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幼稚園面接では男の子はどんな服装がいい?両親の服装や揃えたいアイテム、当日の持ち物など
【再掲】幼稚園面接で押さえておきたい男の子の服装
幼稚園の面接に男の子はどんな服装で行くべきなのか、そして父親と母親はカジュアルな服装とスーツどちらを選べばよいのかなど、気になることも多いと思います。今回は、受験用とそれ以外のケース別に、幼稚園の面接時の男の子と両親の服装、当日の持ち物などを先輩ママたちの体験談をもとにご紹介していきます。
幼稚園の面接、男の子の服装と親の装い
幼稚園の面接に行くとき、男の子はどんな服装で行ったらよいのでしょうか。また父親や母親はスーツ以外のカジュアルな装いで行ってもよいのかと悩むこともあるでしょう。
「面接経験がなく、男の子にどんな服を着せればよいのか分からず、入園準備中にいろいろと相談しました」(3歳児のママ)
「子どもの服よりも親の服装が気になり、ブラウスやジャケットをどう組み合わせるか、母親はパンツスーツでもよいのか悩みました。幼稚園受験の面接はまず親を見られると塾の先生との面接練習の際に言われたので」(3歳児のママ)
実際の話を聞くと、保護者は面接のときの服装に悩み、事前にいろいろと情報収集をしていたようです。
受験など入園考査の一環としての面接でない場合、幼稚園から服装の指定があればよいですが、ない場合は幼稚園の方針や雰囲気によって決めるとよいでしょう。
先輩ママに聞く、幼稚園の面接時の男の子の服装
幼稚園の面接のとき、男の子はどんな服装をすればよいのでしょうか。受験用にはよりフォーマルな服装が求められることがありますが、そうでない園の場合はフォーマルを意識するとミスマッチになることもあるでしょう。
実際の園の雰囲気や方針に応じて、服装を選ぶ必要があるかもしれません。
お受験がある幼稚園はスーツで
「受験用のスーツに、黒の靴、無地の面接用靴下を揃えました。細かな縫製にも気を配り、子どもが清潔感のある姿で面接に臨めるように心がけました」(5歳児のママ)
「習いごとの先生から、面接時の服装はスーツがよいと教えてもらい、お受験用のスーツを購入しました。ズボンが下がってきて歩きにくそうだったので、サスペンダーをしてずれ落ちるのを防ぎました」(5歳児のママ)
お受験がある幼稚園の場合、子ども用のスーツやYシャツというきちんとした感じの服装を選ぶとよいようです。ベストやネクタイ、サスペンダーなどは、子どもが嫌がらないかなど反応を見ながら、必要に応じて足してあげるとよいでしょう。
また、意外と見落としがちなのが面接用靴下です。受験対策として服装をしっかり揃えても、靴下を用意し忘れて普段着のキャラクターものしかないといったことにならないように、シャツやジャケットにあった無地の面接用靴下を準備しましょう。
シャツを着てきれいめに
「制服のない幼稚園だったので、ポロシャツにシンプルなズボン、そして色味を抑えた靴を履かせました。シンプルだけどきちんとした印象を与えるためにインナーも清潔にして、風通しのよい服装にしました」(4歳児のママ)
受験用ではない場合や服装の指定がない場合でも、面接を意識した清潔感のあるシンプルな服装を選ぶのもよいでしょう。お出かけ用のセーターやベストにきれいめのズボンなどを用意するだけでも、きちんとした印象になります。靴も、できれば汚れのないきれいなものを履いて行けるようにしたいですね。
いつものカジュアルな服装
「自然とのふれ合いを大切にするアットホームな幼稚園だったので、半袖ポロシャツにチノパンという普段着ているようなカジュアルな服装で行きました。面接後、園庭で遊ぶことができたので普段着で行ってよかったです」(4歳児ママ)
受験が必要な園ではない場合、面接時の服装に特に決まりがなく、アットホームな雰囲気の幼稚園であれば、カジュアルな服装で行ってもよいかもしれません。普段着で行くことで、子どもも緊張せずにリラックスして面接に参加できそうですね。
男の子の幼稚園面接で揃えたい服やアイテム
