母子手帳はどのようにもらえる?交付時期や交付場所

母子手帳はどのようにもらえる?交付時期や交付場所

2020.05.12

妊娠がわかったとき、母子手帳はいつもらえるのかやどこでもらうのかを知りたいという方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、母子手帳の交付時期や交付場所、交付に必要な持ち物と母子手帳の活用法について紹介します。

母子手帳について気になること

母子手帳とは、母子健康手帳の呼び方のひとつとされ、母子保健法に定められた市町村が交付する手帳です。妊娠をするともらえる母子手帳について気になっていることについて聞いてみました。

20代女性
20代女性

最近病院に行き、妊娠8週目であることがわかりました。さっそく母子手帳をもらいたいと思っているのですが、いつ、どこでもらえるのでしょうか。

30代女性
30代女性

母子手帳の交付はマイナンバーカードがなくてももらえるのでしょうか。手続きの際に必要なものを知りたいです。

母子手帳の交付時期や交付場所、手続きに必要な持ち物について知りたいという声や母子手帳をもらったらどのような使い方をするとよいかが気になるようです。

母子手帳の交付時期や交付場所

交付時期

妊婦病院
Africa Studio/Shutterstock.com
20代ママ
20代ママ

妊娠9週目の健診時に赤ちゃんの心拍が確認でき、病院から「次の健診までに届けを出してきてくださいね」と言われたことを覚えています。その日の夜に申請に必要なものを確認し、翌日に交付してもらいました。

40代ママ
40代ママ

私の場合は妊娠7週目のときに心拍が確認でき、それから3週間後の健診のときに母子手帳を取りに行くように先生から指示がありました。

赤ちゃんの心拍が確認できたタイミングや、医師の指示があったタイミングで交付手続きを行ったというママの声がありました。手続きを行なった時期は、妊娠5週目あたりから12週目あたりなどと、妊娠がわかった時期によってもさまざまなようです。


交付場所

20代ママ
20代ママ

旅行中に体調の変化に気づいて検査をすると妊娠していました。旅行先の病院によると住民登録してある自治体での手続きが必要とのことだったので、自宅に戻った後に現住所のある市役所の交付窓口で手続きをしました。

40代ママ
40代ママ

私の住んでいる自治体では保健センターで母子手帳をもらえるのですが、当時は知らずに市役所へ行ってしまいました。保健センターは隣の建物だったのでよかったのですが、事前に調べておけばよかったという思い出があります。

母子手帳は住民登録のある自治体から交付してもらえるようです。手帳の発行を取り扱う窓口の名前は自治体によって異なるようなので、総合受付などで確認するとよいでしょう。

緊急事態宣言発令期間中の現在は自治体により、特例対応を取っている箇所もあるようです。事前に電話・検温が必要な場合や郵送での対応をしているところなどさまざまなようなので事前に確認をしておくとスムーズに手続きができるのではないでしょうか。

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母子手帳の交付に必要な持ち物

母子手帳の交付にはどのようなものが必要なのでしょうか。実際に、ママたちが用意した持ち物をご紹介します。


妊娠届出書と印鑑

20代ママ
20代ママ

病院から持ち物は妊娠届があればよいと聞いていましたが、念のためホームページを確認すると印鑑が必要だということがわかりました。住んでいる自治体によって持ち物が違うこともあるようなので事前に確認してよかったです。

母子手帳をもらうとき、通院している医療機関から発行される妊娠届出書や印鑑を用意したというママの声がありました。自治体によっては、妊娠届出書の他に妊娠証明書が必要な場合もあるようなので、ホームページなどで確認するとよいかもしれません。


妊婦さんの個人番号を確認できるもの

20代ママ
20代ママ

住んでいる区のホームページを確認すると、マイナンバー確認書類が必要だと書いてありました。まだマイナンバーカードを持っていなかったので、通知カードを持参したところ問題なく手続きできました。

個人番号を確認できるものとして、マイナンバーカードもしくは通知カードを持って行くとよいようです。ママのなかからは、マイナンバーカードの代わりとして、個人番号が記載された住民票でも交付してもらえたという声も聞かれました。


身元確認ができるもの

パスポート
Zlatko Guzmic/Shutterstock.com
20代ママ
20代ママ

母子手帳の交付には、身元の確認がとれるものが必要だと知りました。私は運転免許証やパスパートを持っていなかったので、健康保険証と顔写真の載っている社員証を提出しました。

身元確認のできる書類として、運転免許証やパスポートであれば1点のみの提出でよいようです。その他の場合には、健康保険証や年金手帳に加えて顔写真のある証明書が必要になることもあるそうなので、住んでいる自治体の申請方法を確認しておくと何度も足を運ばなくて済むかもしれません。

母子手帳の活用法

母子手帳とは、どのようなことを目的としたものなのか気になる方もいるかもしれません。母子手帳の活用法について、実際に使用しているママたちに聞いてみました。


ママ自身の記録

40代ママ
40代ママ

母子手帳には、妊娠中から産後までの体重や血圧などの記録をつけることができます。2人目を妊娠したときは、1人目を妊娠していたときの記録を見て、妊娠中の体重の増加や健康状態を参考にできたのでよかったです。

母子手帳には、妊婦の健康状態や妊娠中の経過の記録を残せるようです。他のママからは、後から読み返したときに、妊娠中のいろいろな記憶がよみがえってきて懐かしかったという声もありました。


赤ちゃんの成長の記録

30代ママ
30代ママ

赤ちゃんの身長や体重を記録するページがあったので、保健センターへ測定をしてもらいに行くのが楽しみでした。平均月齢の目安も記載されているのでとても参考になりました。

赤ちゃんや子どもの健診データを記録できるので、成長を数値やグラフで確認しやすかったというママの声がありました。他にも、予防接種を受けたときに病院が記入してくれたので、どの予防接種が済んだのかや回数がひと目で確認しやすかったというママの声も聞かれました。


妊娠や出産、育児のためのアドバイス

30代ママ
30代ママ

母子手帳の中には、妊娠期の安全なすごし方や育児に関するアドバイスが書かれていたことを覚えています。妊娠や育児で困ったときや不安なときの励みになりました。

母子手帳に載っていた妊娠中から出産後にかけてのさまざまなアドバイスに励まされたというママの声もありました。早めに母子手帳の交付を受けて、ママの体調や赤ちゃんの成長にあわせたアドバイスを確認できるとよいですね。

交付してもらった母子手帳を上手に活用しよう

妊娠の記録
Africa Studio/Shutterstock.com

母子手帳がいつ交付されるのかやどこでもらえるのかは、通院先や自治体によって違いがあるようです。交付時期は、赤ちゃんの心拍が確認できた頃や病院から妊娠届が発行された後といったママたちの声がありました。

母子手帳の交付場所は自治体の窓口や保健センターなどのようで、手帳を受け取った後は、妊娠中の健康状態や赤ちゃんの成長を記録して活用するとよいかもしれません。妊娠中や産後の大切な思い出として見返すことを楽しみに、母子手帳を上手に活用できるとよいですね。

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