子どものお受験でママがするべき服装、髪型やネイルは?スーツや靴、バッグの選び方

子どものお受験でママがするべき服装、髪型やネイルは?スーツや靴、バッグの選び方

2018.06.20

幼稚園や小学校のお受験を控えるママたちのなかには、子どもの試験と同じくらい気になるのが面接時の服装や髪型ではないでしょうか。少しでもよい印象が与えられるよう、きちんとした装いで臨みたいですよね。今回は子どものお受験でママがするべき装いについて調査しました。

お受験はママの服装も大切

幼稚園や小学校のお受験で行われる面接は、家での様子や家庭の教育方針が受験先と合っているかなどを確認する目的で行われるようです。お受験は子どもが主役ですが、子どもを育てるママやパパの様子も先生たちは確認していると言われています。

面接でのやり取りはもちろん大切ですが、お受験ママにとっては見た目の印象も大切にしていきたいですよね。園や学校の説明会、お受験当日はどのような服装をすればよいのでしょう。髪型や靴の選び方、ネイルについてまで、ママがするべき装いについて詳しくご紹介します。

お受験ママにあった服装選び

お受験の服装
iStock.com/blackred

見た目の印象に大きく関わってくるのが服装ではないでしょうか。お受験はスーツが基本のようですが、どのようなスーツを選ぶのがよいのでしょう。バッグや靴の選び方と合わせてご紹介します。


スーツのタイプ

お受験のときは正装でもあるスーツを着るのがよいでしょう。子どもが引き立ちやすいよう、華やかすぎたりブランド名がわかりやすいデザインのスーツは避けたほうが無難なようです。

ワンピースに襟付きのショートジャケットや、ツーピースのセットアップスーツを選ぶママが多いようです。立ったときだけではなく、座ってもひざが見えない長さのスカート丈を選ぶとよいでしょう。ワンピースなどのスカートは、身体のラインにぴったりなタイトなものよりも少しフレアが入っているタイプを選ぶママが多いようです。

女性用のパンツスーツも一般的ではありますが、カジュアルな印象を持たれる場合もあるようです。お受験の場にはあまりふさわしくないかもしれませんね。


スーツの色や素材

お受験しないと入れない人気の幼稚園や小学校では、スーツの色や素材にも気をつけた方がよい場合もあり、最近はスーツの色は濃紺が定番色となっているようです。明るい色や黒のスーツが好まれない明確な理由はありませんが、濃紺スーツを着ているママが多い中では、悪目立ちしてしまうかもしれません。濃紺以外の色を選ぶときには、受験先の雰囲気を事前に確認しておくと安心ではないでしょうか。

説明会や面接のときは、長時間いすに座って過ごす場合も多いようです。立ち上がったときにスカートにしわがよってしまうと少し残念ですよね。しわがつきにくいウール素材などのスーツを選んでみてはいかがでしょうか。


バッグ

スーツと雰囲気を合わせられるよう、バッグや靴の選び方にも気をつけられるとよいようです。バッグや靴は黒で合わせているママが多く、華美にならないよう注意できるとよいでしょう。

説明会や受験前のときは、書類を持ち歩く場合も多いですよね。A4ファイルが入る大きさのバッグがあると、見た目もすっきりとした印象を与えられるのではないでしょうか。バッグを床に置く場合もあるかもしれません。置いても自立できる、底に金具のついたバッグなら使いやすくて重宝しそうですよね。


お受験の靴
iStock.com/PapaAllen

革のパンプスを選ぶママが多いようです。靴ずれすると歩き方や姿勢が崩れたり、ストッキングが伝線してしまうかもしれません。サイズの合った靴選びをしたいですね。

屋内用のスリッパを持参する場合、靴と同じように黒のスリッパを用意しているママも多いようです。少しヒールのあるスリッパだと姿勢がきれいに見えるかもしれません。フォーマルな服装に合うよう、つま先が隠れているデザインを選ぶとよいでしょう。スリッパを持ち歩く場合には、黒いサブバッグがあると装いにも合いやすいのではないでしょうか。