幼稚園の面接に向けて、男の子に最適な服装や小物を選ぶポイントをご紹介します。面接当日は、落ち着いた印象を与えながらも、動きやすさや快適さも考慮した装いが大切です。
ポロシャツ
「面接には半袖ポロシャツを選びました。無地でシンプルなデザインですが、動きやすくてよかったです。ポロシャツはカジュアルすぎないけれど堅苦しくないので、うちの子にぴったりでした」(4歳児のママ)
「子どもがポロシャツを嫌がったので、シャツにジャケットを合わせる装いにしました。着てみるとこちらのほうが面接にふさわしい感じがしました」(5歳児のママ)
幼稚園受験した保護者からもそうでない保護者からも、ポロシャツは男の子の幼稚園面接にぴったりの服装という声がありました。上にジャケットを羽織るなら半袖ポロシャツがすっきり見えてよいかもしれません。無地やチェック柄など、目立ちすぎないデザインを選ぶのがおすすめです。縫製や色味にも気を配り、子どもが動きやすく、快適に過ごせる装いを心がけましょう。
ジャケット
「ジャケットを着せるのは難しかったです。子どもが着心地が悪いと言って嫌がったからです。でも、面接にはちゃんとした服装が必要だと思い、最終的にはジャケットを着せることにしました」(5歳児のママ)
「スーツを用意したのでジャケットを着る予定でしたが、子どもがすぐに脱ぎたがったので、結局ポロシャツ一枚で行きました。慣れている服装の方が落ち着いて面接に臨めたと思います」(4歳児のママ)
受験用の服装の定番としてはジャケットも挙げられますが、子どもが着心地に慣れていないと嫌がる可能性も考えられます。慣れるために事前に自宅で脱ぎ着の練習をしたという声もありました。
慣れない場合は、受験の面接であっても無理して着せるより、半袖ポロシャツなど目立ちすぎないシンプルな服装にするのも一案でしょう。子どもの表情や様子を見ながら、無理のない装いを選べるとよいですね。
ポケットがあるズボン
「ズボンはポケットが付いているものを選びました。面接中や待ち時間にお手洗いに行く際に、自分でハンカチなどを持っていけるようにと考えてのことです」(4歳児のママ)
「黒のスラックスにしましたが、ポケット付きのしっかりした縫製のものを選びました。質のよさと動きやすさを優先しました」(5歳児のママ)
面接時の男の子のズボンは、ハンカチ・ティッシュがおさまるポケットが付いているものを選べるとよいでしょう。幼児用のサイズではポケットがないものも多いので確認が必要です。また、膝丈など動きやすいゆとりのあるデザインを選ぶとよいでしょう。
インナー
「インナーはメーカーの冷感タイプのものを選びました。暑くて蒸し暑い面接会場でも、快適に過ごせるよう配慮しました」(5歳児のママ)
「長袖のシャツを選んだので、インナーは薄手のものにしました。風通しを考えて、肌に負担がかからないよう工夫しました」(4歳児のママ)
面接当日は緊張したり、暖房などで暑かったりする可能性があるため、インナーの選び方も重要です。吸湿性や風通しのよい素材を選ぶなど、子どもの体調管理にも気を配りましょう。面接では落ち着いて過ごせるよう、快適な装いを心がけることが大切です。
靴下
「面接用靴下として新しい白いソックスを用意しました。靴も黒の革靴を新品で履いて、全身きれいな印象を出せるようにしました」(5歳児のママ)
「ダークグレーのジャケットに合わせて、靴下は無地の黒を選びました。面接用靴下はシンプルで落ち着いたものが印象がよいように感じました」(4歳児のママ)
幼稚園の面接では、男の子の靴下にも気をつけましょう。特に受験の面接出る場合は、白や黒など、無地で清潔感のある靴下にするのがおすすめです。靴と組み合わせて、全体として統一感のある装いを意識するとよいでしょう。シンプルなものであれば、面接用靴下としてだけでなく入園後も活用できる可能性もありそうです。
無地のハンカチ
「無地のハンカチは必需品でした。面接の時に鼻をかんだり、手を拭いたりするのに活躍しました」(3歳児のママ)
「子どもに持たせるハンカチは面接用に新しいものを用意しました。清潔感のある印象を与えられるように気をつけました」(5歳児のママ)
