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離乳食完了期のプリン。作るときのポイントや基本レシピ
離乳食完了期に、プリンを作りたいと考えるママもいるのではないでしょうか。今回は、離乳食のプリンを作るときのポイントや完了期から食べられる基本のプリンレシピ、レンジを使って手軽に作れるプリンレシピについてご紹介します。
離乳食完了期にプリンを取り入れたい
赤ちゃんが1歳をすぎ離乳食完了期の頃になると、離乳食を作ることや食べさせることに慣れてくるママもいるかもしれません。離乳食を進めるなかで食べ物の好き嫌いが出てきたり、そのときによって食べる量にムラがあったりなど、新たな悩みが出てくることもあるようです。
ママたちに聞くと、離乳食完了期になったので、牛乳や全卵を使ったプリンを食事や間食として取り入れたいという声も聞かれました。 厚生労働省の資料によると、離乳食完了期の子どもは、生活リズムを整えていくためにも、一日3回の食事を摂るとよいようです。
また、食材の固さは歯茎で噛める肉団子くらいを目安とし、さまざまな食材をバランスよく組みあわせていくとよいとされています。 そこで今回の記事では、離乳食完了期に取り入れたいプリンについて、作るときのポイントや、レシピをママたちの体験談を交えてお伝えしていきます。
離乳食のプリンを作るときのポイント
離乳食のプリンを作るときのポイントを、実際に作ったことのあるママたちに聞いてみました。
時期にあった食材を使う
20代ママ
普段から食べ慣れている食材を使ってプリンを作ったママがいました。プリンは牛乳や全卵のほか、砂糖を使って作られているものが一般的なようです。 それぞれの離乳食の進み具合にあわせて、食べやすい食材を組みあわせてプリン作りができるとよさそうですね。
進み具合にあわせた食感にする
30代ママ
娘は離乳食完了期に入り歯が少しづつ生えてきました。歯で噛むことも覚えてもらいたくて食材を歯ごたえが残るくらいにしてプリンに混ぜました。 もぐもぐ口を動かしながら食べている様子がかわいらしくまた作ってあげたいと思いました。
離乳食の進み具合にあった形状にしてプリンを作ることもポイントとなりそうです。牛乳と卵の比率を変えることで、プリンの柔らかさも子どもの食べやすいように変えているといったママの声も聞かれました。
1歳から食べられる基本のプリンレシピ
離乳食完了期から食べられる、カラメルなしのプリンレシピをご紹介します。
材料(プリンカップ3個分)
- 卵:1個
- 牛乳:カップ2杯
- 砂糖:大さじ1杯
- バニラエッセンス:数滴
牛乳は豆乳に、砂糖はてんさい糖やメープルシロップなど、優しい甘みのものを使うのもよいかもしれません。作りたいプリンの数にあわせて、材料の量を調整するとよいでしょう。
プリンは甘みがあるので、手作りするときはカラメルソースを作らないママもいるようです。
作り方
茶こしでこすときは、2回から3回繰り返すとなめらかになるようです。できあがったプリンにフルーツを乗せたり、きな粉をかけたりしてアレンジすると飽きずに食べられそうですね。
レンジを使ったプリンレシピ
レンジを使って手軽にできるプリンレシピをママたちに聞いてみました。
豆乳プリン
30代ママ
小皿に水とゼラチンを入れてふやかしておき、耐熱性の深皿に豆乳と牛乳、きび砂糖を加えレンジで2分ほど加熱します。ふやかしておいたゼラチンを入れて、再度30秒ほどレンジで加熱し、よく混ぜます。耐熱性カップへ注ぎ粗熱が取れたら冷蔵庫へ入れて冷やし固めたら完成です。
レンジを使って卵不使用の豆乳プリンを作ったママがいました。卵を食べられない場合にも取り入れやすそうですね。きな粉や黒蜜をかけて大人も楽しめるという声が聞かれました。
いちごミルクプリン
20代ママ
角切りいちごをレンジでジャム状になるまで加熱し、牛乳に加え混ぜておきます。ボウルに卵を割り入れてほぐし、いちご牛乳と混ぜあわせます。ラップをかけ、レンジで1分ほど加熱し好みの柔らかさになったら完成です。
いちごやみかんなど、子どもの好みのフルーツを使ってミルクプリンを作るのもよいかもしれません。くだものの他にもかぼちゃやさつまいもなど、甘みのある野菜でアレンジしてみても楽しめそうですね。
クリームチーズプリン
40代ママ
卵を溶き、牛乳と砂糖を入れて混ぜます。クリームチーズはなめらかにしておき最初に作った卵液を少しずつクリームチーズに加えて混ぜあわせます。 耐熱容器に流し入れ、レンジで2分加熱します。その後は30秒ずつ様子を見ながら加熱しグツグツしてきたら、加熱を止めて粗熱をとり、冷やせば完成です。
クリームチーズプリンは、舌触りがなめらかで子どもも喜びそうですね。動物やキャラクターカップなどを使うと見た目も楽しいプリンができるようです。
ほうれん草プリン
30代ママ
ほうれん草をレンジで加熱してすりつぶします。お湯で溶かしたゼラチンにほうれん草、粉ミルクを加えよく混ぜあわせ、粗熱をとったら器に移し冷蔵庫で冷やして完成です。
野菜と粉ミルクで作る、おかずとしても食べられるプリンのレシピを教えてくれたママがいました。粉ミルクが余ってしまったときにもよいかもしれません。
苦手な食材をペースト状にして混ぜると、おいしそうに食べてくれたという声も聞かれました。
離乳食完了期に手作りプリンを作ろう
離乳食完了期になり、プリンを取り入れたいと感じるママやパパもいるようです。卵と牛乳で作る基本のプリンのほかにも、レンジを使った豆乳プリンやミルクプリン、クリームチーズや野菜を使ったプリンなどさまざまなプリンを作っているママの声がありました。
使い慣れた食材やプリンの食感などをポイントに、離乳食完了期に手作りプリンを取り入れてみてはいかがでしょうか。
※記事内で使用している参照内容は、2020年3月11日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
離乳食完了期だったので、なるべく甘さを控えて作りたいと思いました。そこで、息子が食べられるバナナを混ぜてプリンを作ってみました。バナナ入りのプリンは、自然な甘みで食べ応えもあり、息子も気に入ってくれたようです。