ハイシートベビーカーについて。両対面やA型B型などタイプ別の特徴

ハイシートベビーカーについて。両対面やA型B型などタイプ別の特徴

ママたちに聞いたハイシートを選んだ理由

2019.01.07

ベビーカーを選んでいるママのなかには、ハイシートベビーカーが気になっているママもいるのではないでしょうか。今回は、ハイシートベビーカーを選んだ理由やA型とB型の違い、両対面式やコンパクトになるか、3輪タイプなどベビーカー選ぶときのポイントについてママたちの体験談を交えてご紹介します。

ハイシートベビーカーとは

ベビーカーを選んでいるとき、ハイシートという言葉を目にしたことがあるママもいるのではないでしょうか。ハイシートがどのようなものか気になっているママもいるかもしれません。一般的にハイシートベビーカーとは、平均的なベビーカーより座面が高いベビーカーを指すようです。

座面の高さが50cm以上あるものもあり、平均的なベビーカーより12cm以上高いタイプもあるようです。座面が高いことで、ママたちは実際どのようなことがよかったと感じたのでしょうか。

ハイシートベビーカーを選んだ理由

ハイシートベビーカーを選んだママたちに、選んだ理由や実際に使ってみてよかったことについて聞いてみました。


ホコリや熱からなるべく遠ざけたい

「ハイシートだと赤ちゃんの位置が地面から離れる分、砂ぼこりなどがかかりにくいのではないかと考えました。道路などの熱さからもなるべく赤ちゃんを遠ざけたいという思いもあり、ハイシートベビーカーを選びました」(20代ママ)

砂ぼこりが舞い上がったときにも座面まで届きにくいと考え、ハイシートベビーカーを選んだママもいるようです。他にも路面からの距離が遠くなる分、照り返しなどの熱を避けられそうという理由で選んだママもいました。


収納スペースが広い

ベビーカー
iStock.com/grinvalds

「赤ちゃんとのお出かけに用意する荷物がたくさんあったので、座面の下の収納スペースが広いハイシートベビーカーを選びました。着替えやウエットティッシュ、ブランケットなどを下かごに入れてもゆとりがあったので、荷物がさっと出しやすく便利だと思いました」(30代ママ)

座面が高いため、下かごなどの収納スペースが広いタイプのハイシートベビーカーもあるようです。収納スペースに注目してベビーカーを選ぶときは、荷物の出し入れのしやすさや、物が落ちにくいよう深さがあるかなども確認しておくと安心かもしれません。


赤ちゃんとの目線が近い

「私も夫も背が高い方なので、あまりかがまずに赤ちゃんを乗せおろししやすそうだと思いハイシートベビーカーを選びました。赤ちゃんとの目線が近いので、おむつを確認したりよだれを拭いたりもしやすいように感じます」(30代ママ)

背の高いパパが使う場面もイメージして、ハイシートベビーカーを選んだというママの声もありました。座面の位置が高く赤ちゃんとの目線が近いことで、乗せおろしや様子の確認がしやすいと感じたママもいるようです。

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ベビーカーの種類別での違いとは

ハイシートタイプのベビーカーも通常のベビーカーと同じように、大きくわけてA型B型と種類があるようです。それぞれの特徴についてまとめてみました。


A型

A型ベビーカーはリクライニング機能でシートを水平にして、赤ちゃんを寝かせた姿勢で乗せることができ、なかには生後1カ月から使えるものもあるようです。赤ちゃんの腰が座ったら座面を起こして使ったり、眠ってしまったらリクライニングを深くしたりと、座面の角度が調節できるため、赤ちゃんの成長や場面にあわせた使い方がしやすいかもしれません。

また、A型ベビーカーのなかにはハンドルを前後に切り替えることができる両対面式のものもあるようです。


B型

B型ベビーカーは、座った姿勢で乗るものが多く、赤ちゃんの腰がすわってから使用するベビーカーのようです。小回りが利くことや、たたんだときに持ち運びやすいよう軽くてコンパクトであることも特徴のひとつであるようです。赤ちゃんが大きくなりお出かけのシーンが増えたなどの理由で、セカンドベビーカーとして用意するママもいるようです。

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ベビーカーを選ぶときのポイント

海辺のベビーカー
iStock.com/tataks

ママたちはベビーカーを選ぶときどのようなことにポイントをおいて選んだのかについて、体験談を交えながらご紹介します。


両対面式

「赤ちゃんの様子を見ながらベビーカーを使いたいと思い、対面式に切り替えられるものかどうか確認して選びました。対面式だと赤ちゃんが寝たときにすぐ気づけて、ブランケットをかけなおしたりリクライニングを調整したりの対応がしやすく感じました」(20代ママ)

対面背面の切り替えができるように、両対面式のベビーカーを選んだママもいるようです。赤ちゃんが小さいうちは対面式にして、赤ちゃんの腰が座って周囲に興味をもつようになってきたら、景色がよく見えるように背面式にして使ったというママの声もありました。


コンパクトにたためる

「移動に電車を使うことも多いので、たたんで持ち運びしやすいものが欲しいと思いました。軽量でコンパクトなものは持ち運びやすいだけでなく、保管の場所もあまりスペースを取らないのでよかったと思います」(20代ママ)

移動手段や保管スペースのことを考えて、コンパクトさを重視して選んだというママの声が聞かれました。コンパクトにたたんで保管する場合、立てかけなくても自立するかどうか、ワンタッチで折りたためるなど、折りたたみ動作が簡単かもポイントになるかもしれません。


タイヤの数

「家の周りに段差が多いので、大きなエアタイヤのついた3輪ベビーカーを選びました。前が1輪なので段差が乗り越やすく方向転換もスムーズなように感じます」(30代ママ)

ベビーカーの操作のしやすさのことを考えて、タイヤの数に注目して選んだママもいるようです。タイヤの数には、4輪タイプやダブルタイヤなどさまざまな種類があるようなので、実際に店舗押してみて使い心地を確認しておくとよいかもしれません。

ライフスタイルにあったベビーカーを選ぼう

赤ちゃんと散歩する夫婦
© chikala - Fotolia

ハイシートベビーカーを選んだママたちは、砂ぼこりや路面からの熱を遠ざけられることや赤ちゃんとの目線が近いこと、収納スペースが広いなどといったことがよかったと感じているようです。両対面式やリクライニング機能のついたA型、コンパクトになるB型、3輪と4輪などベビーカーのタイプ毎に特徴の違いが聞かれました。

選ぶときには移動手段や収納方法など、実際に使うシーンをイメージしてみるのもポイントかもしれません。実際に店舗で見てみて操作のしやすさや高さなど確かめながら、それぞれにあったベビーカーを選べるとよいですね。

2019.01.07

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