男の子の幼稚園面接では、無地のハンカチ・ポケットティッシュを持参するのがおすすめです。面接は待ち時間もあるので、鼻をかんだり手を拭いたりする習慣づけにもなるでしょう。
特に幼稚園受験の場合は、面接の受け答え以外にちょっとした準備も見られている可能性があります。新品の清潔なハンカチを用意することで、清潔感のある印象を与えられそうです。
男の子の幼稚園面接で気をつけたい身だしなみ
面接当日は、男の子の服装だけでなく、身だしなみにも気をつける必要があります。清潔感や身だしなみのチェックなど、心がけたいポイントを紹介します。
清潔感のある髪型・装い
「前髪が目にかかっていたので、幼稚園受験の面接前日にあわてて美容院に。髪型が乱れないよう整える方法も美容師さんに教えてもらえたのでよかったです」(5歳児のママ)
「面接前に昼食を食べたのですが、口のまわりに汚れがついたままだったので、ウエットティッシュで顔を拭きました。ノンアルコールのものを持ち歩いていたのが役立ちました」(4歳児のママ)
面接当日は、男の子の清潔感のある髪型を心がけましょう。前日に美容院で髪型を整え、当日も髪の毛を整えたり、汚れに気をつけるなど、きちんとした印象を与えられるよう工夫するとよいでしょう。ホワイトのシャツ、ブラウスなど、男の子の装い全体としても清潔感のある仕上がりがになっているか、出かける前にチェックするという声がありました。
ハンカチ・ティッシュを持たせる
「面接の際は、ハンカチやティッシュを持参しました。子どもが鼻をかんだり手を拭いたりするのに役立ちました」(3歳児のママ)
「子どもが緊張して汗をかいたら、手で拭くのではなく、ハンカチで素早く拭くことができました」(4歳児のママ)
受験の面接では、子どもがハンカチ・ティッシュを持っているかチェックする幼稚園もあるようです。また、待機場所や手洗いでも手を拭く場面があるかもしれません。そのような時に使えるよう、ハンカチやティッシュを持参しておくことをおすすめします。清潔感のある装いを保つために、これらのアイテムは必需品と言えるでしょう。
インナーのはみ出しチェック
「インナーがはみ出していないかを、出発前に確認しました。きれいな装いを心がけたかったので」(5歳児のママ)
「せっかく髪型や装いを整えてもインナーがはみ出していると印象が損なわれるので、すそや襟元などしっかりチェックしました」(4歳児のママ)
男の子の幼稚園面接では、インナーのはみ出しにも気を付ける必要があります。清潔感と整った印象を醸し出すために、出発前にしっかりチェックしましょう。
受験用の服装で、ダークグレーやホワイトなどの無地のスーツやシャツ、ブラウスなどを選んだ場合は、インナーの色柄にも気をつける必要があります。
両親はどんな服装?
幼稚園の面接のとき、両親はどのような服装をしたらよいのでしょうか。服装だけでなく、スリッパやアクセサリーなどの小物についても聞いてみました。
両親ともスーツで
「パパは紺色のスーツにネクタイは無地のもの、私もパパにあわせて紺色のスカートスーツで行きました。お受験のある幼稚園でしたので、きちんとした印象を与えられるように、バッグやスリッパも服装に合ったシンプルで上品なデザインのものを選びました」(5歳児のママ)
「お受験のある幼稚園だったので、ダークグレーのスーツを選び、ネクタイやスカートも無地で揃えました。アクセサリーは目立ちすぎないように控えめにしました」(5歳児のママ)
お受験のある幼稚園の場合は、きちんとした印象を与えられるようなシンプルなスーツがよいようです。アクセサリーは上品なパールネックレスやシンプルなネックレスをつけたというママもいました。パンツとスカートはどちらでも問題はないようです。
親の服装で印象が変わることもあるようで、受験の面接経験のあるママ友に事前に聞いて情報収集をしたという声もありました。
きれいめのオフィスカジュアルで
「父親はビジネススーツ、母親の私は上着にジャケットを羽織ったパンツスタイルで行きました。当日は子ども用の小さなイスに座ったり、子どもが動き回るのを追いかけたりしたのでパンツスーツを選んでおいてよかったと思いました」(4歳時のママ)
