学や園庭開放、体験入園への参加
幼稚園によって、見学や園庭開放、体験入園などを行っているようです。受験する幼稚園を決める際に親子で利用するのもよいかもしれません。
先生たちとコミュニケーションをとれる機会にもなるので、幼稚園の雰囲気を把握できそうですね。
願書提出
願書は受験の重要な書類になります。願書の提出時期も、幼稚園によって異なるようなので、事前に確認するとよいでしょう。
平均として9月や10月に願書を配布し、10月や11月中に願書の提出締め切りを設けている幼稚園が多いようです。
受験日
受験日の時期も幼稚園によって異なるようですが、10月か11月中に行われる幼稚園が多いようです。受験日は、1日のみの場合もあれば2日間設定している幼稚園もあるようです。
結果発表
結果発表は、受験の翌日から翌週までの間に郵送で行われるところが多く、合否の結果に関係なく、結果の通知が届く場合がほとんどのようです。
幼稚園によっては、説明会への参加が受験資格として必須の場合もあるようなので、幼稚園の行事には積極的に参加できるとよいですね。
幼稚園受験の準備
受験の準備を始めた時期について、子どもの幼稚園受験を経験したママたちに聞いたところ、はやくても1年前から準備をしている場合が多いようです。
どういった準備をしていけばよいのかご紹介します。
塾や教室選び
幼稚園受験をした子どもの多くが、受験前に塾や教室に通っていたようです。塾や教室の選び方は、インターネットの口コミだけでなく、実際に見学をしたり体験授業を受けるのがよいようです。体験授業は、すでに入会している子どもたちといっしょに授業を受けることが多いでしょう。
我が子の様子だけでなく授業を受けている子どもたちの雰囲気も、選ぶ判断基準にできそうですね。ほかには、実際に子どもを塾や教室に通わせていたママ友に聞いてみるのもよいかもしれません。
幼稚園見学や行事への参加
子どもを通わせたい幼稚園を決める際、まずは幼稚園見学をしたママがほとんどでした。幼稚園の雰囲気が子どもの個性や性格に合っているかが重要と考えるママもいるようです。
通わせたい幼稚園が決まったら、親子で幼稚園の行事に参加するのもよいでしょう。説明会や見学では見られなかった雰囲気がつかめるかもしれません。
願書作成
願書には、親子での経験などを具体的に書く場合もあるようです。水族館や動物園などにおでかけしたときの子どもの反応や、子どもとのコミュケーションの際の気づき、行動や言葉づかいなど印象的な出来事を日ごろからメモしておくと書きやすいでしょう。
提出方法は、郵送の場合もあれば直接幼稚園へ届ける必要があったりと、幼稚園によってさまざまなようです。願書提出の時期も幼稚園によって異なるようなので、事前に確認をしておくとよいでしょう。
幼稚園受験の服装や持ち物
幼稚園受験のために参加する行事には説明会や幼稚園見学、園内行事、受験当日とさまざまなシーンがあります。
それぞれのシーンでどういった持ち物が必要で、どのような服装で参加したらよいのでしょうか。
ママの服装
説明会や園庭開放などの行事、受験当日のママの服装は、清潔感のある服装がよいでしょう。説明会や受験当日は、濃紺のスカートやワンピースがセットアップになった服装が好印象を与えられるようです。
園庭開放や園内の行事の際は、行事の内容にもよりますが動きやすい服装が好まれる場合もあるようで、清楚で動きやすいパンツもよいかもしれません。服装に迷ったら、どのような行事を行うのか幼稚園に確認してみてもよさそうですね。
持ち物
幼稚園の説明会や見学、受験当日は、筆記用具、履いてきた靴やスリッパを入れるシューズ入れ、雨具、タオルやティッシュは持っているとよいでしょう。
また、万が一を考えてストッキングや絆創膏などもあると安心ですね。そのほかに必要なものは園によって異なるため、服装と同様に事前の確認ができるとよいでしょう。
幼稚園受験は事前にしっかり準備しよう
幼稚園受験の主役は子どもですが、ママの事前準備も受験の合否につながるようです。通わせたい幼稚園と子どもの個性が合うかどうか、説明会や見学、園庭開放などの行事に積極的に参加し情報を得られるとよいかもしれませんね。
目指す幼稚園によって塾や教室なども決まってくる場合があるため、家族で協力しながら準備を進めてみてはいかがでしょうか。