こちらの記事も読まれています

お受験ママが気をつけたい装いポイント

お受験に臨むときには、服装以外でどのような部分に気をつけたらよいのでしょう。お受験ママの装いポイントをご紹介します。


髪型

ママの髪が顔にかかってしまうと印象があまりよくないかもしれません。顔にかからないよう後ろで一つにまとめたり、ハーフアップにしているママが多いようです。ゴムがむき出しにならないようヘアアクセサリーで隠すと、後ろ姿も上品に見えるのではないでしょうか。ヘアアクセサリーは黒や紺色の物を選び、装飾が少ない方が全身の雰囲気に馴染みやすいようです。

ボブなど髪が短いママも注意が必要です。ヘアアクセサリーを無理につける必要はありませんが、前髪がある程度長い場合は横に流してピンで固定したほうがよいでしょう。お辞儀をしたとき髪が乱れないよう、ボブでも両サイドの髪を耳にかける場合も多いようです。

お受験前にはヘアカラーも忘れずに整えましょう。カラーは黒か黒に近い茶色にしているママが多いようです。受験先によってどこまで気にするかはそれぞれですが、明るすぎる髪色や毛先と根本の色が違うようではあまり印象もよくないようです。きちんとした印象を持ってもらえるよう、カラーにも気をつかいたいですね。


ネイル

お受験に臨むときは、爪をきれいにととのえることも大切です。直接合否に関わる部分ではないかもしれませんが、真っ赤なネイルや装飾つきのネイルではあまり清潔な印象を持ちませんよね。爪は短くきり、無理にネイルをする必要はないでしょう。爪が弱い場合や自爪では気になるママは、色のないクリアネイルや薄いベージュなどのネイルをする場合もあるようです。

ここに注意した!お受験ママたちのリアルな声

お受験のときに気になることはたくさんありますが、特にママが注意した点はどのような部分なのでしょう。お受験を経験したママたちにリアルな声を聞きました。

「10月に面接があったのですが、暑い日でジャケットを着るか悩みました。きちんとした装いに見えるよう着ていくと、周りのママもジャケットを着ていました。あせることもなく安心して面接を受けられたのでよかったです」(40代ママ)

「面接のときに黒のスリッパ入れを持っていったのは正解でした。ビニール袋を学校側が用意していると聞いていましたが、面接のときにビニール袋が見えるのは避けたかったので用意しました。周りも同じようにしていたので安心しました」(30代ママ)

「お受験にあわせ、自分と夫のフォーマルコートを新調しました。スーツの色に合ったコートなら迷わず受験先にも着ていけたのでとても便利でした」(30代ママ)

面接では親もよい印象を与えられるよう心掛けたいですよね。ちょっとした部分かもしれませんが、周りと違う服装や装いでは当日ママ自身が焦ってしまうかもしれません。心に余裕をもってお受験に臨むためにも、どのような場合も対応できるよう準備ができるとよいでしょう。

親子でお受験を乗り越えよう

お受験
iStock.com/ziggy_mars

受験先に我が子のよさが十分伝わるよう、説明会や受験当日はママ自身の服装にも気をつけられるとよいでしょう。髪型や靴などママの装いに気を配りつつ、親子でお受験を乗り越えられるとよいですね。

2018.06.20

お受験カテゴリの記事

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る
不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親はどうあるべきかを専門家に聞いていきます。
【レポート】KIDSNAアンバサダー生誕2周年記念インスタライブ

2024年3月1日に開催したKIDSNA STYLEインスタライブ。お忙しい時間帯にもかかわらず、たくさんのアンバサダーのみなさまにご参加いただき、本当にありがとうございました!参加が難しかった方も多いと思うので、インスタライブの様子を簡単にご紹介いたします。