「パンツスーツに合わせて、動きやすいジャケットを選びました。当日は、子どもが落ち着かない場面もあったので、正装しつつもカジュアルにすることで、動きやすさを重視しました」(4歳児のママ)
幼稚園の雰囲気によっては、面接を意識しつつも、堅苦しくなりすぎずないような服装で行くのもよいでしょう。子どもを抱っこしたり、子ども用の小さなイスに座ったりすることもあるようなので、パンツスタイルもしくは膝下丈のスカートを履くのがよいかもしれません。
カジュアルな普段着
「父親はチノパンにポロシャツ、母親の私はシャツワンピースと、二人ともカジュアルな服装で行きました。幼稚園に着くまではカジュアル過ぎないか心配していましたが、ほかの保護者の方たちも普段着で来ていて安心しました」(4歳児のママ)
面接と聞くとかしこまった服装をイメージするかもしれませんが、幼稚園によってはカジュアルな服装でも問題ない園もあるようです。ただし、普段着の場合でも清潔感は意識するようにしましょう。
事前に確認しておきたいこと
幼稚園の面接の準備として、服の汚れやサイズを確認するのはもちろん、当日の持ち物や兄弟姉妹の同伴が可能かどうかも確認しておくと安心です。当日に焦ることなく面接に臨めるよう、事前に確認したい項目をまとめました。
服のサイズや汚れの確認
「子どもに以前結婚式に参列したときに来た服を着せようと思い、いざクローゼットから出してみたら汚れがありました。急いでクリーニングに出しました」(5歳児のママ)
「練習も兼ねて、お受験の面接前に服を試着して確認しました。当日に着てサイズアウトしていたことが発覚したら大変なので」(5歳児のママ)
面接日の直前に服の汚れやサイズが合わないことに気づいても、すぐに対応できないことがあるかもしれません。あらかじめ余裕をもって用意し、確認しておくと安心ですね。
下の子を連れていけるかを確認
「下の子を預けることができず、面接に連れて行ってもよいか幼稚園に確認をしました。当日はオムツ替えや授乳ができる部屋を用意してくれて助かりました」(3歳児と1歳児のママ)
下の子を預ける都合がどうしてもつかなかった場合、下の子も同伴で面接に参加してもよいかを幼稚園に確認しておくようにしましょう。幼稚園によっては、下の子を連れて行けない可能性もあるかもしれません。事前に確認しておけば、幼稚園も対応できる場合もあるようです。
当日の持ち物
「子どもの上履きと親用のスリッパを用意しました。子どもの上履きは入園後も使うことふまえて選ぶようにしました」(5歳児ママ)
「子どもがお腹が空いて機嫌が悪くならなように、一口サイズのお菓子とお茶を持っていきました。待ち時間が長く飽きてしまったとき、食べて気を紛らわすことができたので持って行ってよかったです」(4歳児のママ)
「ポケットのあるビジネスバッグを用意し、書類や筆記用具をしっかり整理できるようにしました。書類など意外と持ち帰るものが多かったので、動きやすいパンツスーツにA4ファイルが入るバッグで行って正解でした。幼稚園行事でも活躍しそうなシンプルで丈夫なものを選びました」(5歳児ママ)
他にも、資料を持ち帰るためのバッグや筆記用具を持って行ったというママの声がありました。スリッパやバッグは服装にあわせて選んだり、入園後の園行事などでも使えるものを選ぶとよいでしょう。
幼稚園に合わせた服装で面接に臨もう
面接の服装は、受験があるかないかで大きく変わりそうです。基本的には、園の方針に合わせて選ぶとよいでしょう。色味やデザインは控えめにし、清潔感のある装いを心がければ好印象にまとまりそうです。
父親と母親の服装は、幼稚園の方針や雰囲気に合わせてフォーマルな服装かカジュアルな服装かを選ぶとよさそうです。アクセサリーや鞄などの小物はシンプルなものをつけていったという保護者が多くいました。
スリッパなどの当日の持ち物や下の子を連れて行ってもよいかなど、気になることは事前に確認しておきましょう。安心して当日の面接に全力で臨めるとよいですね。
本記事は2018年7月13日に配信した記事の再掲載です。