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梅雨に読みたい!雨の日を楽しくする絵本11選
雨の日が続く梅雨の季節は、なんとなく気分も沈みがちに……ですが、子どもはどんなときも遊びや楽しみを見つけます!子どものワクワクを引き出すだけでなく、雨の音や雨ならではの風景も楽しめる、大人にとっても魅力いっぱいな雨を楽しむ絵本11選をご紹介します。
雨の音ってどんな音?
雨の日。窓の外にはどんな音が響いているでしょうか?心地よい雨音のリズムに、どんより曇っていた気持ちもなんだか軽やかに。親子で楽しい雨の音に耳をすましてみましょう。
ぴっつんつん
カラフルなイラストに、思わず口ずさみたくなる「ぴっつんつん」という言葉のフレーズが印象的な絵本。
「きらきらぼし」の日本語詩をはじめ、心に残る童謡詩を生み出す武鹿悦子さんの、このリズミカルな文章は、小さい子どもへの読み聞かせにぴったり。気持ちも暗くなりがちな雨の日。ときには親子で泥だらけになって遊んでみては?
あめ ぽぽぽ
巧みな雨の擬音語に、雨粒の豊かな表情が繊細に伝わってくる一冊。
歌人・東直子さんの表現と世界的に活躍する画家・木内達朗さんの存在感ある独特なイラストが、さらに魅力的な雨の世界へと引き込みます。絵本の中の空から降ってくる雨の一粒一粒がキラキラと輝く様子を、思わず外へ出て直接感じたくなるはず。
傘をさして出かけよう
雨の日は、自分だけのお気に入りの傘が大活躍!雨が大好きな子どもたちの気持ちにぴったりな絵本を読んで、楽しくお出かけしてみてはいかがでしょう。
ちいさなきいろいかさ
雨に濡れて困っている動物たちにあわせて傘の大きさが変わる、かわいらしくも夢のようなストーリー。
やさしさ溢れる内容にぴったりなやわらかいタッチのイラストは、子どもたちの気持ちを幸せにしてくれそうです。雨の日を間違いなく楽しくする一冊。
かさどろぼう
スリランカの小さな村が舞台のこの絵本。なんといっても色鮮やかなイラストが魅力的で読み進めるごとに、スリランカの魅力にどんどん引き込まれます。
盗まれる傘を軸に展開していくストーリーでありながら、内容は非常におおらかで、さわやかなラストに子どもたちも好感をもちそうです。自分のお気に入りの傘を開くたびに、スリランカの穏やかな情景が目に浮かぶかもしれません。
かさ
真っ黒いページの中に、真っ赤な傘がひとつ。そんな目を引く表紙に、思わず手に取ってしまう方も多いかもしれません。
黒い大きな傘を抱えてお父さんを駅まで迎えにいく、赤い傘をさした女の子。道中のさまざまな出来事に、想像力をかきたてる魅力がいっぱいです。字がないからこそ伝わる女の子の心情に、そっと寄り添いたくなる一冊。
雨を思いきり楽しむ方法
朝起きると雨。そんな日は一日どうやってすごそうかと悩むこともあるかもしれません。雨の日を思いきり楽しむアイディアが絵本にいっぱい詰まっています。
どしゃぶり
どしゃぶりの雨とそれを思う存分楽しむ男の子が、いきいきと大胆に描かれた絵本。
ダイナミックなイラストからは、雨の激しい勢いと大きな音がすぐ目の前に広がるような臨場感が味わえます。雨の日を楽しむだけでなく、待ち遠しくなってしまうような気持ちのよい作品です。
あめのひってすてきだな
ページをめくるごとにいろいろな動物と出会えるだけでなく、さわやかなイラストの色合いが相まって、タイトル通り、とにかく「雨の日ってなんて素敵なんだろう」と思ってしまう絵本です。
外で遊べない……と憂うつな雨の日を過ごしている子どもに、雨のよさを伝えるのにぴったりな一冊。
あめあめ ふれふれ もっとふれ
代表作「チムとゆうかんなせんちょうさん」の絵本作家として有名なエドワード・アーディゾーニが描いた絵本ということで、手に取る方も多いかもしれません。
雨の中であそびたい子どもの心情がありのままに描かれており、子どもにとっては親近感がわく内容でしょう。子どもたちにひろがる想像と喜びに、雨の日が特別に感じられそうな絵本です。
雨ならではの情景にうっとり
いろいろな表情をもつ雨。人によって見方も感じ方もさまざまかもしれません。子どもだけでなく大人も楽しめる、雨の美しい情景を感じられる絵本を集めました。
あめのひ
幻想的なイラストと詩的な文章から、穏やかな雨の美しさがたっぷりと感じられる一冊。
雨の日の女の子の想像と心情が豊かに描かれているだけでなく、雨と川や海のつながりを壮大に感じることができます。数々の詩情あふれる印象的な言葉からお気に入りのフレーズが見つかるかもしれません。
magimagiの赤い傘
思わず手に取ってページを開きたくなるようなタイトルと個性的な表紙のイラスト。この絵本には文字はなく、味わいのあるタッチが魅力の絵だけで構成されています。そのため、自分なりのストーリーを創作する楽しみもあり、親子でのコミュニケーションにぴったりな一冊です。
どのページのイラストも非常に素敵で、プレゼントにもおすすめ。
雨、あめ
絵本のページのすみずみまで、雨の美しさと二人の子どもたちの楽しむ様子がいっぱいに描かれており、「あ、こんな楽しみ方もあるんだな」と発見も与えてくれそうな絵本です。
雨の日だからこそ見られる美しい風景に、子どもの想像力が無限に広がるかもしれません。字のない絵本のすばらしさを改めて感じられます。
<執筆>KIDSNA編集部
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