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お受験スーツはやっぱり紺がベスト!?スーツ選びの5つポイント
幼稚園や小学校のお受験は、子どもだけでなく保護者もしっかり見られています。スーツは特に気を遣う部分。頑張る子どもをサポートするために、今回は失敗しないお受験スーツの選び方を5つに分けてご紹介します。
お受験用のスーツ選びは意外と悩むもの
あなたはスーツを持っていますか?もし持っていたとして、それは何用ですか?
お受験にはスーツを着るものですが、仕事用にデイリー使いしているスーツをお受験に着ていくつもりなら待ってください。
実は、お受験のスーツにはいろいろなポイントがあるのです!
たかが親のスーツくらいで落ちないでしょ?と思う方もいることでしょうが、お受験は子どもにとって初めての経験のはず。
せっかくなら、しっかりとしたお受験用のスーツで臨みましょう。
これからご紹介するポイントを参考にして、お受験スーツを選んでみてください。
スーツ選びで気をつけたい5つのポイントとは?
色
お受験で着るスーツは「紺色」が一般的です。
受験の主役は子どもなので、主役より目立ち過ぎない濃紺がいいでしょう。
スーツの主流である黒は、喪を連想させるためお受験スーツとしては避けてください。
紺のスーツを一着用意しておけば、今後の入学式や卒業式、授業参観などにも使えますので、この機会に買っておくことをオススメします。
形
オススメは、ワンピースにボレロやジャケットを合わせたスタイルです。
スカートとジャケットのツーピースでも構いませんが、上述のアンサンブルなら使い回しやすいのでオススメ。
お受験スーツのシルエットは、「プリンセス・ライン」と呼ばれる上品さや高級感を与えるスーツを選びましょう。控えめなフレアスカートも◎。
ただし、パンツは年配の方にカジュアルだという印象を持たれてしまう場合があるので、スカートかワンピースを選んでおくと無難です。
スカートの長さ
面接時は椅子に座る機会が多く、スカートの丈が短いと膝が丸見えになってしまいます。
そのため、購入する前に、立った状態と座った状態で膝が見えないかどうかを確認しましょう。
大丈夫だろうと適当に買ってしまうと、いざ座ったときに膝が見えてしまうことも。
必ず試着してから買うようにしてくださいね。
素材
面接の時間はそれほど長くなくても、そこに行くまでの道のりや待っている時間は、意外と長くなります。
安物のスーツだと座りじわが付いてしまったり、よれてしまったり、面接時に恥ずかしい思いをする恐れが。
どんな場面でも、しわやよれができたスーツはだらしない印象を与えてしまいますよね。
しわになりにくいウール素材は、吸湿・放湿性に優れ、蒸れにくいことが特徴です。
最近ではウールと化繊、シルクといった混紡素材のスーツも人気なので、季節や予算を考えて決めてみましょう。
えり
お受験では、ショールカラーかテーラードカラーがオススメです。
首に近く、小さめのえりが特徴のショールカラーは、控えめで上品な印象を相手に与えます。ただ、えりが首元にあるため首が短い方は、後述のテーラードカラーを選ぶといいでしょう。
テーラードカラーは、胸元にVゾーンがあり、首回りがすっきり見えることが特徴です。
やや丸みを持たせた形がオススメで、ビジネス用のシャープなえりはお受験には適していません。
首が太い・短いとお悩みの方は、テーラードカラーを選んでみてください。
なお、ノーカラーでもOKな幼稚園・小学校もありますが、お受験向きではありませんので、手持ちにノーカラーしかない場合は、事前に確認しておくといいでしょう。
スーツ選び以外でも気にしておくべきこと
スーツをしっかり決めても、髪型や小物を適当に決めてしまっては、せっかく選んだスーツが台無しです。
ここからは、スーツ以外で気にしておくポイントをご紹介します。
髪型
髪型は目に付きやすい部分なので、とにかく華美にならないように気を付けましょう。
長い髪にパーマを掛けている方は、無理に直す必要はありませんが、黒のバレッタなどで留めておいてください。肩から上の場合は、きつすぎるパーマでなければ大丈夫です。
前髪はきっちりとピンで留め、アップにしておきましょう。
カラーリングは、黒髪がベスト。
どうしても染めておきたい方は、深い茶色程度に抑えておきましょう。もし染め直しをする場合、1週間前に行うと程よく仕上がります。
どんな髪型でも、清潔感を与えられるように気をつけてくださいね。
バッグ
お受験では、革素材で黒のフォーマルバッグが一般的です。
スーツとのバランスを考え、大きくても30cmまでに抑えましょう。
ブランドのロゴが目立つようなバッグは、フォーマルバッグでもNGです。シンプルなものを選んでください。
着席時には膝上や椅子の横に置くため、コンパクトながら自立するものがオススメです。
また、サブバッグを用意すれば書類やスリッパを入れられるので、メインのバッグが上品に見えます。
色は黒か紺、必要なものをさっと取り出せ、A4サイズが入るマチ付きのバッグがオススメです。
縦型・横型と分かれていますが、好きなほうを選んで問題ありません。
スリッパ
面接時にはスリッパを着用しますので、スーツの雰囲気に合ったものを選んでください。
スリッパの色は黒か濃紺で、素材は布製か革製がオススメです。バレエシューズタイプなら足元がすっきり見えるでしょう。
折りたためるタイプなら入園後にも気軽に使えそうですね。
パパとのバランスも考えて
面接では、ママとパパのバランスも見られています。
もちろん、注目されているからといって、ハイブランドのスーツにする必要はありません。
重要なのは、家族の雰囲気・考え方です。ママは華やかなテイストなのに、パパは地味にまとまっている…なんてちぐはぐな印象を与えないように、バランスを加味して考えてください。
基本的に、パパはダークカラーのスーツで構いません。凝ったデザインにならないようにし、ママとのバランスを考えて上品な印象を与えられるスーツを選んでみましょう。
お受験に重要なスーツ選び
スーツだけで受かったり落ちたりすることは稀ですが、良い印象を相手に与えて損をすることはありません。
受験する幼稚園や小学校の雰囲気、校風を意識すると、よりスーツ選びに活かしやすいです。
キリスト教系といった規律が厳しい学校では、誠実で清楚なイメージを持たれるスーツを。
明るく自由な学校では、個性を出したものや首元をすっきり見せたスーツがオススメです。
お受験は子どもが主役なので、今回の内容を参考にしてお受験用のスーツを選んでみてくださいね。