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母子手帳申請にマイナンバーは必要?確認事項や紛失時の手続き
母子手帳の交付を申請するときに、マイナンバーカードが必要かどうか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、母子手帳申請時のマイナンバーの提示の仕方や事前に確認したこと、マイナンバーを紛失したときの手続きについて、国の資料やママやパパたちの体験談を交えてご紹介します。
母子手帳申請時にマイナンバーは必要?
内閣府のホームページによると、マイナンバーとは、日本に住民票があるすべての人が持つ12桁の番号のことをいい、行政の効率化、国民の利便性の向上、公平公正な社会の実現を図ることを目的とした制度をマイナンバー制度というようです。
総務省の資料によると、政府は地方公共団体におけるマイナンバーの利活用の取り組みを推奨しているとされ、母子手帳交付時にマイナンバーを対応させることで、地方自治体からの行政サービスを受けやすくする取り組みが促進されているようです。母子手帳の申請に関する具体的な手続きや、必要な書類については住んでいる自治体の情報を事前にチェックするとよいでしょう。
母子手帳申請時のマイナンバーの提示の仕方
母子手帳を申請するとき、マイナンバーをどのように提示したのかをママたちに聞いてみました。
マイナンバーカードがある場合
20代ママ
母子手帳の申請に必要なものを自治体のホームページで確認し、マイナンバーカードを用意したママがいました。総務省の資料によると、マイナンバーカードは1枚で番号(マイナンバー)確認と身元確認の両方が可能な唯一の書類とされています。
マイナンバーカードがない場合
30代ママ
母子手帳を発行してもらうとき、まだマイナンバーカード交付の申請を済ませていませんでいた。マイナンバーの通知書を保管していたので、本人確認書類として運転免許証を添えて手続きをしました。
マイナンバーカードがない場合には、マイナンバー通知書やマイナンバーが記載された住民票に加えて運転免許証やパスポート、健康保険証などの本人確認書類が必要な場合があるようです。マイナンバー通知書を紛失したことに気づいたママのなかからは、市役所で手続きをして再発行してもらったという声が聞かれました。
代理人が申請する場合
30代ママ
母子手帳の申請をする前に、安静のため入院することになってしまったので夫に申請をお願いしました。代理人を通して母子手帳の交付を受ける場合には、私のマイナンバーと委任状が必要でした。
代理人が母子手帳の交付を受けるときにも、ママ自身のマイナンバーが必要だったという声がありました。その他に、申請に訪れる代理人の本人確認書類も必要な場合があるようです。
母子手帳申請前に確認したこと
母子手帳の申請を機に、マイナンバーの保管場所などをチェックするママもいるかもしれません。母子手帳の申請をする前に確認するとよいことをママたちに聞いてみました。
必要書類が旧姓のままになっていないか
40代ママ
母子手帳の交付を受けるために、久しぶりにマイナンバーカードを出したところ、結婚前の住所や旧姓のままになっていることに気がつきました。先にマイナンバーカードの変更手続きからすることになりましたが、事前に気づいてよかったです。
引越しや結婚などでマイナンバーカードやその他の本人確認書類の記載内容に変更がある場合は、母子手帳の申請をする前に変更しておくとよいようです。総務省のホームページによるとマイナンバーカードには有効期限があり、20歳以上の場合は発行から10回目の誕生日までは有効で、引き続き利用する場合は更新手続きが必要とされています。
申請に必要な持ち物
30代ママ
母子手帳の申請をするときに、必要な書類や持ち物をインターネットで確認したところ、私の住む自治体では妊娠の診断を受けたクリニックの診察券が必要とわかりました。手続きが一度で済むように、事前にチェックしておくとよいと思います。
母子手帳の申請に必要な持ち物について、事前にチェックしたママがいました。あからじめ自治体のホームページを確認したり、担当の課に電話して確認したりすると当日の手続きがスムーズにできそうです。
マイナンバーカードの利用の仕方
マイナンバーカードをどのように利用しているかや、また紛失したときにどのようにしたかをママやパパたちに聞いてみました。
マイナンバーカードの便利な使い方
20代パパ
マイナンバーカードを持っていると、コンビニで住民票を出すことができます。我が家は共働きなので、区役所が開いていない時間でも発行できると、仕事を休まずに済むので便利だと思いました。
総務省が所管する地方公共団体情報システム機構の資料によると、マイナンバーカードを利用すると市区町村が発行する証明書(住民票の写し、印鑑登録証明書等)が全国のコンビニエンスストア等のマルチコピー機)から取得できるようです。また、居住地の市区町村と本籍地の市区町村が異なる場合にも、事前に申請することで戸籍証明書を取得できるとされています。
マイナンバーカードを紛失した場合
40代ママ
母子手帳を交付してもらったとき、その後もマイナンバーカードを使うと思ったので、用意していたケースに母子手帳や産院の診察券などをいっしょに保管していたのですが、収納していたケースごとなくしてしまいました。
紛失に気づいてすぐにマイナンバーカードの機能停止をしてもらい、見つかってから解除してもらいましたが、マイナンバーカードをなくしたときにどこに連絡をすればよいのか事前に確認しておくとよいと思います。
マイナンバーカードを紛失したことに気づいたときは、すぐに機能停止の手続きを行ないましょう。総務省の資料によると、マイナンバーカードの機能停止については「マイナンバー総合フリーダイヤル」へ連絡するとよいようです。
マイナンバーカードの機能停止手続きとあわせて警察に遺失届を提出し、受理番号を控えおき、停止を解除するときは市区町村窓口へ連絡して手続きを行うとされています。
マイナンバーを持って母子手帳を申請しよう
母子手帳の申請時にマイナンバーを提示するときは、マイナンバーカードやマイナンバー通知書とあわせて本人確認書類が必要な場合があるようです。マイナンバーカードや本人確認書類の記載内容が旧姓や引越し前の状態になっていないかなど、事前に確認しておくとよいでしょう。
マイナンバーを準備して、スムーズに母子手帳の交付を受けられるとよいですね。
妊娠がわかって母子手帳の交付を受けに行くとき、何が必要かを区のホームページで確認しました。マイナンバーカードがあればよいとの記載だったので、マイナンバーカードを持って区の保健センターへ行き、その場で妊娠届といっしょに提出しました。