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赤ちゃんにおすすめの木のおもちゃ。木製おもちゃのメリットと遊び方
赤ちゃんに木のおもちゃを購入しようと考えているママやパパへ。木のおもちゃならではの良さは具体的に何があるのだろうか?憧れはあるけれど、ままごと、車、木琴など数あるおもちゃのなかから何を選んだら良いのか?木のおもちゃの良さと遊び方を取り上げてみました。
木のおもちゃは良いと聞いたことはあるけれど、実際にどんなメリットがあって、どのような遊び方ができるのでしょう。木製のおもちゃについてメリットや具体的な遊び方を紹介します。
木のおもちゃの良さ
プラスチックではなく、木ならではの良さはどのようなことがあるでしょうか。
あたたかみ
自然素材でつくられているので、匂いや触り心地など独特な温かみ、そして優しいぬくもりを感じられるところが木のおもちゃならではの良さでしょう。
長持ち
プラスチックのおもちゃに比べて木のおもちゃは丈夫で壊れにくいつくりになっています。
子どもが間違えて落としたり、割ってしまったとしても木なのでボンドでくっつけると簡単に直せるのもメリットの一つだと思います。手入れをきちんとすれば長く使えるでしょう。
安全性
プラスチックのおもちゃよりも合成着色料など不使用で、自然素材でつくられているため、赤ちゃんが舐めたり噛んだりしても化学薬品や環境ホルモンなどの心配がいらないところも木のおもちゃの魅力だと思います。
赤ちゃんは何でも口に持っていきますが、木のおもちゃは適度な重さや大きさのものが多いので赤ちゃんが誤飲する心配も少ないでしょう。
想像力を広げる
シンプルな色合い、形のものが多いので子どもが自由に想像して見立てて遊べます。木のおもちゃは、説明書がなくてもすぐに遊べるものが多いように感じませんか。
例えば、丸い形の積み木があったとします。それを、卵にしたり、ボールにしたり同じ丸い形の積み木でも自由な発想で多様な使い方ができるので、想像力や表現力を広げることにもつながっていくかもしれませんよ。
重さ・音
木製のおもちゃの特徴の1つに少し重みがあるというのがあげられます。適度な重さがあるので、赤ちゃんが握ったり、持ったりするのに適しています。
木のぶつかり合う音は「コトコト」や「カタカタ」と木のおもちゃならではの天然素材の優しい音に大人も癒されることでしょう。
おすすめの木のおもちゃ
車
木の車は、細かいパーツがなく単純なつくりのものが多いので、故障したり、パーツが外れて間違って飲み込んでしまう心配も少ないでしょう。
赤ちゃんが握ってつかめるデザインのものもあるので、初めて持つ車のおもちゃにもおすすめです。
ままごと
商品によっては、卵や野菜の中央にマジックテープがついている食材もあります。まな板の上で木の包丁を使って切ると、ザクッと音が鳴って切れます。
音が鳴って2つに切れるところに子どもは面白みを感じて、お気に入りのおもちゃになると思いますよ。マジックテープのほかにも磁石でつながっているものもあり、マジックテープよりも力をかけずに切れるタイプもあります。
木琴
色合いが優しくて、うるさすぎない大きさの音が人気のようです。木琴は、ものをたたいて音を鳴らすのが楽しい1歳の時期から楽しめるので赤ちゃんに初めて与える楽器に適しているでしょう。
小さな子どもでも叩きやすいように幅の広い大きめの鍵盤になっているものもあるようなのでぜひお気に入りを見つけてみませんか。
積み木
小さいうちは積み木を並べたり、積み上げたりして楽しみますが、3歳、4歳くらいになるといろいろな形の積み木を組み合わせて車や家、ベッドなど見立てて遊ぶことを楽しむようになります。
そこから、乗り物ごっこやおままごとにつながっていったりごっこ遊びに展開もできます。
トレインカースロープ
木でできているスロープを木の車が音を立てて走ります。小さな子どもでもしっかりと目で追える速さでカタカタと音を立てながら走るのが面白く、子どもたちは繰り返し何度も遊ぶでしょう。筆者が以前勤めていた幼稚園でも大人気のおもちゃでした。
型合わせパズル
丸や三角、四角、などのシンプルな形をはめ込んでいく型はめは赤ちゃんから楽しめるでしょう。
少し大きくなったら、真ん中に穴が開いている形、花や動物などの複雑な形にも挑戦できます。土台から同じ形を探してはめ込んでいくタイプの型合わせパズルも面白いです。
赤ちゃんの時期は握ったり触ったりして遊び、成長するにつれて型はめとして遊んでも楽しめると思いますよ。
お手入れ方法
唾液などで濡れた
赤ちゃんが口に入れたり、舐めて濡れたときには乾いた布でよく拭いてください。湿らせたままにしておくとカビが生える場合があるので、濡れたら乾いた布で拭いて日陰でしっかり乾燥させましょう。
直射日光を当てて乾かすと、ひび割れになる可能性があるので日陰で乾かすのが良いです。
ささくれができた
とげがささる原因にもなるささくれは、見つけたら紙やすりで整えてあげましょう。紙やすりは、ホームセンターや100円ショップで手に入れられます。
紙やすりをかけた後は粉っぽくなるので、粉をはらってからしっかりと絞った布で水拭きをしてください。
黒ずみ・汚れが気になる
繰り返し遊んでいると、黒ずみや汚れてくることもあるでしょう。
汚れが気になってきたらまずは乾いた布で拭いてみてください。それでも落ちないときは、紙やすりで削るときれいになります。
木のおもちゃは、アルコールなどを使った消毒をするとものによっては木の質や色が変化してしまう場合があるのでおすすめしません。
どうしても気になる方は、おもちゃ用の消毒スプレーを布にかけ、水気がないようにしっかりと絞ってから拭いて自然乾燥するのが良いでしょう。
宝物になる木のおもちゃを見つけよう!
木のおもちゃはきちんと手入れ、保管をして使うときれいな状態で長く遊べて、木のおもちゃならではのメリットが多くあるため好まれて遊ばれているのではないでしょうか。
赤ちゃんに与えるおもちゃにお気に入りの木製おもちゃを探してみませんか。