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結婚や出産の内祝いとは?意味や贈る品物について
内祝いを贈るときのポイント
結婚や出産の内祝いの本来の意味や読み方、うどんやお米、砂糖など縁起物にはどのような意味があるのか気になる方もいるかもしれません。今回は、内祝いとはどのような意味があるのかや、内祝いを贈るときのポイントの他に、内祝いに贈った品物などについて、ママやパパたちの体験談を交えてご紹介します。
内祝いとは
「内祝い」は「内祝」とも書かれるようで「うちいわい」という読み方をするそうです。
結婚や出産のお祝いをいただいたときに、内祝いという言葉を初めて知ったという方もいるかもしれません。
内祝いとは本来、家族におめでたいことがあったときに、親類縁者や近所の方にお祝いの品を贈って喜びをわかちあうという意味の言葉だそうです。
現代では、一般的に結婚や出産のお祝いをいただいた方への「お返し」のことを指すようですが、内祝いを初めて用意する方のなかには、内祝いのマナーとはどのようなものかや内祝い品の選び方など気になることもあるかもしれません。
今回は、内祝いを贈るときのポイントなどについて、ママやパパたちの体験談を交えながらご紹介します。
内祝いを贈るときに意識することとは?
内祝いを贈るときには、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。ママたちに内祝いで意識したことを聞いてみました。
贈る時期
30代ママ
結婚や出産のお祝いをいただいたとき、なるべく早く内祝い品を贈るように意識したママがいるようです。出産後にお祝いをいただくことを考えて、早めに内祝い品を贈れるよう妊娠中に贈りたい品物を選んでおいたというママの声も聞かれました。
金額
20代ママ
内祝い品が高価すぎるものだと、贈った相手が気を遣うのではないかと思います。気持ちよく受け取っていただけるように、相手からいただいたお祝いの半額程度の品物を選ぶように意識しました。
結婚や出産の内祝いでは、いただいたお祝いの3分の1から2分の1程度の金額のものを贈ることが一般的なようです。相手との関係や住んでいる地域などで、金額の目安が変わることもあるかもしれません。
のしの種類
20代ママ
出産の内祝いには、紅白の蝶結びの水引が描かれたのしをかけました。のしにはさまざまな種類があり、それぞれ意味や用途が異なるようだったので慎重に選んだように思います。
出産の内祝い品に、慶事用の蝶々結びののしをかけたというママの声がありました。結婚の内祝いを贈るときは、紅白の「結び切り」の水引が描かれたのしをかけたパパもいるようです。
内祝いを贈るときはのしの種類をよく確認して、水引にこめられた意味や名前の書き方などについても知っておくと安心かもしれません。
ママやパパたちが贈った内祝い品
結婚や出産の内祝いに、どのようなものを贈ればよいのか悩む方もいるかもしれません。内祝い品として選んだものについて、ママやパパたちに聞いてみました。
うどんやお米などの食品
20代ママ
結婚の内祝いにうどんを贈りました。私の住む地域では結婚式の引き出物などでもうどんを贈ることがあるようで、太く長いうどんのイメージから「夫婦生活が長続きするように」という意味があるそうです。
30代ママ
出産の内祝い品として、赤ちゃんが生まれたときの体重と同じ重さのお米を贈りました。赤ちゃんの顔写真と名前がプリントしてあり、贈った相手からも好評だったと思います。
内祝いに、縁起のよさそうな意味があるうどんやお米などの食べ物を贈ったママがいるようです。地域の伝統にならって、紅白の砂糖を出産の内祝い品に添えたというママの声も聞かれました。
贈り物にこめられた意味は地域によってさまざまなようなので、よく確認しておくとよいかもしれません。
タオルなどの日用品
20代ママ
普段の暮らしで使ってもらえそうなものを贈りたいと思い、手触りのよさそうなタオルセットを内祝い品として選びました。シンプルなデザインで、贈った相手にも気に入ってもらえたようです。
結婚や出産の内祝いに、タオルなどの日用品を贈ったというママの声がありました。贈る相手の好みなども考えながら、内祝い品を選べるとよいかもしれませんね。
カタログギフトや商品券
30代パパ
好きな品物を選んでもらいたいと思い、職場の上司への内祝いにカタログギフトを贈ったことがあります。グルメやブランド品などさまざまな商品がバランスよく載っているカタログを選びました。
カタログギフトや商品券など、相手に好きな品物を選んでもらえるものを内祝いに贈ったパパもいるようです。カタログギフトとお菓子などをセットで贈ったというママの声も聞かれました。
内祝いを贈るときのポイントとは?
内祝いを贈るとき、ママやパパたちはどのようなことを考えたのでしょうか。内祝いを贈るときのポイントについて、ママたちに聞いてみました。
渡し方を考える
30代ママ
贈る相手が遠方に住んでいたため、内祝い品を宅配便で送りました。事前に相手の都合のよい日時を聞いておくとスムーズに受け取ってもらえると思います。
内祝い品を宅配便で贈るとき、相手の受け取りやすい日時を聞いておいたママがいるようです。内祝い品を直接手渡す場合も、相手の都合などを考えて事前に連絡しておくと安心かもしれません。
感謝の気持ちを伝える
20代ママ
内祝い品を渡すときは、お祝いをいただいたことへの感謝の気持ちを伝えるように意識しました。相手が気を遣わないように言葉を選び「お返し」という表現は使わないようにするとよいかもしれません。
内祝いを贈るときは、言葉でも感謝の気持ちをしっかり伝えて相手に喜んでもらえるとよいですね。宅配便などで内祝い品を贈ったママからは、品物に御礼状やメッセージカードを添えたという声も聞かれました。
相手にあわせて内祝いを贈ろう
結婚や出産の内祝いとは、お祝いをいただいた相手への贈り物という意味があるようです。ママのなかには、地域のならわしなども踏まえた上で、うどんやお米、紅白の砂糖などを贈ったという声もありました。
内祝いのマナーを意識しながらそれぞれにあわせた内祝い品を選んで、贈った相手に喜んでもらえるとよいですね。
結婚や出産のお祝いをいただいたとき、なるべく1カ月以内に内祝い品を贈るように心がけました。相手のことを考えて、贈る時期があまり遅くならないように意識することもポイントのひとつだと思います。