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おうち時間のアイディアや宿題のヒントに!工作を楽しむ絵本11選
絵を描いて色を塗る、紙を切って貼る。指先を使っていろいろなものを作るこのような工作は、脳に刺激を与えるだけでなく、子どもの隠れた能力を引き出すというよさもあるかもしれません。そこで今回は、おうち時間での遊びや夏休みの宿題にぴったりなアイディアがいっぱいつまった、工作の絵本11選をご紹介します。
発想力と感性を磨くお絵かきやぬり絵
好奇心旺盛な子どもがまず最初にクレヨンや色えんぴつに興味を示したという方も多いのではないでしょうか。小さい子どもでも簡単に始められ、自由な発想力と感性で楽しめるお絵かきやぬり絵の絵本を集めました。
どんどんぬるほん
子どもの豊かな色彩感覚と想像力で自由に遊ぶことができる、ぬり絵とらくがきの絵本。
ページ数が多く大容量で、タイトル通り、どんどんぬり絵を楽しめるところが魅力です。小さい子どもひとりでも充分楽しめますが、子どもとコミュニケーションを取りながら親子いっしょにいろいろな色彩にチャレンジするとより楽しめるかもしれません。この一冊で、子どもの大切な成長の軌跡をみることができます。
らくがき絵本五味太郎50%
子どもから大人まで幅広いファンを持ち、世界中で翻訳出版されている絵本も数多い、五味太郎さんのらくがき絵本の第1弾。
ただのぬり絵ではなく、自由に書き足すことができる、子どもはもちろん大人も夢中になりそうな遊び心あふれる一冊です。最初は絵本にらくがきをすることに躊躇してしまう子どもも、一度始めてしまえばどんどん楽しくなって、驚くような発想力に出会えるかもしれません。
おえかき美術館
ケースから取り出すと、絵本がジャバラ状に広がり、全長約3mの美術館の壁が広がります。絵のない額縁の中に、自分で絵を描いたり、色をぬったり、ステッカーを貼ったりして完成させる、新感覚のお絵かきブック。
小さい頃に描いた絵を、この小さな美術館に記念として大切に保管してもよいかもしれません。また、お絵かき好きの子どもがいる家庭への贈り物としてもおすすめです。
かおノート
絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、舞台美術、空間デザイン、アートディレクションなど、さまざまな分野で幅広く活動している、亀山達矢さんと中川敦子さんのユニット、tupera tuperaがおくる、”アートなふくわらい”絵本。
52ページ分の顔に、目や鼻、口などの顔パーツのシールが6枚ついており、ペンや色鉛筆で描き加えることで自由に楽しむことができます。自分だけのおもしろい顔を作って、親子で思いきり笑って楽しめそうです。
工夫のしかたは無限大!創造力を育むクラフト
楽しさの中で想像力をかき立てる要素が満載なクラフトは、子どもの集中力を養うだけでなく、親子のコミュニケーションが増えるあそびかもしれません。クラフトの基本を学べる絵本からちょっと凝ったものを作れる図鑑まで幅広くご紹介します。
こうさくだいすき! きって はって ぬってぶっく
基本の「切る」「貼る」「ぬる」を楽しく練習できる絵本。はさみやのり、クレヨンや色えんぴつに興味を持ちはじめた子どもが、保護者と遊びながらそういった技術を自然と身につけることができるようになっています。
自分のペースで進めることができるため、飽きずに楽しむことができるのもポイント。季節感のあるやさしい色合いで、子どもも夢中になれます。最後まで切り終えると小さな本として保管でき、世界にひとつだけの絵本が完成します。
かみコップでつくろう
私たちにとって身近な紙コップで、イヌやカメ、パンダ、ヘビ、UFO、ボートなど、さまざまな工作を楽しむアイディアがたくさんつまった絵本。どれもちょっと手を加えるだけで、誰でも簡単に作れるようになっています。
少しの工夫で驚きの形ができることに、大人も感心の連続です。イラストもかわいらしく、図解はシンプルで明解。もっと作りたい!という子どものやる気を応援してくれる一冊です。
リサイクルこうさく
いらなくなったものを使って作る、リサイクル工作のアイディアがたくさんつまった図鑑。
ひとりで簡単に作れるものから、親子で作るような複雑なものまで幅広く紹介してくれています。リサイクル工作は、コストが低くはじめやすいため、子どもが何度失敗しても作り直せるのもよいところかもしれません。これからの時代を担う子どもたちに必要なエコ意識を育むきっかけにもなりそうです。
集中力と思考力を養う折り紙
たった1枚でさまざまな楽しみ方ができる折り紙は、子どもの手先を器用にするだけでなく、集中力や思考力、さらには空間認識能力を高めるともいわれているようです。子どもの興味にあわせて、いろいろな遊びかたを楽しんでみてください。
おりがみ いちまい
折り紙を半分に折っただけで、おうちのドア、はたけ、メンドリ、お山……と、はじめて折り紙を手にする小さい子どもでも楽しめるアイディアがたくさんつまった絵本です。
シンプルな折り方なのに、イメージをふくらませるだけでこんなに楽しく遊べるんだ!と大人にとっても驚きがあるかもしれません。文章はとてもリズミカルで親子で読むのにぴったり。柔軟な発想力で、普通の折り紙とはひと味ちがった楽しみ方を体験してみてはいかがでしょう。
やっこさんの けんか
折り紙で作った5つのやっこさんが、お相撲さんや飛行機、船やかざぐるまなど、さまざまな形に変身して勝負をするというストーリー。鮮やかな色彩と折り紙のおもしろい発想の転換が楽しめる内容です。
子どもが親しみやすいストーリーに加え、絵本に登場するキャラクターを自分で折ることができるので、子どもも夢中になるのではないでしょうか。海外でも注目される、日本の伝統遊び、折り紙を夏休みにたっぷり堪能できそうです。
おりがみにんじゃ
絵本に登場するおりがみ忍者の「いちおり、におり、さんおりん……」という呪文が印象的で、思わずまねをしたくなる楽しさ満載の絵本です。子どもが大好きなものがたくさん登場するので、最後の1ページまで飽きることなく楽しめます。
抑揚がつけやすい文章で読み聞かせにもおすすめ。子どもといっしょに、絵本から幸せをたっぷりと感じとってみてください。
折り紙えほん
作者の高野紀子さんが、なんと丸二年を費やして描いたという力作の絵本。お正月や節分、ひなまつり、ハロウィン、クリスマスなど、一年を通して子どもと楽しみたいイベントに取り入れたい折り紙をたくさん紹介してくれます。
やさしい色合いのイラストで、とにかくわかりやすく折り紙の基本を教えてくれるので、子どもはもちろん大人も楽しめる内容です。四季折々の行事の由来を学びながら親子いっしょに折り紙を楽しみましょう。
<執筆>KIDSNA編集部
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